サッカーワールドカップの話題が ニュースやワイドショーで盛んに言われている。
私にとっては、全く興味なし。
主人にとっては、この上ない楽しみ・・らしい。
先週は、ほとんど毎日夜中にお産があり、ほとんど自宅で寝なかった。
それは、仕事柄、仕方ないことであるし、うれしいことだけど、ここぞとばかりに、夜中のサッカー中継を見いる主人をみて、私はあきれモード・・・。
日本戦なら、100歩譲ってわかることもできるけれども、聞いたことのない国や、デンマークとか、オランダとか、自分に何の関係もない国の試合。いったいどちらの応援?と聞きたくなる国同士の試合を見て、なぜ、解説を交えてテレビの前に居座れるのか・・。応援できるのか・・。
いったい何人?先祖はオランダ人?デンマーク人?と思ってしまう。
私に興味をそそろうと、必死で会話を持ちかけてくる。
主人「今年のワールドカップは南アフリカだから、治安悪いから、女子アナはリポートに行ってないんやって」
私「ふーん」・・・・っだけ。
私「あの、蚊の鳴くようなウ~ンウ~ン・・という観客席から聞こえる超音波のような鳴り物、何なん!!うるさすぎる!!」
主人「あれはな、南アフリカの民族楽器で、ブブゼラって言ってな・・・」
そんなの全く興味なし。ブウゼラか何かしらないけど、耳に残る音、うるさい!というイメージしか残らない私。
本当に笑えるほど不思議な、にわかサッカー狂、の主人。
なぜ、あんなに集中できるのだろうか・・・。
少々なら全然構わないけど、仕事以外のほとんどをサッカー観戦ときたもんだから、会話の返事もままならず・・。
サッカー経験者でもなく、熱烈なおっかけファンでもないのに・・。
いっしょに生活している私は苦痛?(笑)でしかない。
夜中の3時4時に、お産を終えて帰宅すれば、主人はサッカーを見ているのだ。
疲れて帰ってくる私は、あきれるやら、不思議やら・・。
「世間の男の人はみんなそうや!」と言い切る主人だけど、無知な私はそう、言いくるめられているのではないか・・とも思う。なぜなら、夜中に帰宅する際、どこの家も電気は消えている。夜中にリビングが煌々と電気が付いている家はほとんどない。
そこで、約束した。
お産があって徹夜だったら、疲れた、や、眠たい・・と発してもいいけれど、サッカーを見ていて、次の日、眠たい、は絶対言わないようにね!!と。
ほんの30分でも寝られる時間を、自ら起きてサッカーを見ているのだから・・。
私なら、気になる試合があったとしても(絶対ないけど)次の日の新聞やスポーツニュースで十分と思ってしまう。それより、寝たい。
主人には、次の日のために、30分でも長く寝たら?と思う気持ちは全く通じない。本当に、どうなってんのっ!!!って感じだ。
eri.hosoda
5月を振り返る
もう、6月に入ってしまいました。
今日の朝、半袖の制服を着ている息子を見て
「なんで半袖なん?まだ、行き帰り寒いやろ?」と聞くと
「今日から衣替えやし」と律儀な答え。
(他はだらしないのに、他も律儀な面見せてくれ!)と思いつつ、納得。
そこで、6月に入ったことを始めて認識。
クリニックへ来れば、スタッフから5月の実績シフト表が提出。
月始は、個々にシフトを出してくれるのを待ち、給与の計算をするのです。
「もう、給与計算の日か・・」
「そうですよ~、もう6月ですよ」とスタッフと会話。
受付スタッフも、半袖の制服でした。
6月。今年も、半分過ぎようとしています。
今年の5月はここ最近になく、過ごしやすく日によってはまだまだ肌寒い日もありました。なので、エアコンもつけないし、電気代の安い月かな・・(笑)←主婦としては、すごく助かる月です。
5月は、あまり夜中の分娩に当たらなかったので、比較的自宅で寝ることが多い月でした。
母の日には、娘から私の大・大好きな甘いものをプレゼントされました。
息子からは「母の日って過ぎたよな~。前の日の夜まで覚えてたんやけど、次の日には、すっからかんとわすれっとった・・。もうちょい待ってて・・。」のことばだけいただきました。来年まで、すっからかん・・と忘れている予定なんでしょう。
実家の母には、主人と選んだフラワーを送りました。
クリニックの外、五条に面した壁際のさつきが、危機です。
去年の連休明くらいには、全て壁沿いに白い花を咲かせていたのですが、今年は、先週くらいにやっと一部の花を咲かせただけです。緑の葉も出ていない箇所があり、近いうちに、何らかの対策を考えないといけません。
2~3年前、院長の友人の植木屋さんに、「ここに緑を植えることは緑がかわいそうでっせ!」と言われてしまいました。
五条に面する陰のないクリニックの正面は、ある意味、熱帯地帯で緑は無理、かつ、排気ガスは天敵だそうです。でも、素人考えの私は、だからこそ何かホッとする緑を植えたい、と思うわけです。でも、プロが言うなら、やはり、無理なのか・・。
スタッフも毎日雨の日以外は、必要な水やりをしてくれているのですが、真夏は朝から地面の温度は40度を越すくらい。あっという間に干からびる土壌です。
何か、いい方法を考えます。
しゃくなげも、やや危なげです・・。
こんな5月。
6月も変化のある、活気ある月になりますように・・。
eri.hosoda
書くこと
さかのぼって約5年間、163回この今日のひとことにエントリーしている。
自分であまり振り返ることはないけれど、たまには、読み返すこともする。
このクリニックのブログは、個人的なことや、全く関係のないことは、まずいかな?と思ったり、クリニックに関係のあることでも、すごく、言葉を選んでしまうし、個人名を出したり、こちらの偏った一方的な感情や意見は控えなくてはならない。
でも、正直な思い、伝えたいことには偽りなく表現したい。
そう思いつつ、言葉(会話)で表現するのと、文章で表現するのでは、全く捉え方が違ってくる。
会話は、表情や補足の言葉、あるいは、しゃべる場面によって、言葉そのものの選び方、使い方の違いもある。
でも、文章は、一方的だし、相手の捕らえようによってすべて変わってしまう。
時々、「いつもブログ読ませてもらっています。すごいですね。」と妊婦さん・患者さん、そのご家族の方から言われる。でも、私は「ありがとうございます」という反面、(私、すごい人でもないです!!普通のおばちゃんです!!)と心から思う。
スタッフや友人は、「私」・・という人間を知ってくれているので、私のダメなところ、できないところ、間抜けなところ、もすべてわかってくれているけれど、全く私と接することがなくブログを読まれる方は、私の個人的な思いを限られた文章で書くほんの一部であることをわかって欲しい。
私は、いろんな人のブログをいつも読むようにしている。
同じ産婦人科関係の方のブログ、
他、こちらで出産された方のブログやmixiなどもあるし、
滅多に会えない友人の日々を垣間見たり、
全く関係ない方の「雑貨屋さんめぐり」などの日記もあり、私が満たしたいけど満たせない世界も覗いてみたりもする。
それらを読みながら、
「この人はこう思ってるだろうけど、私はありえへんわ~」
「この人毎日ランチに出かけているけれど、一体どんな生活してはるんやろ~」と
思ったり、想像してしまうこともある。
でも、実際は文章だけではわからないし、毎日ランチに行かれている記事を読んでも、ランチ以外の時間は、大変なハードな時間を過ごされているのかもしれないし、ランチを食べて何か記事を書かれる仕事かもしれない。ブログだけの文章では、わからないこと。
でも、こうして、いろんな人のブログを見ることは、自分の考えや思いをめぐらし、いろんな感情や思い、想像を持つ、いいチャンスなのかもしれない。頭の刺激になっている。
なので、このブログを書くことも、山ある題材の中から、自分なりの表現を、そのときの感情でエントリーする、いい体験なのかな?と思っている。
私のブログもどんな解釈をされているのか~?と頭をよぎってしまうけど、
これからも、嘘偽りだけはなく、更新し続けてみようか・・・と思う。
時間ある限り、お産のことや、クリニックのこと、時には、院長やスタッフのことを、私なりの言葉で、ドンドンと・・・。
(毎日はやはり、無理(><)・・)
eri.hosoda
友人の出産
産科歴ん十年になった今、1000例を越すお産の介助をさせてもらい、
かつ、赤ちゃん係りや、分娩のその場面に居合わせることを含めば、数こそ数えてないけれど、2000例3000例は、命の誕生に立ち会っているように思う。
そんな中、先日、友人の出産があった。
20年以上の友人。お互い家族ぐるみで、結婚前から知り合う仲。
命に対する責任感はどの妊婦さんも同じだけれども、医療者と妊婦さんの関係だけでなく、それプラス友人という感情が入ってきてしまう。
だから、また違う緊張感と心境が新鮮にある。
彼女は、同業者だから、いいお産をしなくては・・と本能的に思っていたのかもしれないけれど、陣痛が強くなってきて生まれる寸前でも、すごく冷静で、丁寧で、おなかの子どもにいつも語りかけて、理想の出産をしてくれた。
三歳のお兄ちゃんも立派に立会い。ここで生まれたこと覚えているかな~なんて話ししながら。
パパも、ビデオとカメラと、そして、ママの手とお兄ちゃんをあやしながら、がんばってくれた。今、思えば、どうやってそれだけの仕事を巧みにこなしていたのか不思議ではあるけれど・・。
本当に ありがとう・・だ。
総合病院にいるときも、多くの知人に分娩介助を頼まれて勤務時間以外に分娩に立ち会ったことも何度もあった。
開業してからも、何人もの、知人・友人が妊娠・出産にやってきてくれる。
それそれ、鮮明に覚えているから不思議だ。
思い起こすと、仲がいい友人集まれば、その子どもたちみんな、生まれた瞬間から私の手に触れて生まれてきてくれたんだなぁ・・、おぎゃ~の第一声を家族といっしょに聞けたんだなぁ・・と思うと、かわいくて仕方ない。
信頼して、細田クリニックにきてくれるのはすごくありがたいことだし、友人の出産場面に居させてもらえることに、改めて感謝感謝だ。
そのちびっ子たちまでも、エリちゃんとか、エリコさんって普通に私のことを友達と思っているところも不思議・・。
友人だけでなく、外来から知り合っていく妊婦さんも何度も会ううちに、世間話をしたり。巷を歩けば、声をかけてくださり、家の前でジャージ姿で草引きをしていれば、「先生!」と声をかけてくださったり・・。町内会の会合へ行けば、知ってる方々ばかりだったり・・。
どんどん人の輪が広がっていっていることを実感する毎日です。
eri.hosoda
ひんやり雨・・
もうすぐゴールデンウイークだというのに、まだクリニックの中は 暖房がONになっている日が多い今年の春です。
ひんやりとする朝の外来のスタートですが、時間とともに、(詳しくは、70人を越え出す時間帯かな?)院長も外来スタッフも夏の雰囲気で「今日は暑い!」と真逆のことを言い出すのですけれど・・。
そういう今日も雨です。
本当に今年の春は、寒かったり雨の日だったり・・。
自宅とクリニックの間は、歩いても5分ほどなので雨でも不自由はしないのですが、それでも、雨は嫌なものです。
特に、夜8時くらいの雨の日の帰り道、テクテク歩いて「今日の夜は何を作ろうかな」と考えつつ、「今日は忙しかったから、手抜きをしたいなあ・・でも、ちゃんと作らないとダメか・・」など自問自答しながらスーパーへ。買い物をし、仕事のカバンとスーパーの袋と傘を両手に持ちながら歩くと、何だか「何してんだろうか・・」と暗い気分になってしまいます。
多くの女性が、月経前症候群という状況になるくらい、ホルモンだけでも気分や体調が変わるもの。それなのに、こんなに春らしくない日が続けば、気分はマイナス思考に輪をかけた状況になってしまいます。
(注・・お産を終えられた直後のお母さんは、雨でも、晴れ晴れとされておられるので、雨イコール気分が憂鬱ではないとも思うのですが・・。)
日々仕事と家庭の中で、何でもズバズバ答えが出せて、すごく快適な気分になったり、かと思えば、自分すら見えなくって自分の中だけで何かを解決しようと小心者になったり・・。だから、せめて、洗濯物がカラっと乾いて、仕事帰りに自転車でピューンと買い物に行けて、ジャケットを着なくても快適な気候・・。主婦って、それだけで気分が晴れるのだから、そんな日が多くあってほしい・・と思う女性の一人です。
eri.hosoda