先月、クリニックで働くスタッフがお産しました。
元気な男の子!
開業した時からのスタッフ。
一番若手で、クリニックオープンの時からいてくれて、
クリニックの出来事を一緒に考え、味わい、悩み、喜び、、、
プライベートでも、彼と出会い、結婚し、妊娠し、、
そして、出産。
他の妊婦さんと同じように思ってはいるものの、
身内、家族感的な、もう一つの関係が、私たちの気持ちを
ドキドキさせました。
本格的な陣痛が来て、3時間で分娩室へ。
パパ、間に合うか!という早さでした。
そこから、少々、初産婦並みの時間がかかりましたが、
堂々と、立派に、生まれてきてくれました。
男の子!
みんな、待ってましたとばかりに
ママとベビーちゃんに、そして、パパに、
おめでとう!!!の声。
私は、生まれたばかりのベビーちゃんを見た瞬間、
涙が出そうな、ばぁば気分(笑)
出産してからの入院期間中は、
今まで働いていたスタッフやその子供たちが、祝福に来てくれていました。
(もちろん、その小さな子供たちも細田クリニックで生まれています。)
そして、現役スタッフの大きな子供たちも、面会に来ています。
小さな生まれたてのベビーちゃんに会いに、そして、触れて、
おめでとうを伝えに、やってきてくれていました。
家族って、父、母、きょうだい、だけでない・・・
おめでとう!と心から言えるつながりも、家族だな、と思いました。
手元にある、写真だけ、ピックアップ。
みんな、ベビーちゃんと記念に1枚。
みんな思い思いのことを生まれたばかりのベビーちゃんに語り掛けたり。
小さな子供たちは、何を感じたのでしょうか。
時には、 パパとママのこれからの幸せを語ったり。
本当に本当に、
元気に生まれてきてくれて、ありがとう。
みんなにいつも話してるし、母親教室でも強く話してますが、
妊娠はもちろん、さらに、生まれてきてくれることは、本当に奇跡。
ここに写っている子供たちも、みんな、奇跡なんです。
本当に奇跡・・・・。
その奇跡を起こすママは、命がけです。
命を懸けて、ここに写っている子供たちを生んでくれたのです。
だから、すごく新鮮に、
心から、ありがとうみんな、と思いました。
お金でも買えない、神頼みでも授かれない、そんな命。
身近なスタッフの出産で、そして、ここで生まれたすべての子供たち、
みんな、どんな命も奇跡です。
まだまだ、子供たちは、ママの命がけの奇跡を感じてはいないだろうけど、
きっと、いつか感じられる時があるだろう、、と思える成長が
たくさんの癒しをくれました。
本当にありがとう。
そして、心からおめでとう。
eri.hosoda