年別アーカイブ: 2020年

面会中止

4月28日より、面会者を全面中止にいたします。
ずっと悩んでいました。
今生まれようとしている赤ちゃんのことを考えると、
もっと制限しよう、いや、もう少し頑張ろう、これでいいのか、全面禁止にしよう、
いろんなメリットデメリットが交差し、毎夜、このコロナ制限に関して、鬱々考えてしまう毎日。
何度、夜中に目が覚めて(うん、今日から面会中止にしよう)と思ったり、
でも、朝になると、不安なママの顔が浮かんだり。
他施設で働く人の声や現状、妊娠中のママの声、スタッフの声、いろんな情報を収集し、
でもって、自分自身もSTAY HOMEをやっている気分の落ち込みの中で
制限をかけなくてはいけないこと、
本当に苦渋の決断です。
そりゃ、もっと前から、全面禁止にするという縛りをかけることは、簡単でした。
一言、面会中止にします、と言えばそれで終わり。
コロナに関しては、リスクは1つ減ります。
でも、出産に関しては、リスクを一つ増やします。

 

たくさん考えました。
悩みました。
理不尽なこともあります。

東日本大震災や阪神淡路大震災の後がよぎります。

そのあと、直後から数年後にかけて、鬱になった人、PTSDになった人、パニックになる人、
虐待、自殺者、DVが増えたことも、その時期でした。
前向きに進んでいる人が多い中、
その人たちに、もう少し、フォローして上げれていれば、と反省やもどかしさを痛感しました。

目に見えることの、物資を送ることや寄付、自粛はできましたが、
その後の心のケアを必要とした人たちの援助やケアは、何もできませんでした。
(主語は、「私は」、ですけれど。)

だから、今回は、震災ではありませんが、人によれば、戦争!とか、
地震のように、一気に来るわけではないけれど、じわじわ来る震災と同じ!とも
表現する人もいます。
一気に、制限をかけて、ママの心のよりどころ、不安などのケアを完璧にフォローするには、
もちろんスタッフに負担がかかります。すでに、スタッフはたくさんたくさんのことを考えてくれています。
さらに、スタッフ自身も健康管理、家族のこと、考えなくてはいけません。
そこだけでも大変なのに、
さらに、ママや妊婦さんのケアも、となると、かなりの負担です。
期限なく続くわけですから。

今までも、かなりの制限をさせていただいてましたが、
さらに、ご主人も面会中止という決断をしました。
1つ1つ制限や中止する前に、徹底できることを徹底する、そうしていましたが、
その限界に来たようにも思えたから決断しました。
少しでも、ママの心のために、そして、命が生まれ、今しかない今の入院中を不安なく過ごしてほしい、その思いは変わらず、4月28日より面会を中止します。

ご負担、ご迷惑、ご不安をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

コロナは、目に見えず近くにいます。
家族の命を守るため、
自分の命を守るため、
日本の明るさが戻るまで、
元の生活が戻るまで、
手洗い実施、外出自粛、マスク使用、がんばりましょう。

早く、1日でも早く、元の日常に戻ることを祈りたいです。
eri.hosoda

 

 

その都度、日々・・・

毎日、コロナの話題ばかりで、精神的にも、身体的にも、疲労気味の毎日です。

今の楽しみは、いつかくるであろう、「自由」です。
それに向けて、いろんな対策を考えて、日々対策が変更されることをお許しください。

 

細田クリニックも開業以来、立ち合い分娩で家族のスタートを見守ることを継続しています。
外来では、可能な限り家族と一緒に毎回4Dを見ていただいかり、一緒に笑ったり。
不妊治療の方もご主人といっしょに来られること歓迎。
そんな雰囲気から一変。
この1カ月制限せざるを得ない、そんな状況です。
コロナにより、このような状況になるとは想像もしていませんでしたし、
こうなってしまった以上、
生きていくための努力をしなくてはなりません。
本当に難しいです。残念です。
コロナの撲滅にできる手段を行いつつ、
妊娠、出産、この、自然の奇跡も大切に大切にしたい。
家族が増える、大切な赤ちゃんが命として生まれてくること、これも、忘れず、
大切に大切にしたいです。
幸い、患者さまやスタッフの感染者はおりません。
でも、もう、すぐそこまでその危機は迫っている状況です。

現段階は、面会制限は夫のみ短時間で可能、
外来もできるだけお一人での受診で、
出産時の付き添いもご主人のみ、で、行っております。

でも、状況が変われば、もしかすると今にでも、さらに厳しい規制をかけなくてはいけません。

どうか、どうか、
基本の手洗い、人と接する機会を減らす、我慢の日々、
ママも、そしてパパも、よろしくお願いいたします。

eri.hosoda

 

こんな時こそ

一向に収まらないコロナウイルス。
2019年には、インフルエンザによる死亡者人数が3000人を超えています。
この3000人は、医師がインフルエンザと認めた人のみであり、
インフルエンザで肺炎を併発したり、持病が悪化し亡くなった場合は含まれていないのです。
インフルエンザで死亡する人も、こんなにいるのがあまり知られていない現状。
それなのに、今回のコロナウイルスは、
速報で患者発生数を発表したり、政府が動いたり、オリンピックまで延期になる事態。
インフルエンザとコロナウイルスと違うところは、
罹患者の人数や、死亡者、重篤者の数よりも、
薬や予防接種が現段階でない!ということなのでしょう。

布マスクを世帯2枚ずつ配布??、国家予算、つまり税金から200億円かかるそうです。
それよりも、
その莫大なコストを医療面に充てていただきたい、
一刻も早く予防接種、薬の開発ができるように費やしてほしい、
医療崩壊寸前の病院に援助してほしい、
もっと現実味のある援助をしていただきたい、
そう、1主婦、1医療者、1納税者として思います。

さて、そんなこと考えても、私は首相でもないので、何の解決策にならないので・・・

こんなにコロナというウイルスの自然の脅威を感じる中、
自然のありがたさも感じます。

天神川の桜。

ほとんど不要不急以外の外出をしない今年の春。
でも、天神川の桜、今年も何もない顔して咲いていたのです。
買い物帰りの道。風もなく、日差しも暖かく、雲もない青空。
保育園児も元気に散策中で、
本当は日本は平和なんだよな・・と思い、
ほんの一瞬、コロナを忘れる景色でした。

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eri.hosoda

 

新型コロナウイルスに関するお知らせ

テレビをつけても、スマホを開けても、人と話す時も、
いつもコロナコロナで、気分が伏せてしまいます。
世界中がコロナに乱されています。
こんなに世の中が、人が、素晴らしく発展しているにもかかわらず
目に見えないウイルスに、かき乱されていること。
本当に悔しいです。
健康を維持し、ウイルスの広がりを許さないこと、
それが基本、そして、まだまだ続くかもしれないと思われる、
今、を乗り越えていこうと思います。

この状況が、いつまで続くのか、不安になりますが、
そもそも、コロナウイルスは、風邪のウイルス。
不安や恐怖ばかりでなく、みんなで何か対策を考えるいい機会と思って、
過ごしていこうかと思います。
早く、インフルエンザのようにワクチンや薬が開発されることを祈るしかありませんね。

クリニックでも、いくつかの対策を考えています。

まず、入院患者様に関しては、面会制限をさせていただきます。

お産の入院が迫っておられる方は、
下記の文章を守っていただきたく、書面でもお渡ししています。

 

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面会制限実施のお知らせ
新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、当クリニックでは、
入院患者様の面会に関して、制限を実施しております。
入院中の面会は、原則ご主人のみとさせていただきます。

みなさまには、ご不便をおかけしますが、
当面の間ご理解とご協力をお願いいたします。

分娩時立ち合いの場合のみ、お子様可能にしておりますが、お部屋から出ることなく、かつ、分娩終了し帰室までとさせていただきます。
実施時期に関しましては、政府の動き、ウイルス拡大状況にもよりますので、
未定です。

医)産婦人科細田クリニック

 

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よろしくお願いいたします。

 

外来、母親教室は、延期、中止はできませんので、従来通り行っております。
(注!4月7日、変更いたしました。母親教室は、日時変更を行い、人数制限を行わせていただくことにいたしました。ご確認、お願いいたします。)

外来受診時は、本人と夫のみとし、本人とお子様だけの受診の場合は、受付に相談して下さい。

外来入口にある、消毒液にて、手の消毒をしてお入りください。

また、マスクを必ず着用していただくことをお願いいたします。
なお、医療用マスクも不足しておりますので、個々にお渡しすることができません。
必ず、自分でマスクを用意していただくことをお願いいたします。

発熱、風邪症状がある方は、先にお電話いただき、時間調整を行いたいと思います。
直接来られるのではなく、必ずお電話くださるよう、ご協力をお願いいたします。

こんな世界的に大変な時でも、お産は、延期でも中止でもなく、
行われます。
この日常が、ありがたくもあり、そして、守っていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

eri.hosoda

若い夫婦で

少し前、若い10代のFちゃん夫婦に、赤ちゃんが生まれました。

(もちろん、ここに書くこと、FちゃんママにOKもらってます)

ママのお母さん(ややこしいので、ここではおばあちゃん、と)
とは、知り合いなので、
妊娠の最初から、話は聞いていました。

すごく悩んで、考えて、葛藤しながら話し合いをして、
「産む」決心をしたこと。
周りの人、身内の人にも、驚かれたり、時には反対されたこと。
それでも、二人が揺らがなかったこと。
若い二人が産むこと、それだけでなく、そこから始まる、生活していくことの大変さ、
何度なく、家族で思い知ることがあったこと。
でも、その都度、
表に立たず、裏から支えるおばあちゃん(おばあちゃんという年齢じゃないけれど)は、
Fちゃんママに現実を語ってこられたこと。

すごく前向きに、いい方向に導かれていたのだろうなあ、と感じました。

お産の時、若いママとパパ、がんばりました。

パパそっくりの赤ちゃんが生まれてきてくれたその瞬間、
ママの笑顔、パパの微笑み、本当にかっこよかったなあ・・

今日、退院してから、久しぶりにパパ、ママ、赤ちゃんに会いました。

 

おっぱいも頑張っている様子。
夜中もしっかり頑張っている様子。
日々、パパはずっといっしょにいたいくらい、かわいがっている様子。
今日私に、抱っこさせてくれたママのしぐさは、我が子に対する慈しみたっぷり。
1か月経たない赤ちゃんが、穏やかで、ニコっと笑ってくれて、
なんといい子に育てていること、と感じる瞬間でした。
ママいわく、ママの小さい頃に、そっくりだとか。
でも、目を閉じた赤ちゃんは、やっぱりパパそっくり。
そうやって数分話しただけで、若い夫婦の笑顔に、安心しました。

10代の夫婦が、産むという結論を出すことは、
賛成、正解の場合、だけではありません。
でも、
Fちゃん夫婦に、赤ちゃんが運んできてくれたものは、
どんな楽しいことより、
どんな面白いことより、
もっともっと、大切なことを運んできてくれたんだろうなあ・・と思います。
なにより、10代と思えない、ママの成長っぷり。
Fちゃんの変身ぶり、成長ぶりは
拍手喝采です。
何なんでしょうね、ママをここまで成長させてくれる、
赤ちゃんのパワー。
だから、Fちゃんファミリーが出した結論は、大正解。
何のみじんもなく、本当に生まれてきて良かったね、という答えです。

この夫婦なら大丈夫、
このママなら育てられる、
このパパなら守ってくれる、
そんなところを選んで生まれてきてくれたんだろうなあ。

がんばれ!

自信をもって、パパとママの愛情たっぷりの子育て、できるよ!
心から応援したくなる、
今日の赤ちゃん、パパとママの笑顔でした。
ありがとう。
eri.hosoda