2011年1月13日のブログにも書きました。
物が壊れるときは続くものです。
今月に入って、あちこち、故障・破損が目立ちました。
外来待合のエアコン。
突然、スプレーからガスが漏れるような音が出現。業者さんに見てもらったら、機能には直接問題ないけれど、ガスを調節する弁が壊れているとのこと。待合の真上で、かなりの異音だったので、早急に直していただきました。
先々週の土曜日の朝、突然、主電話が通じなくなりました。一大事です。
(その間、クリニックに電話をかけていただき、不通だった方、本当に申し訳ありません。この場で、お詫び申し上げます。)
即、業者に来ていただいて、原因を追究するとともに、仮の電話に転送する手続きを行いました。
何分、土曜日。原因がわからず、月曜日まで、かかります・・、今すぐに、復旧は無理です・・、との見解でしたが、何とか、復旧しました。
不通の間、慌てふためく私と業者の動きを見かねて、妊婦健診の付き添いでいらっしゃっていたパパさんが
「電話の仕事をしているんです。僕でよかったら、見ましょうか?」と声をかけていただきました。壁の中に、体を半分突っ込んで、床に半分寝コロがる姿勢で、1時間ほど、私服で作業をしてくださいました。
業者もお手上げ状態だったので、神の手に思え、本当に本当に、ありがたかったです。
病棟のシャワー室の電気ストーブ。
ある日突然、ショート。
更衣室は、さすがに電気ストーブがないと寒すぎます。
私の使っている電気ストーブを代替に置き、新しいのを購入するために、電気屋さんに走りました。
2階詰め所の入り口ドアのドアクローザー。
ねじが、はずれ、ぶら下がり状態になりました。
トンネルの天井が落ちるように、不意の出来事。
即、応急処置をしていただき、本日、ドアを持って帰っていただいて、二度と外れないように修繕していただく予定。
オートクレーブの故障。
医療関係者以外の方は、聞きなれないとおもいます。手術やお産のときに、使用する器具を滅菌消毒する機械です。かなり、高価なものですが、これが、なかったら、外来、お産、手術、に使う機械が滅菌できません。たちまち、困ります。点検してもらったら、年数的に寿命でしょう、修理不能、とのこと。早急に代替機を持ってきてもらい難を逃れ、今、新しい機種の選定中。
シュレッダーが破損。
クリニックには、ゴミ箱に捨てられない個人情報がわかってしまう書類は山のようにあります。
日々、時間を見つけ、山積みになった紙をシュレッダーに掛けていたのですが、突然、モーターが停止。
たたいても、少し休ませても、復旧しませんでした。製造業者に電話で聞くも、これも、修理不能。即、必要なので、購入しました。
病室のカーテン。
レースの遮光カーテンが、劣化してきて、糸が部分的にほつれてきました。
ほとんど、開け閉めしないので、生地そのものは、ほとんど大丈夫なのですが、カーテン上のホックを掛けるあたりがほつれてきています。新しいカーテンにするか、修繕するか、見積もったところ、新調した方が、お得なことがわかりました。防炎で、かつ、生地もよく、ウオッシャブルで、などなど考え10種類ほどの生地から、選んで、現在、発注中。
インターネット不通。
どこからか、ウイルスが入った模様。パソコンにウイルス退治のソフトは入っているものの、防ぎきれないウイルスは数えられないほどあるそうです。
電話不通騒ぎの翌日だったため、関連があるか?と思ってしまいましたが、関係なく、何かインターネットを開けているときにウイルスが悪さをしたのでしょう、とのこと。
即、直していただきました。
などなど、まだ、高額の出費が続く年末です。
でも、こういう修理や新規購入に、お金を出し惜しんでいてはいけません。
物も生きています。寿命があります。突然、壊れることもあります。
誰かのせいでなくても、何もしなくても、エンジンが止まることもあります。
折角、入院費でいただいたお金。無駄使いはしません。患者さんの目に付くところや必要なところには、待ったなしで出費は当たり前のことです。
何でもかんでも容易に買うという精神はありませんが、続くときは続く!と、心して、新しいものに更新していこうと思っています。
このブログを打っているパソコンも、耳鳴りのような「ピー」という音がしています。まあ、これは、バックアップも取っているし、経理作業に私だけが使うものだし、患者さんに直接影響するものではないので、後回し(笑)です。
eri.hosoda
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もう、12月・・
つい最近まで、暑い暑いと口に出していた気がするのに、もう、12月。
一ヵ月後は、お正月です。
早いです。早すぎます。
毎日、同じように24時間で動いているはずなのに、年々早く感じるのはなぜでしょうか。
年のせい?
いやいや、若い人たちも、早すぎる・・と、つぶやいています。
でも、何とな~く、だらだら季節感もメリハリもなく過ごしているよりは、
「もう12月!」
「早く、年賀状買わなくては・・」と思っているほうが、いや、思えることが、幸せなんでしょうね。
お産の方も、安産続きで、陣痛が来て3時間でお産!や、入院して、分娩室直行!というママさんばかりなので、
クリニックも笑顔の毎日です。
スタッフで分担した大掃除も11月中に終えて、あとは、カレンダーの張り替えのみ、の様子。
やること早い、みんな!
そんな12月スタートですが、先日、トンネルの天井崩落事故があり、9名の方が亡くなられました。
最初、このニュースを聞いたときは、詳しいこともわからなかったですが、2日経った今日のニュースを見て、
泣けてきました。
トラックを運転していらっしゃった50歳の男性の方。
事故直後に会社に電話。
回りの雑音やクラクションの中、聞き取りにくい声で「事故で動けない・・助けて・・社長・・」と。
4時間後にも
「早く・・助けて・・」と。
でも、結局助けて上げられることができなっかたのです。
ハンドルを握ったままで亡くなっておられたそうです。
どんなに怖かったことでしょう。苦しかったでしょう。痛かったでしょう。
悲痛な思いで、絶対助けてくれると信じて、携帯の発信を押されていたのでしょうか。
4時間、動けず意識があるにもかかわらず、何の助けも来ず・・。
もちろん、自らも何もできず、長く長く感じた時間だったことでしょう。
何を考えて、助けを待っておられたのでしょうか・・。
家族のこと、自分が挟まった車から抜け出す努力、もしかして死ぬのか、いや、今は夢なんだ・・・。
想像しただけで、泣けてきます。やるせない気持ちでいっぱいです。
自分だったら・・、家族だったら・・、友達だったら・・。
運命が、こんな悲しい事故で終わるなんて。絶対あってほしくない・・・、絶対いや・・・。
事故直後から、同型のトンネルチェックを始めたそうですが、トンネルだけではありません。
目の前の道路、当たり前のように生活する建物、毎日上がり下がりする階段、一見べんりな車、
すべて、人間より強いのです。
そんなこと考えたら、外も出られなくなりますが、家にいても、想像を超える天災がくることも実際あります。
東北の津波も、まさに、考えられない悲しい事実。
命の終わりが、思いもしないことで、思いもしないときにやってくることがあるのです。
それが生きていることなんでしょう・・・・・。
なんだか、しみじみ書いちゃいました。
毎日、楽しく、いろんな感情をもって、生きていることをありがたく思うようにしなくては、罰が当たります。
今日生まれた赤ちゃんも、何十年生きている私たちも、そして、高年齢の父や母も、今生きていることは平等です。
ついつい、日々の生活の中では、忘れがちですが、大切に生きていこうと、まじめに思いました。
喜怒哀楽を感じられること、ありがたいことなんです。
eri.hosoda
消防訓練
先日、避難訓練を行いました。
クリニックの建物の設計は、延焼および煙のシャットダウンが完璧できるように設計されています。
消防の方からも、「この建物は、防火扉をしっかり閉じていれば、100%とは言えませんが、それに近いくらい大事にはならなくて済みます。」と言っていただきました。
でも、油断せず、日頃のイメージトレーニングは必須。
みんな、役割パートを決めて、イメージし、訓練です。
その日は、未分娩の方はいらっしゃいませんでしたが、満床。赤ちゃんも10人超えていました。
あまり、バタバタするのもなあ・・と、避難訓練延期しようか、どうしようか、悩んだあげく、決行しました。
仕事が休みのスタッフも、その日の夜勤勤務者も、参加でした。
妊婦役のMちゃんも、ほんまの妊婦さん??と思うような演技。院長にしっかり手を引っ張ってもらって、腰をさすってもらいながら、はしご車のくる窓際へ避難。
火事を発見し、119へ通報するNちゃん、いつもの落ち着きで消防指令局とのやり取りもばっちりでした。あっ、クリニックの番地を度忘れした以外はね。
日頃、妊婦さんや赤ちゃんのことばかりの仕事ですけど、こういう機会に、消火器の位置、全館放送のやり方、防火扉の大切さ、はしご車の来てくれる窓の位置、確認できたと思います。
最後に、消防隊の方から、評価を受けました。
以前行ったときより、評価も上がり、マイルドに指導していただき、そうかそうか、と聞き入れることができました。
最終避難場所を地下の自転車置き場(外)に設定していたので、終了時の全体の評価をその場でしていただく予定でした。
そうしたら、評価をしていただく前に隊員の方から「外は寒いでしょうから、よかったら、建物の中でさせていただきましょうか?」
と言っていただきました。
消防訓練とは直接関係ないことですが、その気配りがすごくうれしかったです。
日頃、ついつい目の前のことに精一杯の私たち。与えられたことにしか見えてないことが多い私たち。
とっさに、臨機応変に、何気ない優しい言葉をかけていただいたことは、何だか、人柄が表れるような、心に残る印象を受けました。ありがとうございます。
見習わなければいけません。特に、私・・・・。
余談ですが、4人来て頂いた消防隊員の中のお一人は、数日前に退院された赤ちゃんのパパさん。
地域の方と密着している~、と強く実感しました。
最後に、1枚。真剣に評価を受けるみんなです。
eri.hosoda
妊婦さんと喫煙
先月、母親教室のあとで、質問がありました。
「体にも、赤ちゃんにも悪いと思ってるんですけど、ゼロにはできないんですけど・・たばこ・・」
「職場が、すごいヘビースモーカーの人ばっかりなんです・・。私も、吸ってるのと同じだとわかってるのですけど、自分じゃないから、どうしたらいいのかわからなくて。どうしたらいいですか?」
そうでうよね。
喫煙者の方も、日々タバコが、体にいいことではないことは、みなさん知ってのこと。
おまけに、妊娠中となれば、その健康被害を胎児も同じように受けていることも、よくよくわかっておられます。
「はい、今日からやめましょう・・」といっても、やめられない!無理!ってことも、よく聞きます。
でも、体にとって、百害あって一利なし・・とわかっていながら、また、ほとんどタバコの宣伝広告がなくなってしまったにも関わらず、コンビニやスーパーに売っているということは、かなりの矛盾も感じます。
タバコ吸ってても、逮捕されませんものね。
院長も、妊娠おめでとう!という日には、いくつかの注意点の中の一つに必ず、タバコの害を説明していると思います。
どうしたら、いいのでしょうか?
そんな中、ある記事を見つけました。
奈良県のある保健所から、妊婦さんだけでなく、妊婦さんを取り囲む支援者(家族や職場の仲間、もちろん、私たち全ての人です)に向けて、一般の方用に、わかりやすく禁煙の必要性が書かれています。
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-86759.htm
読んで見てください。、
奈良県のHPなので、他府県の人には、目に付くことはほとんどないと思います。
本当は、冊子らしく、画面で見ると見にくいですがわかりやすく書かれていたので、ここに紹介しました。
禁煙支援医療機関も、きっちりと、多数書かれており、取り組みの姿勢が伺われます。
目を通していただいて、妊婦さんの中で、悩んでおられる方、少しでも1本でも減らせられるように、何かのきっかけになればと思います。
生まれてくる赤ちゃんのために、ひとつ屋根の下に生活をする子供たちのために、パパ、ママの健康のために、ガンや血栓症になるリスクを下げ、健康に長生きするために、考えるひとつのきっかけになればいいなぁ、と非力ながら思う私です。
eri.hosoda
ありがとう
今日、10月29日は、院長の誕生日です。
はぁ・・、いくつになったのでしょうか?!ここでは、敢えて触れません・・。
一昨日、スタッフ全員そろって、院長のお誕生会&ボーリング大会を計画してくれました。
その間、お産の方がいらっしゃったら、院長不在のお誕生会ってことも想定していたのですが、
幸いにも、赤ちゃんたちも、その時間を避けてくれ、未分娩の方がいらっしゃらない状況でのお誕生会となりました。
まず、院長のあいさつ。
「こんなにたくさんの女性に囲まれて、祝ってもらえることは、日本一です!ありがとうございます!」
そう、言ってました。
そうなんですよね。
誰からも祝ってもらえない人もいるはずの今のご時世。
ありがたいですよね・・。
同士に祝ってもらえるなんて・・。
会費制で集まる人気のある芸能人の会や、義理で集まる国会議員の会より、一番、身近な人たちに普段着で、何でも話せる仲間から「おめでとう」と言ってもらえるのは、誰より幸せなことです。
メッセージカードをいただきました。
一人ひとりからの、バースデーカード。その人その人の顔も性格も笑顔も忙しい勤務の必死の顔も浮かびます。いつものみんなのカルテの字です。いつものみんなの伝言メモの字です。
これから1年間、このバースデーカードを時々引っ張り出して、栄養ドリンク剤の役目のように、読み返すことでしょう。
プレゼントもいただきました。
冬の夜中の呼び出し時、必需品のマフラー。
ちょうど、今年は新しく買わなくては・・と話していました。(実は、数年前に買ったマフラーを2年前洗濯機で洗って、縮んでしまったのです。犯人は私ですが、去年の冬は、その若干縮んで、強張ったマフラーを使ってました)
幹事さんHさん、Sさんのデザイン案のケーキもいただきました。
素敵でしょ。院長そっくりのクッキーは、院長自ら一番に口にしました。
日本一のお誕生会。
「超、超、うれしい時間をありがとう!!!!」by院長
eri.hosoda