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ごあいさつ

~遅くなりました~

新年あけましておめでとうございます。
今年も多くの方々との出会いを大切に、
スタッフみんな、外来業務に、病棟業務に、励んでいきたいと思います。

 

新年早々、大きな惨事がありました。
能登の地震。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。
報道では、土砂災害、断水、交通障害、いろんな形で私たちに伝えてくれていますが、
それを知って、
私たちは、何をしなくてはいけないのか、何ができるのか、どうすればいいのか、
考える立場にいます。何度も考えています。
でも、まだ、行動できていない自分。
物資を送る?いやいや、何が必要なの?
ボランティア?いやいや、時間的に無理だし、行っても邪魔になるケースも。
寄付?募金?いやいや、まだ先も見えないし・・・

今、わからない、そして、できないので、
復興支援は長期にわたって必要だと思うので、具体的に明確な支援が要求されるとき動ける、支援できる心の準備はしておこう、と思います。
ひたすら、日常が早く戻られますように祈り続けます。

でも今すぐ、できること。
それは、
通っておられる方で、石川県、その近辺に里帰り予定を中止される方、
すでに紹介状をお渡しした方、
再度、細田クリニックでお受けできます。お申し付けください。

そして、航空機事故。
その飛行機に乗っておられた方、どんなに怖かったことでしょう。
目の前に見える窓越しでエンジンが炎を上げ、みるみる機内は煙が広がり、、、
想像したら、恐怖です。

原因を知ることも大切ですが、
それよりも、
その時の客室乗務員の方の動きは貴重な行動として、私たちも学ぶところがあります。
電気系統が切れ、機長とも連絡がとれない。
でも、客室乗務員は、お客さまの命優先で動かなければならない。
その時の尋常じゃない状況で、自分の気持ちも、お客さまの行動や気持ちのパニックを
少しでも、抑えないといけない。

何が優先か、誰が何をどう指揮をとるか、、、
頭ではわかっていても、客室乗務員も人間です。
爆発したエンジンの横で、行動できたこと。
死を感じる空間で、怖いに決まっているのに、仕事が全うできたこと。
それは、
客室乗務員のリーダーが、咄嗟時のセンスがあったのでしょうが、
それに従った他のスタッフ、乗客の皆さんは、本当にすごいと思います。

奇跡のようで、すばらしいことです。
それを学ぶこと身に付けること、それは、どんな職種であれ、今私たちに必要だ、と思いました。

暗い怖い話ばかりでなく、
個々に楽しいこと、うれしいこと、あったことでしょう。

それは当たり前ではないのですよね。
忘れがちですが、決して当たり前と思わず、今年1年も過ごしていこうと思います。

いやー、
個人的には、私のうれしいことは・・・(笑)
いくつかありましたが、
成長する孫を充分感じたこと(笑)
私の中学時代の友達の息子さんがドラマでひっぱりだこのM俳優さん!
プライベートでお世話になっている方の息子さんが、有名なO俳優さんだったこと昨日知りました!
数日前にも番組で拝見してたけど、その時は知らなかったんです!よく見るとお父さんそっくり!
お世話になっているDrのお嬢さんYさん、CDデビュー!いやいやその前に大手会社CMに出ておられるやん!
などなど、自分のことではないけど、知り合いのお子さまが目に見えて活躍されるのを見ると
すごく嬉しくってテンション上がります。

2024年もよろしくお願いいたします。

eri.hosoda

院長の自転車が・・・

9月の出来事。

お一人のお産を終えて、その時点で未分娩の方もいらっしゃらず、22時に帰宅の院長。
夕飯を食べて、休憩なしで、お風呂の準備。
予定日超えた方もいらっしゃらないし、今日の夜は、もう誰も生まれないかなぁと話しながら
お風呂場へ向かいました。

その3分後くらいに、携帯がなり、私が対応。
「先生、お産です。経産婦さんだし、早いですよ!と伝えてー」と言われました。
即、私は、そのまま話しながらお風呂場へ向かい、
「お産だって!!!!早そうだってよ!!!!」
と叫びました。ちょうど、先生、頭アワアワ状態。
シャワーと湯船のお湯、ダブルでかけ流し。
バスタオルを背中に置くだけのふき取り。
ほぼ濡れた頭と体に、用意したパジャマでなく、シャツと今脱いだ服を着る。
玄関に走る院長を、私が、上着と鍵と携帯を持って後ろから追いかける。
超マッハで動いてる院長を私は、
「早く早く、は、や、く・・」とだけ掛け声。
靴下と靴を同時に履いて、外に飛び出す。
もう、汗なのか、お風呂のお湯なのかわからないドボドボ。
その間2~3分。ある意味、慣れたもんです。
クリニックまで、自転車で猛ダッシュ1~2分。
そんな時は、いつも鍵もせず、自転車を駐輪場の壁にもたれかけるように停めて。
即、中に入り、分娩室へ駆け込む。
お産には間に合ったようで、30分後には、院長から
「無事に生まれたよ」のLINEが来ました。
こんな呼び出しの光景、よくあるので、スタッフは
私がやきもきしながら院長の送り出しをしていることを百も承知。
スタッフからも、
「大丈夫ですよ~。先生間に合いましたよ~。お風呂だろうなと思ってました~」
とLINE来ました(笑)
その後、いつもですが、生まれた赤ちゃんやママの様子をしばらく観察し、
大丈夫を確認してから、帰宅。

ちょうど夜中の0時半ころでしたが、院長、帰ろうとしたところ、
ん?????
置いた場所に、自転車がない!!!!!!
置き場所、勘違いしてるか?いやいや、ここしかない!!!!
と、何度も確認したけれども、やはり乗ってきた自転車がない!

トボトボ、歩いて、院長帰って来ました。
テレビを見ながら待っていた私に、
院長、「ただいまー」ではなく、
「僕の自転車、取られた・・・・」の第一声。
私「なんで!!!え!!!!うそ!!!!!」
叫ぶしかなったです。

座ることなく、その足で、防犯登録番号の控えをもって、
近くの交番へ盗難届けに行きました。
そこでは、想定外の多くの質問があったらしく、1時間後に交番から帰宅。
むなしい気持ちで、2度目のお風呂に入る院長でした。

 

それから、もう1か月くらい経ちますが、
盗難自転車、出てきません。
買い物などで近辺の道を通る時、自転車のたまり場?みたいなところに目を向けても
ありません。

だれか、何のために、取っていったのでしょうか・・・。
知ったところで、納得などできませんが・・・。
スタッフが翌日、必死で防犯カメラ見てくれましたが、
人がわかっても、誰かわかりません。
何だか、悲しい出来事。
遊びで乗ってきた自転車ではなく、
仕事で、しかも、必死で駆けつけたクリニックの敷地内。
防犯カメラも付いています。
何で??誰??しか、言えません。

まだ、新しい自転車は買っていません。
夜中の呼び出しは、私のママチャリで代用。
朝の出勤は、徒歩。
数分ですが、歩いて、「体には良いな、、、」と、プラス思考な発言の院長。
もちろん、内心は怒ってますし、悔しがってますが、、、(笑)

eri.hosoda

最近いろいろ話

いつまで続くのか、この暑さ。
少しは、秋を感じるかな、と思う一瞬もあるのですが、少し歩けば、汗が流れ、
まだまだ、半袖で充分いける気候です。

 

それにしても、カメムシの大量発生!!
先日の朝、クリニックの駐輪場の白い壁に数えられない数のカメムシが付着・・・・
100匹以上いたのではないかな・・・
出勤してきて第一声!思わず、
「キィェーーーー!!」と、絶叫に近い声を出してしまいました。
即、スタッフが除去してくれて、患者様が来られる頃には、姿消していましたが。
本当に、異常!
クリニックに寄り付かないよう、退治方法、考えておきます。
(あるかな・・・)

 

ある日のスタッフとの会話。
今と昔の言葉や電化製品などの違い、が次々に出てきて、大笑い。
アベック、、、今はカップルやな(笑)
テレビのチャンネルを回す、、、今、チャンネルを回す意味すら理解してもらえない
               (注 院長、常に使ってる言葉)
電気をつける時、紐を引っ張る、、、寝る時用に長く伸ばしてたよなあ、、
ナウい、、、久しぶりに聞いたけど、あるスタッフが自然に会話の中で使ってた(笑)
とっくりのセーター、、、これも院長がよく言う((笑))
写真機、、、わかるけど、私の年齢ですらカメラしか言わない!
ちり紙、、、ティッシュしか通じないですね、今
エメロン、、、わかります??わかる人、年齢わかりますよね(笑)

などなど、年齢の近いスタッフばかりで、楽しい時間を過ごしました。

 

穏やかな日常があること、幸せですね。

 

eri.hosoda

 

看板

暑すぎます。
天気予報で、37℃38℃の予想温度を見るだけで、卒倒しそうです。
昭和の私たちの子どもの頃は、30℃になれば、今日は暑い!と言いまくっていたのですが、
今では、30℃なんて、涼しく感じてしまう、人間の慣れ。
その内、40℃が当たり前のように出てくることだけは、やめてほしいです。
自然現象ですが、何とかならないか、、と答えのない不安を覚えます。
昨日、車の温度計が41℃を表示していました。
砂漠の真ん中のような(砂漠に行ったことないけれど)、そんな毎日です。

 

さて、車で受診の方は、お気付きでしょうか?
クリニックの駐車場の看板を新調しました。

以前の看板。
明らかに、開業当初から比べると、色も塗装も、
ボロボロ、そして、ハゲハゲになっていました。

何度か来ていただいている方には、駐車場の場所も知っていただいていると思いますが、
初めて来られる方に説明するときに、看板が目印になることは大切なこと。
これで、はっきり、読み取れるようになりました。

 

あの場所で、毎日、太陽を浴び、排気ガスを浴び、
こんなに暑い日には、焼けるような太陽の熱を朝から日が沈むまで、まともに浴びて、
冬の寒さは、雪が吹き付けて、凍り付く時もあります。
人間だったら、とっくにギブアップの環境。
その証拠に、この看板の裏にも同じような看板があります。
(車で五条通りに出る時に見える位置)
影になっているので、劣化も少なく、字もはっきり見えます。
場所によって、ここまで違うのか、、と思ってしまいました。

古い看板には、
「ごめんなーーこんなにボロボロになるまで放っておいて、、、」
と思わず声をかけてしまいました。

 

クリニックのあちこち、劣化、消耗しているハード面。
少しずつ気付いたら、優先順位、コスト面、を考えて、
新調、補修したいのですが、なかなか思う通りになりません。
とりあえず、看板!
また、見てみてください。看板eri.hosoda

1か月過ぎて

5月8日からほぼ1か月経ちました。
日常が、ほぼ戻ってきました。
外食店でも、パーテーションがほとんど外されています。
お店の方もマスクなしのところ、増えてきました。
お店入口でのほぼ検温もなくなりました。
ソーシャルディスタンス、、懐かしい言葉になりました。
テレビで顔なじみになってしまっていた、感染症専門医師の出演、減りました。
化粧品売り場、シートも外され、活気出ています。
学校行事、地域行事も、もとに戻りつつある段階。

まだまだ、マスクを使用されている方が多いですが、
一人でウォーキング、自転車、バイクで通勤、など、感染リスクのない時は
マスク着用のメリットはないわけですし、むしろ、外した方が健康に良いこともわかっています。
今はまだ、涼しい時間帯もあるので、新鮮な空気をたっぷり、体の中に取り入れてあげましょう。

 

小さい子たちの感染症が、諸々流行っています。
コロナで、感染症のとらえ方が敏感になっているのかもしれません。
以前から、インフルエンザや夏風邪、ありました。
ただ、罹りやすくなっているとのことです。
そりゃ、この2年間、ほとんど人と接さず、行事ごともなく、行くところ行くところでアルコール消毒、大きな声を出さない、幼稚園学校、マスクしなさいでした。
そりゃ抵抗力なくなっていて当然です。呼吸器弱くなって当然です。
これからは、マイナスだった成長期の大切なことを取り戻してほしいなあと思います。

余談
私も、口内炎。
マスクを外したら、すっかり良くなりました。

 

クリニックも明るくなりました。
超音波を見ながら診察室から聞こえる、パパの声が新鮮で、
待合室でパパとママが会話する姿、
病棟では、生まれた赤ちゃんにご対面するご家族、
産後の入院中、洗濯物を持ってくるおばあちゃんの笑顔、
やっぱり必要ですよね。
私たちもいろんな感情がよみがえってきました。
エレベーターの稼働率、この1か月、上がっています(笑)

 

でも、
感染症に関係なく、出生率、減っています。

でも、それでも、ひとりひとりの命が生まれることは、みんな、
家族、人、にとって、何よりも大切なことです。
そこに携わる、私たちの仕事。
命に向き合う、そしてスタートする、お手伝いしかできませんが、
ありがたいことと改めて思い、精一杯、頑張っていこう、と思います。

 

隔離生活、面会中止、、、マスク、消毒、、、
などなど。
そこから学べたこと、大切にしながら、
忘れてはいけない「普通」を思い出していきたいです。

 

eri.hosoda