クリニック正面花壇・・。
コルジリネ レッドスターもダメでした。
夏に植え替えをしていただき、今度こそ・・と期待をしたのですが、やはり、五条天神川の環境には耐えられなかったようです。
100%枯れてしまったわけではないのですが、何とか生きてますって状態だったレッドスター。見た目が、なんだか、品粗になっていました。
そんな状況の中、
またまた、院長の同級生の植木屋さんが、見かねて、自ら植え替えてくださったのです。(以前のコルネシア レッドスターの請求書、まだ、もらってないのです。催促はしているのですが、その植木屋さんも育たない植物に納得できないようで・・)
今回、知りあいの同業者の方にも、いろいろ聞き、調べてくださいました。この過酷な環境で育つ緑を。
その結果が、アベリアです。
まだ、低木で花もないですが、アベリアは土も選ばず、水も普通にあげていれば、お・そ・ら・く・育つでしょう・・とのこと。ネットで見たら、きれいなかわいい花です。
これがダメなら、もう無理!と印籠を渡され、
「それでも、緑を・・というなら、もう、他の業者に変えてや・・!」と苦笑いされました・・!
なので、これが最後だと思って、アベリアに期待します。
土も少なく、夏は灼熱、車の排気をもろに浴び、かつ、みんなの期待は大きく・・・。アベリアさんごめんなさい・・という思いだけど、それでも成長を期待します。
それから、私たちの知らない間に、こっそり来て下さり、作業をしてくださったHさん、ありがとうございます。職人姿に感動しています。今度こそ、大切に育てます。
eri.hosoda
11月1日
5年前の今日、11月1日11時から、開業をするためのオープニングスタッフの顔合わせの日でした。
何もわからないし、一人ひとりの個性もキャラも何もわからず集まった日。
そして、そのスタッフから、その後に来てくれたスタッフへ受け継がれて、ミキシングされながら、今のクリニックがあります。
すごく膨らんで行き、クリニックそのものの温度が上がっていくのが体感します。
ありがとう・・。
さて、先月は院長の誕生日。
29日です。
朝から、何かとバタバタとしていて、優雅な時間はありませんでした。
そんな中、夜診の始まるほんの数分前、出勤しているスタッフがみんな集まって
院長におめでとうを言ってくれました。
一人のスタッフが、携帯の音楽で「HappyBirthday」の曲をダウンロードしてくれて流してくれたようです。
(私は業者さんと電話中で参加できず・・)
そして、プレゼントをいただきました。
ライトグリーンの白衣。
少し前から、そろそろ新しい白衣欲しい・・と口にしていたので、スタッフからのこのプレゼントはピッタリだったのです。本当に偶然。
ラッピングもグリーンに統一されて、カードもグリーン。
これを着たところの写真も撮ったのですが、光の関係で、グリーンには見えず、ホワイトに見えたので、頂いた直後に撮った写真を載せました。
もう、おめでたい年齢でもなく、子どもたちも「すごい年とったなぁ・・」との感想のみ。(本人もドンドン年老いていくのが嫌で嫌で仕方ないようですけど・・。)
早めに買い物行って、夕飯くらい好きなもの・・と思っていたのですが、お産があって私の帰りは20時過ぎ。だから、いつもの冷蔵庫の中にあるもので作る定食屋のような夕飯です。
1本だけあったチュウハイを家族で分けて乾杯だけはしました。
家でのお祝いはそれだけ・・。
唯一、スタッフからのプレゼントがお誕生日らしい証です。
すごくすごくうれしかったようです。
うれしいなあ・・すごいな・・ありがたいなあ・・。
本当に、感謝です。(by院長)
eri.hosoda
別の顔
今日はスタッフネタです。
いつも制服や白衣でクリニックの中でがんばってくれるスタッフの別の顔。
クリニックの中には、二人のピアノ教師がいます。
一人は受付スタッフ。
彼女は、大学もその専門で、今も現役のピアノの先生。
その合間にクリニックの医療事務をこなしてくれています。
生徒さんも何人もおられて、かつ、出張ピアノ弾き?(なんと言ったらいいのか、結婚式場などでピアノを弾いてくれているお姉さんいますよね。その仕事です。)もやっています。
さらに、もう一人は看護師です。
20年以上ピアノを引き続け、看護学生の頃にピアノのインストラクター資格を取得したとか。
趣味の世界で、ここまでやれるのは尊敬です。
他にも、スタッフの中にはピアノを習いに行ったりしている人もいます。
私も習いに行きたい思いはあるのですが、続きそうもないので自己流で練習中。
(幸い?スタッフに二人もプロがいるので、よく質問させてもらっています。)
ピアノだけでなく、テニスに精進しているスタッフも数名・・。
私も若かりし頃2~3年テニススクールに通ってましたが、全く上達せず、テニスのかじりしかできませんでした。ずっと、初心者クラスでしたっけ(汗)・・。
他に・・・・。
だれも知らない間に立派な資格を取っていたスタッフも。
クリニックで働きながら、誰にも知れずちゃんとした資格をしっかり勉強して取得。こっそり私に教えてくれました。驚きと尊敬はもちろん、私にすごく渇を入れてくれ、私もいろんなことにがんばろうと思えるうれしい報告でした。
(本人の希望で全く内緒ですけど・・)
趣味や特技ではないですが、ホットヨガに精を出して、健康のために5キロ痩せた人も。彼女、2ヶ月ほどで、本当に痩せたんです。しかも、変なやせ方でなく健康な痩せ方で。
別のスタッフで、数年前に努力して10キロ以上痩せて現在も維持中・・。全く元に戻る気配なし。
私はダメです。健康のために、痩せたい痩せなくては・・という思いは日々お風呂に入るたび強く思うのですが、数々の誘惑に負けてしまうのです。
スタッフと二の腕をつかみ合いして、今の私の体型を反省させてくれてはいるのですが、それでもダメ・・。クリニックの中で1番2番くらいに太い二の腕を持っていることが判明したにもかかわらず、努力が足らず痩せません。
いろんな趣味、特技、継続をいかし、自分の人間性を高めているスタッフがそろっていることにいつも尊敬。そして感謝です。
eri.hosoda
絶滅危惧種??
ある記事で、産科医は絶滅危惧種だ・・という文章を見た。
絶滅危惧種?
絶滅危惧種のイメージは、野生動物で、かつ、保護しなくてはいけない生き物、という意味が大きい。たとえば、佐渡島のトキや屋久島のイリオモテヤマネコ・・。
でも、それらの動物が、もし、万が一いなくなっても、人間の生活にさほどさしつかえはないが、産科医がいなくなればたちまち困る。
確かに、消え入りそうな産科医。でも、野生ではない。自ら、産科医を辞めていってしまわれる。野生動物は、環境破壊などで生きていけなくなっているのであろうが、産科医もそれと同じように環境を整えて、自ら辞めていかれる産科医を守らなければ、絶滅してしまう。
なら、産科医の環境?どうしようもない・・というのも現実だ。変えようがない。
全国で・・、こんなに人口の多い日本で7900人ほどしか、お産に立ち会う産科医はいない。
しかも、この人数は数年前で、平成22年の今はどうだろうか?少なくなっているに違いない。
この7900人が多いか少ないかは、数字だけ見ても、見当つかないかもしれないけれど、小学校の先生は43万人いるのだ。その先生は6年間分の先生ですよ、と考えて、1年間分の先生の数にしてみても、7万人強。
産科医の10倍以上の数で、小学生を育んでいるのだ。
だからといって、医学生に「産科医にみんななりましょう・・」と言ったところで、24時間拘束、夜中も呼ばれる仕事、土日も正月も白衣を着る科。率先してやってくれる人は少ないと思う。
どうすべきなんだろうか?
どうしようもできないけれど、不安な気持ちになる。
今はまだいい方なのかもしれない。でも、今生まれた赤ちゃんが、母や父になる20年、30年後を考えると、今より良い環境になっていて欲しいと思う。
対策?国なのか地域なのか、医師会なのかわからないけれど、絶滅危惧種なら、トキやイリオモテヤマネコのように保護する対策が必要になってくる。
小児科医は、お産に立ち会わなければいけない・・とか、産科はなくなり、外科や整形の外科系の病院でお産を行ってください・・という制度になるかもしれない。
でも、そうなったら、それはそれで、医師への負担が増大することには間違いない。昔のように、家で産みましょう、となるかもしれないが、そうなれば母や赤ちゃんの救える命が救えないことも増える。
助産師、産科の看護師も同じ。産科医と協力してこそ、安全なお産の手助けができる。
こんな小さなメモ書きブログで考えていても何の進歩、発展にもならないけれど、今、書き留めておき20年後、30年後に振り返ってみたい。
今より、もっともっと安心安全なお産ができるようになっていますように・・。eri.hosoda
番外編
昨日から、やっと涼しくなり、寒いと感じるほどの気温になった。
人間とは勝手なもので、あんなに「暑い暑い」と言っておきながら、ここまで涼しくなると「寒い・・ここまで寒くならなくてもいいのに・・」と勝手なこと言ってしまいがち。
でも、暑いより、やや肌寒い方が過ごしやすく、食べることも楽しみになり、寝るときも楽になり、短期間で貴重だけど、今くらいの季節はうれしい。
さて、タイトルに出した番外編。
クリニックやお産の話ではなく、院長の話・・。
院長というより、夫の話し・・。この写真は主人の作った料理。
もちろん主人のキッチン作業は休みの日しか無理。
そんなある休日。
私も、平日は夕飯が作れない日もあるので、作れる日はできるだけたくさん、栄養も考えて、日頃作れないものを、かつ翌日のお弁当になるものを(笑)・・と考える。
その日も、殆ど準備ができ、あとは何か緑のものを添えようと、青梗菜を洗って、ざるに置いておいた。食べる直前にごま油で中華風炒め物にしようと思って・・。
そこで、私は、他のことをゴソゴソとやっている間に・・。
主人がひそかに作り上げたのは、青梗菜とベーコンのスープ。
味付けは、牛乳とコンソメと塩コショウかな・・。
簡単で栄養もあって、私もよく作るけれど、横取りされた青梗菜が中華から洋風になっていた。
やや辛めだったけど、充分満足。
その日は、和洋中と品数たっぷりの定食屋のような夕飯になった。
日頃、私のサイドで作ってくれる料理。
味噌汁なんか、私が作るより濃いめの味付けなので、私のよりおいしい。
ハンバーグなんかは、なかなかお店で食べるように硬めにできないから、何回もチャレンジしたくて作ってくれる。
カレーも、私は甘口メインで作るけど、主人は辛口メインなので、それも私の知らない間に作ってくれる。辛口たっぷり入れて・・。
お好み焼きや焼きそばは、私は全くノータッチ。もう少し修行したら、お好み焼き屋さんに転職できるくらい。
いつからか、やり始めた料理もドンドンレパートリーが増えてきた。
主人の友人たちが
「フレンチトーストを作った」とか、「休みの日は僕が食事は作る」、そんな会話に触発されたのか・・。どちらにしても、私にとってはありがたいことだし、贅沢で、うれしいことだ。
こんな光景を見てか、時々息子が「俺にだって、カレーぐらい作れる」
と断言している。
何回も聞くが、いつ息子のカレーが食べられるのか・・。
味噌汁くらいは息子も作るが「俺が作る味噌汁は何でおいしくないんだろうか」と言っているのに、カレーが作れるのか?とひそかに思う。
主人の料理も楽しみだが、こちらも楽しみだ。
数日前テレビで「男の人はドンドン料理をした方がボケ防止によい」と言っていた。料理は、材料や栄養や、出来上がりの時間や盛り付けなど、たくさんのことを考えながらやる作業だからだ。
女は、常に考えているけど、男の人は仕事では使わない脳を使うそうだ。
確かにそう思う・・。
料理より、手術の方が何十倍難しいはずなのに、料理では手間取ることも多々。それは、手術とは違う脳を使っているのだろう。
たまたま驚いた、青梗菜が化けていたこと。
思い出したので、書いてみた。
eri.hosoda