毎朝、小学生の集団登校のグループとすれ違いながら、出勤します。
何気ない光景。
カラフルなランドセル。
私たちの子どもの頃は、赤と黒のみでした(笑)
毎日のことで、この長い列は、何年も変わっていない光景に見えるけど・・・・
よく見ると、数年前小さかった子が、今年は、集団の一番前とか後ろにいて、小さい子たちに
「まっすぐ歩いてーーー」と見守りながら声をかけています。
1年生はランドセルが大きくて、歩くとゆらゆらゆれていたけれど、
5年生6年生ともなれば、背中にフィット!!
子どもの成長って、目に見えてわかって、微笑ましい。
中には、その集団の中から
「うゎ、先生や!!!」
と、院長の顔を認識している子がいたり(笑)
今日の朝の光景、信号青で横断歩道を渡っていた集団が、
列の後半、青がチカチカ。
そして、赤に!それでも、前のお兄さんお姉さんに付いていく低学年。
見守りのお母さんが、
「ストップストップ!信号見て!!赤だよ!!!」と子どもたちを体で止めておられました。
そうなんですよね。
話に夢中になり、前に倣え!なら、信号も見ていませんね。そこは小学生。
車も、青になっていても、その子たちがストップするまで停止。
朝のせわしい中での、ほんの些細な気配りやさしさが、本当に大切です。
しかし、その隙間を自転車で駆け抜ける女子高生。
この女子高生たちに、この思いやりは、どうやって教えていくのしょうかね。
事故が起きてからでは、取返しつかないですもん。
この女子高生たちも、10年前は、こうやって集団登校していたはずだし、
あと10年ほどすれば、旗を持って集団登校に付いていく見守りのお母さんになるはずなんだけれど・・・・
そんなことを考える、年を取った私でした。
遅くなりました。