月別アーカイブ: 2005年12月

はじめまして(^^)

今日の朝8時49分、細田クリニック第1号の希望の出産がありました。
初産婦さん。里帰り。
とにかく、元気で「おぎゃー」と泣いてくれたときは、こちらも泣きそうでした。
なんというか、元気でよかった、とか、クリニックのスタートだ、とか、これから、もっともっといろんな事あるんだろうなあ、とか、まだ、臍帯でつながったままの赤ちゃんを見て一瞬にして感じました。
このお母さんは、12月30日予定日。初めてのお産で先週末でも全くお産の兆候がなく、おそらく年末年始の頃の出産かな、と私たちの予測。
何回か妊婦検診を受けていただき、スタッフ一同万全の準備と士気を高めていった真っ最中の分娩でした。
お産は、10人十色とは言われますが、1分先はわからないというのが現実。その時々に応じ対応しなくてはいけません。
今日お産されたお母さんも、問題がなかったわけではありません。
分娩まで、丸々二日間かかり、その間いろんなことがありました。
でも、院長とスタッフはもちろん、お母さん、お父さん、おばあちゃん、みんな協力して、理解を得て、分娩を迎えられました。
何より、たくさんの困難をそのつど理解し、乗り越えてくれたお父さんとお母さん、細田クリニックスタートの一歩を踏み出してくれた赤ちゃんに感謝したいと思います。
また、今日のお産に続き数週間後に生まれてきてくれる、また、それから先も次々と続いて生まれてきてくれる赤ちゃんに出会えることが、すごく楽しみになってくるそんな素敵な素敵なお産でした。              Eri.Hosoda

ホームページ

オープンして10日近くたとうとしています。毎日、患者様が来られて、勇敢な建物がクリニックとしての機能を果たし始めてきました。暖かくなってきました。
まだ、入院患者様はおられませんが、外来に来ていただく方々に、お祝いのお言葉を頂いたり、建物やスタッフの接客姿勢をほめていただいたりで、うれしい限りです。
そんな中、多くの方に
「早くホームページを更新してくださいよ」
とか
「楽しみにしてるんですよ」
と、言って頂いています。
本当に申し訳なく思っている反面、すごくうれしく思っています。
早く更新しようと、デザインや文章をまとめてはいるのですが、ホームページの作成より先にしなくてはならないことが、多くありまして・・・・。言い訳に聞こえるかもしれませんが、まず、来ていただく患者様にご迷惑、不備な点があってはならず、その準備で精一杯と言うのが現実です。
でも、ブログでご意見を頂いているように、これからクリニックに行こうとされている方にとって、ホームページは、大切なものなんですよね。反省します。もう少し、待ってください。
それまでの、繋ぎとして、情報を提供させていただきます。


診察時間・曜日・・・・・・月・火・木・金⇒午前9時~12時
                        午後4時半~7時
              水・土⇒午前9時~12時(午後休み)
              日・祝日⇒休み
              木曜日は婦人科疾患・更年期・思春期
                                    外来・不妊外来(他の曜日でも可能です)                                      
施設・設備・・・・・ 待合にはキッズコーナーがございます。
           駐車場は、クリニックより西へ50mの
           ところに11台。
           駐輪場はクリニック地下にあります。
           初めての方は、受付にお聞き下さい。
電話番号・・・・・・ 075-322-0311
住所・・・・・・・〒615-0883京都市右京区西京極南大入町88
アクセス・・・・・・西京極運動公園前バス停すぐ
          阪急西京極駅より徒歩7分
書き出したら、きりがなくあります。みなさんお聞きになりたいことがたくさんおありでしょう。なんなりと気軽にお電話下さい。また、ダイヤモンドシティ・ハナより西へ徒歩10分の位置にあります。お買い物のついでにお寄りいただければご質問にお答えさせていただけるとともに簡単なリーフレットもお渡しすることができます。
ホームページの更新は急いで時間を見つけてやります。来ていただく患者様や妊婦様に「まだ、更新しないの?」「ブログ楽しみにしてますよ」と言っていただけるありがたさを忘れないように、スタッフ一同がんばっていきます。
                    Eri・hosoda

出会いと別れ

オープンして5日間、大きなミスもなく来ていただいた患者様には笑顔で帰っていただくことができた。イコール「安心・安全」「信頼」「やすらぎ」を感じていただけたのであろう。スタッフの集結の賜物だ。
改めて考えると、スタッフとはまだ一ヶ月ほどしか顔をあわせていない。不規則な勤務体制のため、17人集まることはオープン以来ない。でも、お互い性格もわかってきて、クリニックのためにいろんな知恵を振り絞ってくれ、私も院長も助けてもらっているのが伝わってくる。今クリニックは師長や、主任リーダーを作っていない。院長の考えは、最初からたての列を作るのではなく、みんな横に並んで(もちろん院長も)、1つのクリニックを作っていこう、というのだ。しかし、面白いことに必然的に役割が決まってくるものだ。
看護師には、すでに、婦長・・とか、主任・・とか、嫌味なくあだながついている人がいる。また、物静かに見えて、決めの一言を言ってくれる人もいる。しゃべっていて時間を忘れる。
クラークは、今までの経験を元にまさに院長や私の知らないことばかりをうまくカバーしてくれる。2人のベテランと1人の新人だが、3人とも事務長だ。
ルームセクレタリーは、まだ、入院患者様はないが、いろんな発想の持ち主で、縁の下の力持ちだ。3人性格が違うが、クリニックに必要なキャラだ。常に笑いを起こしてくれる。
院長は、新しいパソコンと格闘しながら外来に奮闘中。しかし、居心地のいいスタッフに囲まれていることが一番うれしいようだ。まだ、貫禄はないが、このままでいいのではないかなあ~と思う。
私、1日中ピッチで呼ばれ、クリニックの中を行ったり来たり。みんなに教えてもらうことばかり。でも、確認しなくてはいけないことはきちんと聞いてくれる。反面院長の奥さんにはまったく見えないらしく、化粧の仕方の指導を受けてしまった(笑)。こんな、横並びのクリニック。スタッフが生き生きしてれば、患者様にもやさしくできる。院長の望み通りだ。
そんな中、別れもあった。クリニックを建てたいと決めた時からお世話になった建設会社の狩川さん、もう違う現場の責任者になっていかれた。融資において、日本の中で唯一助けていただけた銀行の支店長代理の菅井さん、担当が変わった。何で~!と思った。それから、設計事務所の松山先生をはじめ、加藤さん、延井さん、ずっと、いっしょだったから、今寂しすぎる。そんな、いろんな人に助けてもらったから、今のスタッフにめぐり会えて、そのスタッフと患者様を迎えることができる。人はつながっている。だから、来られた患者様がまた次のつながりを作ってくださることを願いながら、がんばっていこうと思う。

2005年12月5日

あと20分で12月5日月曜日を迎える。
このブログを打ち終える頃、日付は変わるであろう。
内覧会が無事終えられた。
12月3日(土)、前日の夜7時くらいまでまだ工事をやっていたが、その後急ピッチで内覧会の準備を行い3日の朝を迎えた。
最初の予定では、内覧会の予行練習をスタッフ全員で丸1日行う予定だったが、
まったく時間がとれず迎えた本番。しかし、スタッフは何年も細田クリニックの職員であったかのように、自分たちのクリニックを誇りに思い接客してくれていた。
3日は200人の方が来て下さった。
みなさん、感動してくださり、本当にありがたかった。なぜなら、私たちの考えは、来ていただく患者様には、今の時代、医療をする、という時代から医療を提供させていただく、という「医療+サービス」であることを意識して、設計していただきスタッフにも伝えてきた。帰り際に暖かいお言葉をいただき何度「ありがとうございます」と頭を下げさせていただいたことか・・・。うれしいと自然に頭が90度以上さがるのがわかった。
4日(日)朝から雨、この冬1番の寒さ。でも3日と同じく200人近くの方が来てくださった。中には新幹線で・・・全国から来ていただいていた。
心から、うれしくて感動して幸せに感じたのは、来られた方々が「スタッフの方々がお若いですよね。いい笑顔で対応がきっちりされてますよ」と言ってくださる方がたくさんいてくださった事。若い・・・・?20代前半の若いスタッフはほんの数人。でも、みんなの笑顔と接客姿勢が5歳は若く見えさせてたのであろう。
笑顔・・・・、それは、わがクリニックの自慢である。いつも自然に笑っている。明るい。
対応・・・・、私も院長も、本当に脱帽であった。こんな素敵なスタッフがいてくれることに涙が出て仕方なかった。みんな知り合って、一ヶ月。自分のクリニックとして振舞ってくれる姿がすごくすごくありがたくいいクリニックを作っていく、大きな支えであると思った。


こんな2日間。ここまでやって来れたことの感謝、そして、来ていただく患者様にやすらぎと安心、安全を自信をもって提供できる、その確信を得たこと、細田クリニックの誇りであると、感じさせてくれたこと、それが、院長と私の大きな大きなエネルギーになった。


そうして、今、12月5日0時10分、今日オープンである。細田クリニックのスタートだ。