年別アーカイブ: 2015年

連休明け

今年の連休もあっという間に過ぎました。
大きな予定もなく、突然思い立って、プチ行動する毎日だったかもしれません。
ある1日、4回ほど洗濯機を回して、冬物を全部洗濯。干場がないほど。
それでなくても、1週間ほどの娘の帰省で、洗濯物が増え食料が増えました。
(数年前まで、これプラス息子の分を毎日やってたのか・・)と自画自賛(笑)
一応、主婦っぽいことも堪能したGWでした。

 

 

GW中、元スタッフの2人めの出産がありました。
何度となく、上のお姉ちゃん2才と遊べました。いっしょにいると、たくさんの癒しをもらえます。
ある時は、日頃、おかあさんに教えられていることを、私にしっかり教え、伝えてくれます。
遊んだあとは、「お片付けして」と。
おままごとで、食べ物を出してくれて「早く食べて・・」「落ちたよ」と。
私も子供に、日々、同じこと言わせるんだから!と思いながら、言い続けたことがありましたが、しっかり、こんな小さい子供でも、言うタイミング、その意味、しっかり分かっているんだなあ~と感動しました。
この話をママにすると、「ごめんな~」と私に誤りましたが、誤ることじゃなく、うれしいこと。すごく理想的ないい親子を見た感じがしたし、すごく、いい子育てを感じました。
だって、日頃、親は誰でも、この子のために、と思って、怒ったり注意したりしているけど、
「本当にわかってくれているのかなあ」とか、「言い過ぎたかな」と悩み反省する日々もあるのです。
その思いを修正してくれる、ホンワカした、気の張らない時間をお姉ちゃんなり立ての2才児から感じました。
ひとつひとつの表現に癒される私でした。

 

 

今日、分娩の方の入院時、お部屋に案内する、エレベーターの中で。
ママのお母さん(おばあちゃん)が
「先生のお父さん、北山で産婦人科やっておられました?」と聞かれました。
よくよく話を聞くと、おばあちゃんが、今、陣痛で入院されたママを院長の父のところで出産された、とのこと。
その時生まれた、赤ちゃんが、今、ママになって・・・。
そして、自分が生まれたときお産に立ち会ってくれた先生、の息子のところで、出産される偶然。
建物も違うし、場所も全然違います。確率で言えないほどの偶然で、2代渡って命の生まれる瞬間に立ち会わせてもらえる瞬間です。
過去、おふたりほど、ありましたが、久しぶりです。
世間ってつながってるんですね・・とお話しながら、お部屋に入りました。
おばあちゃんが教えてくださいました。その時、父は、言ってたそうです。
「息子は産婦人科医の修行中なんです」と。
後で計算したら、院長は、その頃、とある公立病院で産婦人科医長として、バリバリ働いていたはず。
産婦人科医数人の1番上の立場で働いていたころ・・。
それでも、父は息子を「修業の身」と。
厳格で、いくつになっても、少しのゆるみも許さない、厳しい父だったこと、思い出しました。
でも、患者さんに、息子は産婦人科医で・・と話す、不器用なうれしい表現もあったのか、と想像したり。久しぶりに父を思い出しました。

 

 

 

今日は、GWあけ。
外来は、想像通り、ラッシュ状態。
そして、終了と同時に、その方の出産。
忙しさの中でも、他にないうれしさがあるから、頑張れる産婦人科なんでしょう。
今から夜診。またまた、ラッシュ状態です。
eri.hosoda

 

 

ホームページ Renewal

ホームページをリニューアルしました。

 

この作業をするにあたって、四苦八苦(笑)
このブログも、長年使用してきたサイトからの投稿をやめて、新しいサイトから入っています。
それが大変!!
私くらいの年齢になると、新しいことをすることが億劫になったり、避けてしまったり。
例え、やり始めてもついていけなかったり・・。
まさに、パソコンで新しいことをいじることは、大変でした。
今、新規投稿の画面に入るまでも、何度も間違ったり、違う画面に行ってしまったり、専門家の人に聞いて遠隔操作で教えてもらったり・・。
やっとたどり着いた(笑)文章の入力です。
自分の頭もリニューアルする訓練、自ら新しいことを学ぶ訓練、嫌なことも避けずにやる訓練、もっともっとやらなきゃなーと切に感じています。

 

さて、このホームぺージ。
リニューアルしましたが、基本のパターンは変えませんでした。
内容、大きく変えてません。文章も8割9割同じです。
あえて変えたところは、クリニックへのアクセスページはわかりやすくしました。
それから、院長の顔写真か、10年前から、2015年4月9日の顔に撮りなおしたこと。
(手術と外来診察の合間の数分、汗まみれの術衣姿です・・・・。)
最初のころは、どうせ変えるなら、文章も添付写真も全部変えようか、とも考え、思案しました。
でも、進化している細田クリニックですが、思いや初心は変わっていません。
というか、変わってはいけないし、そこは、変わる必要はない、のです。
私たちスタッフ、院長の思いそれらを文章や写真を10年前の表現を封印するより、10年前のそのままを残しておこうと思えたのです。ある意味、少し私たちのために、かもしれません。
アドバイスの中で「こうしたら宣伝効果もありますよ・・」とも言われました。
「こうしたら患者さん増えますよ・・」とも言われました。
私のホームページの位置というか思いは、そこではなく、細田にかかりたいんだけど・・、細田で生もうかな?、という方に、一つの判断材料にしてもらうための資料です。
お金をかけたら、もっとワクワクするホームページ、インパクトのあるホームページもできたのですがホームページだけで決めてもらうのではなく、お友達や口コミサイトを見てもらったり、受診してもらって院長やスタッフに接してもらって、足を運んでもらって、そして、決めてもらう、決めてから、また、このホームページに入ってきてもらう・・・。そうしたかったのです。

 

細田で入院された方はご存知かと思いますが、エステもやっていません。いろんな企画や教室もやっていません。
特別室もありません。華美で豪華なお土産もありません。
もちろん、それらを否定していませんし、それらを希望される方は、その希望にかなう産婦人科施設を選択されるでしょう。エステ、ないんですか?・・と受診をやめられた妊婦さんもあります。
そんな中、たくさんある産婦人科の中で来ていただき、細田で生んでよかった・・、その言葉をいただけることは、すごくうれしいのです。
でも、もっともっと奥深い言葉は、大きくなっていく子供たちに、五条天神川を通り、この建物を見たとき、「ここで生まれたんだよ~」とパパママと語りあってもらえること。生まれたところがここなんだとわかってもらえること。
だから、変わらない細田クリニックであり続けることを認識した、ホームページのリニューアルです。
eri.hosoda

 

 

 

なんとなく(^_-)-☆

いろんな気付き、思い、知ったこと、などなど・・・。

天神川の桜が、色を変えてきました。
つい先日まで、寒さが残っていましたが、、急に、ジャケットが要らなくなる昼間の気温です。
まだまだ、咲き誇るってところまでではないですが、濃いピンクのつぼみが膨らみ、枝が重そう~になってきています。
数日で、咲くことでしょう。楽しみ楽しみ!!
またチャンスがあれば、(写真が取れればですが)アップしたいと思います。

今日、3月31日。明日から、4月。
この前後の予定日のママは、いつ生まれるかと待ち望む気持ちと、学年が変わる気持ちで、ドキドキ。
「どちらでもいいけどね!」と、結局は、ママの気持ちも、元気に生まれてきてくれることが答えです。
今も、陣痛で頑張るママとベビーちゃん、お一組、頑張り中です。

もうすぐ、身近に、2つの結婚式があります。
楽しみとか、うれしいとか、ありきたりの言葉だけではない、なんだか、それ以上の感情、思い、で2つの寿を待ちわびています。
どんなことでも、門出はいいものです。
その先、どんな道があるかは、誰にもわかりませんが、門出は、目的に向かって進み始めることです。
ゴールのない門出は、目一杯、応援してあげたいものです。

ちょっと笑える話。
先日、買い物に出かけたとき、駐車場での出来事。
院長は、両手に荷物を持ち、私の2~3m前を歩き、自分の車に向かっていました。
いつもですが、若干、早足だったように思います。
私は、ごそごそと鞄の中を見ながら、ゆっくり、普通に着いて行ってました。
その瞬間!!!
院長が、歩道と車道の段差(たった、15㎝ほどでしょうけど)に気付かず、歩道から車道へ足を踏み外すし、まさにこける寸前!
声こそ、出していませんが、足が絡まって、上半身前のめりで小刻みに数m、オットット状態。
まだ、足腰の筋力残っていたことと、いいおじさんがこけたら恥ずかしい、という、気持ちが強くって立ち直りましたが・・。
私は、大笑い。
「何してんのよ~(笑)」
院長もこちらを振り向かず、肩を震わせて、笑い?照れ?恥ずかしさ?をこらえていました。
そうしたら、私の近くを歩いていた4~5才くらいの女の子。
大きな大きな声で、
「うわ・・あのおっちゃん、こけはったなあ!!!おっとっとってなってはったなあ!!!」
「こんなんになってはった!!」と、両手を広げて、つんのめるマネをして、大笑い。
横にいたママ、申し訳なさそうに
「ほんとだね・・( ;∀;)、〇〇ちゃんも気を付けないと、こけるよ、ほらほら、前を見て・・」
と小声で子供にお話。
院長と私は、急いで車に乗り込んで、二人で、息ができないくらい、涙もこぼしながら、大笑いしました。

友人の子どもちゃん、生まれた瞬間から知っていることもあって、成長が楽しみで友人からいろいろ聞いています。
今回、バレー(踊るバレリーナーの方)で、海外へ短期研修に出かけます。
たくさんの賞をもらったり、コンクールに出たり、それはそれは、バレーが好きで、毎日毎日、練習を欠かさず、自分イコールバレー、くらいの思いでいるようです。
それくらい好きなことに打ち込める、若さとパワーを尊敬し、懐かしくも思います。
決して、親の強制でもなく、バレリーナになるための修行と思うでもなく、ただただ、好き!という気持ち。
みんな、あったはずなのに、どこかであきらめたり、その気持ちが薄くなって来たり、移り気になってしまったり。それはそれで、いいのですが、決してマネのできない信念に、また、惚れました。
ますます、応援したくなりました。
改めて、子供の成長、体だけでなく、心の成長、自らの意思を持っていく成長、その過程を見ることに、感動しました。
さて、うちの子は?
それぞれ一人暮らしをするようになり、
娘は、「ありがとう」という回数がウンと増えました。
息子、「体、気~つけや」と言ってくれることが、たま~にですが、あるようになりました。
もちろん、ラインのみですけど。まさか、まだまだ、すねかじりの息子に、そう言われるとは・・。まだ、年寄りちゃうで!!と答えつつ、サンキュウのスタンプを送る私です。
eri.hosoda

暖かくなりました。でも、朝晩は寒いです。

季節を感じるようになったのは、大人になってからだと思います。
子供のころは、季節を肌で感じる、ではなく、夏休み、春休み、など生活の流れとして感じていました。

3月に入り、そろそろ、ダウンジャケットもクリーニングに出そうか・・と思いつつ、朝晩の行き帰りは、まだまだ、ガッツリ着込んでます。
先日、地方から遊びに来た友人が
「京都の都会の人は、季節も先駆けかと思って・・」とスニーカーにスプリングコート。
いやいや、寒いものは寒いんです。まだ、ブーツも玄関先に置いてます。

卒業シーズンも真っ盛り。これも春。
自分の学生時代の卒業式。
♪♪ツタのからま~るチャペルで~♪♪とか、柏原芳恵の「春なのに」が浮かぶ私。なぜかな?(笑)
両方とも、今の若い人は知らないでしょうが、私たちの年代は、校歌、ほたるのひかり、以外に、こんな曲が浮かぶのです。ちょっと切なくなるマイナー・キーの曲。
今の若い人たち、知らないだろうな・・。ダサい歌・・って言われそう。

子どもの卒業式は、自分の感情が高ぶっているせいか、曲は何がかかっていたのか、思い出せません。
子どもなりに、インパクトのある曲があるのでしょうけど、もっと大人になって、何十年経ってから思い出すのでしょう。

外来に来られる方の中に、花粉症の薬下さい、という方が増えました。
春の一番の先駆けですよね、花粉症。
2月の半ばころから、花粉症の方、ありました。
つらいですよね・・。私は花粉症知らずですが、何歳でも発症するので、ドキドキしてます。
春は嫌だな・・という人の中で、多くの人は花粉が原因です。

スタッフと話していて感じた春。
寒いしやめておこう、と思った掃除が、やっと、やろかな・・うという気になってきた、と。
そうですよね。
寒くて、階段や玄関、立つのも嫌でした。
やっと冬ごもりの穴から出てきた動物って感じの主婦です。
仕事を終えて、買い物に行く外の明るさも違います。
4時半には、暗くなっていた、ちょっと前。
今は6時過ぎても自転車のライト入りません。
季節が動いているなあ、と感じます。

ある人がお産に適する季節ありますか?お産はいつが多いのですか?
と聞かれました。
お産には、季節はありません。
春も夏も秋も冬も同じ。
去年の2月は、寝る間なし!昼夜お産ラッシュ!という感じでしたが、今年の2月は、ゆっくり1日おひとり様~という感じで流れていました。だから、季節関係ないのです。その時その時で違うのです。
赤ちゃんのお名前も、昔は季節を感じる漢字を使われることも多かったですが、今は、季節関係なく、好みのお名前を付けておられる方も多いと思います。

短い短い春。
大切に味わい、短いけどじっくり感じ、暑い暑い夏に向かう体力を養って、過ごそうと思います。
天神川の桜が咲くのを楽しみにしていますが、咲いたら、あっという間に季節が変わっていきます。
お産は季節関係ないですが、少しでも、ハード面で季節を感じる何かを演出できるように・・、そんな少しのゆとりをもって過ごそうと思います。
eri.hosoda

ちょこ

2月14日、今年もスタッフ一同からいただきました。
絶対、妻からはもらえない&手の届かない、憧れるチョコ。
2年ほど前、京都にオープンしたお店「MARIE BELLE」のチョコでした。 
お店の外観は町屋そのもので、その一角を利用して、細い路地のようなところを入っていく京都ならではの、雰囲気です。
でも、本店はNYなので、お店に入ったら、京都なのに、外観とは打って変わって海外の雰囲気。

実は去年、院長と街中を歩いていて、目に入り、雑誌などに掲載されている気になるお店だったので店内に足を踏み入れたことはあります。
それに、お店の付近では、トレードマークのブルーの紙袋を下げた、カップルや観光客を見かけたものだから、
ちょっとした軽い気分で。
ところが、売られているチョコは、売られているという感じではなく、展示品。
チョコと言うか、芸術品。値段も、高級品。
一粒で、ランチ食べに行けるやん!という値段を見て、鑑賞だけで終えたお店訪問でした。
自分用に買うことないよね・・・
このチョコの価値の知らない人 (たとえば、こういうことに疎い息子とか田舎の父母とか・・) にプレゼントして、スーパーやコンビニに売っているmeijiや森永のチョコのようにパク付かれたら、ちょいショックだよね・・・
なんて、話しながら退散した記憶。
そんな夢のようなチョコをいただいたのです。
青い紙袋に入った、青いパッケージ。
まさに、MARIE BELLE。
院長、誇らしげに帰宅し、私に自慢。
(いやいや、でもね、スタッフからは、えりこさんも食べてね!とメール、もらってるし(笑)・・)
14日の夜に、濃い目のコーヒーを入れてもらって(←我が家のコーヒーを入れる担当は院長ですので(^_-)-☆)、まず、1粒を半分、口にしました。
とろ~とする、中身をたっぷり味わって、残りの半分をいただきました。
ギュッとした濃い味かと思って口にしましたが、想像よりマイルドで、あっという間にサラッといい具合に溶け、口の中でなくなりました。
ほっこりする感触。表現するなら・・・・・、お・い・し・い~の言葉。

世間では、本命チョコだけでなく、義理チョコならぬ義務チョコ?や女子同士の友チョコ、が、広がっています。
また、女の子のいる家庭では、数日前から、クラスメートと交換する友チョコ作りで、(母親が)大変です。
娘も数年前まで、タッパに山盛り作って、山盛り持って帰ってきていました。

高嶺の花と思っていたチョコをいただけて、何より、スタッフみんなの義理じゃない魂チョコがもらえて、うれしいうれしい14日でした。
院長が・・・・・です(^◇^)

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