今年もバレンタインにスタッフ一同から、チョコを頂きました。
もちろん院長に。
高級!!
甘いとか、柔らかいとか、そういう言葉より、高級な味!!っていうおいしさ。
いや、おいしいという日本語より、デリシャス!という英語が合ってるような味。
言葉で、通じるかな・・。
このチョコを選んでくれたスタッフも、試食のチョコで、そう感じたそうで、選んでくれました。
試食のチョコって、つまようじの先に、1cmにも満たない小ささ。
そのわずかのチョコでも、感じる、高級さなんです。
早速、夜のコーヒーと一緒に、頂きました。
大切にじっくり楽しみ味わうために、今日は1個だけ、と思っていましたが、思わず無意識に2個目も口に運んでいました。
その場で院長に「もう、ダメ!やめとこ!」とチョコの箱をフタされてしまいました。
それくらい食べたことのない味です。初めて感じるチョコの味です。
滅多に味わうことのない、その味をおすそ分けしていただける妻は幸せ者です。
もちろん、院長への頂き物。
でもでも、スタッフから、「どうだった?おいしかった?」と、私に聞かれたから、私の口に入ること公認と称しておきます。
私はどうであれ、院長がいちばん喜んでいます。
その後、「ホワイトデー、何にしようかな・・」と何回も院長の口から聞きます。
バレンタインのチョコで浮足立つ院長です・・・。
だって、年齢とは反比例に、年々減り続ける院長のチョコの数。
義理チョコって、男の人は密かに、勲章みたいに感じるのでしょうか(笑)?
女子にはない、見栄もあるのでしょうか(笑)?
スタッフチョコは、本命チョコ。本当に、ありがたい、大切な、心のこもったチョコです。
eri.hosoda
年別アーカイブ: 2013年
運・鈍・根・・・そして・勘
今日は、医業から離れたことを書きます。
離れているとは言ったものの、仕事をしていくこと、いろんなお産に立ち会っていくこと、いろんなスタッフと出会っていろんな経験をこなしていくこと、すべてにおいて、関係しているのかもしれません。
先日、院長の叔父に会う機会がありました。
おもしろくて、ユニークで、いつも前向きで、すべて負を正に変えてしまう叔父さん。
会えば、笑いの空間。吉本のお笑いより笑える!と思える叔父さん。
主人側の親戚にあたる叔父さんなのですが、ことあるごとに、助けてもらって救ってもらって、私自身の身内のように親しく面倒みてもらっています。
その叔父さんの趣味である書道。一筆書いていただき、ある言葉をもらいました。
それは、運鈍根勘。
その4文字を書いて頂きました。
運鈍根の三文字は、辞書にも載っている言葉。
成功するには、幸運と根気と、鈍いくらいの粘り強さの三つが必要であるということ、という意味です。
その言葉に、叔父さんは「勘」を付けくわえて、自ら言葉を作られました。
最初は、ふ~ん、そうなんだ・・としか思いませんでしたが、時間が経ってきたら、ヒシヒシとわかってきました。
何をするにも、幸運な環境、幸運な境遇は必要です。
がんばろうとする根気、くそーと思う根気も必要です。
何があっても粘り切る、負けそうでも粘り切ることも必要です。
それだけではなく、勘。そのひと文字を叔父さんが付けられました。
「勘」
大切ですよね・・。
1つの事を何かをやり遂げるという小さな目標の段階もそうです。
生きていく中で、一生の中でもそうです。
勘、といったら、「山勘」のようで、適当なことのように思われがちですが、
本来の意味は、「物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力」の事です。
まさに今置かれている立場、仕事に当てはまる言葉です。
お産は全く同じお産はありません。
いろんなお産の経験や、スタッフ同士や医師や助産師看護師の立場での見解、などを合わせて、今、目の前のお産の予測を考える勘。すごくすごく大切です。
改めて、運鈍根・勘、ということを学ばせて頂きました。
書くことは好きですが、本を読むことは好きではない私(最近は意識して読むようにしています、簡単な本を・・)にとって、運鈍根という言葉すら、知りませんでした。
何かに取り組む時、運鈍根・勘、この言葉を意識しながら、頑張ってみてもいいかな・・と思いました。
卒業式や入学式の校長先生のお話の中でよく、良い言葉を話されていることがありますが、この年齢になるとほとんど覚えていません。いやいや、その時も聞いてなかったかも(笑)
もっとちゃんと聞いて、教訓となること、覚えておけばよかった・・と今更ながら思います。
でも、この年になってからでも、遅くないかな・・。人から教わること。
運鈍根・勘。
頭に入れておきます。
運も、鈍も、根も、そして、勘も、養います!
叔父さん、ありがとうございます。
eri.hosoda
忙しいときこそ・・
毎日、今日も、昨日も、おとといも、この一週間、赤ちゃんラッシュです。いろんなお産に立ち会いました。
院長含め、スタッフ、みんな、一生懸命です。
毎日、忙しくても、赤ちゃんが元気・・。それが、一番。
楽しくできる理由として、今、いらっしゃるママさんが、みんな一生懸命なこと、笑顔があること、楽しく過ごされていることです。
おっぱいをしながら、笑い・・
点滴の針をさしながらも、面白い話をし・・
沐浴をしながら、スタッフとママと赤ちゃんと会話をし・・
バタバタしたあとに、ホッと一息、スタッフと雑談・・
どんなときも、しかめっ面、ふくれっ面はありません。
なんだか、不思議です。
昔の私、若い頃、(もちろん他の病院です)、忙しすぎて、もう!!!と、スタッフ同士で顔を合わせたら、愚痴ばっかり言っていた自分は、なんと、未熟だったことでしょうか。
何だか、若い頃、先輩に言われた?怒られた?一言を思い出しました。
「意思が伝わらないのは、伝える側に全責任あるんだ・・!」
ということ。その時は、そんなことない!なんて、突っぱねてました。
でも、今、やっとわかる気がします。
ママさんを見て・・・。スタッフを見て・・・。
スタッフが楽しく接してくれているから、ママさんも受け入れられて笑顔でいてくださって、だから、スタッフも忙しくても笑顔でいられて、笑いが見つけられ、だから、ママも笑顔で・・。
お互い、伝える側伝えられる側として、うまく成り立っているのかもしれません。
もちろん、人と人。合う合わない、個々の常識の違いはあります。その時その時の気分や感情もあります。
それでも、みんな大人。
負の事は、みんな、自分への糧にしている気もします。
また、明日も赤ちゃん、生まれるのかな~?
このお産ラッシュ、いつまで続くのかな~?
eri.hosoda
新年
遅くなりました。
かなり・・。
でも、あけまして、おめでとうございます。
今年も、たくさんのご家族とお知り合いになれて、元気な赤ちゃんが生まれてきてくれることを願います。
そして、お産の方だけでなく、女性みんなが、20才代は20才代の、40才代は40才代の、70才代は70才代の、ライフスタイルが保つことができるように、細田クリニックは頑張りたいと思います。
お正月、元旦はお産の方もおられず、初詣に出かけました。
初めて八坂神社に行ってきたのですが、すごい人。
お参りするまでに、人の山に並び、じりじりと前に進まなくてはいけません。
お賽銭の金額を吟味し、いくらだったら、神様はお願いを聞いて下さるのだろうか?なんて、セコイことを考えながら待つ私。
やっと、順番。
院長と娘と私の三人で、同時に手を合わせお願いするけど、きっと、私が一番たくさんお願いしているはずなのに、一番に最初に顔を上げた私でした。
そして、また、人の山をかき分けて、退散。
初詣も、体力要ります。
でも、神様もたいへんだろうな・・と思いました。
こんなにたくさんの人が、次から次にお願い事をし、中には、自分で努力せず、神頼みだけは必死でする人もいるだろうし。1つならともかく、何個もお願いする人も多いはず。
年始早々、神様もイラっとされていることでしょう。
全部、願い事効いてもらえないのも、わかります。覚えられないだろうし、内容もややこしいはず。
私が神様なら、「何なん。それ。わけわからん。」「そんなこと、知らんわ。」と、そっぽ向いてしまそうです。
それから、3人で、人があまり歩かない路地を歩いていたところ、突然、チャリンとお金が落ちる音。私の前に10円玉が落ちました。
周りには、私たち三人しかいないから、他の人のものではないのは確実。
横の家の二階からか?と、眺めましたが、窓も開いてないし、人もいません。
カラスが加えてきて、私たちのところに落としたのか?と空を眺めましたが、カラスどころか、虫1つ飛んでません。
私と娘はしゃべりながら、院長の1mほど後ろに歩いていたので、院長の体から、10円玉が落ちてきたのです。
不思議な現象。10円玉を持って、ケラケラ笑いながら出た結論・・。
八坂神社の人ごみで、後ろから投げられたお賽銭が、院長のジャケットのフードかカバンの上なんかに乗っかっていて、歩いているときに落ちたのでしょう。
確かに、私も、ブーツの中に、誰かの5円玉が入り、出してお賽銭箱に投げました。娘も、頭に、お金が当たりました。
だから、院長の体にも当たっていたのでしょう。それに気づかず、歩いて、数分後に落ちた、ってことです。
すぐに落ちず、何分も経ってから。
その10円、院長は、神様じゃありません。
なので、翌日、通りすがりの小さな神社でお賽銭として、見ず知らずの方のお祈りの代わりに入れておきました。
新年早々、付いています。
たった10円玉ひとつで、おなか抱えて笑えたことは、幸せなことです。
今年も、明るくスタッフと仕事始めができました。
元気な赤ちゃんが、次々に生まれてきてくれています。
日常では、意識しないと忘れがちな、感謝。でも、元旦だけでなく、毎日、いろんなことに、いろんな人に感謝して、過ごしていきたいと思います。
eri.hosoda