דcNjbN̂ЂƂ育

今、受付付近に2つのアレンジメントを置いてます。
やっと、暑い夏が過ぎ、花の日持ちもするようになってきたので、
10月最初くらいから、「そろそろ花でも入れようかな・・」と思うようになりました。
1つのアレンジを完成させるのに、20~30分ほど。
そして、そのあと何日か、人の目に触れる物です。
センスが上達せず、上手くはアレンジできませんが、来られる患者さまやスタッフの視野に数秒でも入ることは間違いありません。
「この花何ていうのかな?」と思ってもらえたり、置かれているアレンジで季節感を持ってもらえたり・・。
それがいいのかな?と思います。

今の私に課題として自分に与えていること。

それは、体を動かすことと、心を動かすこと。

体を動かすことは、ダイエットや健康のためであり、勇気とやる気が必要です。
ある意味、自分との戦い・・、まだまだ、負けてばかりの自分です・・・。

心を動かすのは、こういう医療職に携わるもの、人と接する職業にするものは必須。
手軽なフラワーアレンジをするとき、たった20~30分でも、全く無の状態で、花のことしか、考えていません。
クリニックが落ち着いているときは、仕事仕事・・ではなく、仕事に集中するためにも、こういう時間、大切でしょう。
心を動かすというか、仕事脳だけの狭い脳にしないというか・・。
(あーでもない)(ここはまずい)
たった1本の花とたった1枚の葉だけを持ち、考えるということは、一瞬ですけど、トレーニングになっていると思います。

スタッフも休みの日は、仕事以外のいろんなことにチャレンジ。
趣味であったり、スポーツであったり、お菓子作りだったり、旅行であったり、コンサートだったり・・いろいろ。
中には、エステに通うスタッフがいたり、先日劇団四季のキャッツを見に行き、感動して帰ってきたり・・。
(私も劇団四季のステージは大・大・大好きです)
そんな話しを聞くだけでも、刺激がある毎日です。
昨日も母親教室で、いろんなお話をさせてもらいました。
やや、お産から話が広がっていく時(いや、脱線ぎみ?)もありましたが、それはそれで、みなさん笑顔で聞いてくださっているから、無駄ではないかな?と思っています。

心を動かし、もっともっと、人としての膨らみを持たなくては・・と、日々感じる最近。
まだまだ、小さく、膨らんでない自分のために、そして、患者さまや妊婦さまに少しでも膨らんだ医療人として接するために、仕事以外のことをする時間や、お話する時間も、大切にしていこう!と改めて思います。

先日、ハロウィンのアレンジの作成を終えて、感じた雑感です。
eri.hosoda

偶然

「偶然」とは、たまたま・・とか、予期せぬことが起こることですが、クリニックの中で、まさに「偶然」という言葉がピッタリの出来事がありました。
分娩予定日が数日違いで、同性同名の方が、いらっしゃったのです。
全く、漢字も同じ。
〇△ B子さん と 〇△ B子さん。
そのお二人が同じ日に出産となったのです。
同じ名前の方が、いらっしゃることは、たまに見かけますが、
同じクリニックで、漢字も同じ、出産も同じ、となると、びっくりです。
確率でいうと、数字では言えないほどの確率。
なぜなら、同じ名前の方が、数ある産婦人科の中で、細田クリニックを選ばれることが、すごい確率です。
そして、予定日が近く、しかも、同じ日に出産・・。
1週間ほど出産日が違えば、偶然という出来事は、なくなるわけです。
更に、驚く偶然。
もう一人、〇△さんという、同姓の方がいらっしゃいました。
その方も、同じ日の夕方に出産されました。
しかも、そのお子さんのお名前が、B美ちゃん。「B」のところが、他の同姓ママの漢字と同じ漢字です。
すべてに関して、お名前だけでなく、「初産婦さんの〇△さん」や「経産婦さんの〇△さん」、
「B美ちゃんのママ」など、間違いのないように、お呼びしていました。
ベビーネームにも、カルテ番号を追記したり・・。
ママさん同志では、どういう会話がなされていたのでしょうね。
すごく、気になるところです(笑)

もうひとつ、偶然を・・・。
ある外来の合間に、スタッフ3人で
「△☐ AA恵さん、元気にされてるかな・・。他府県に引っ越しされたから、細田クリニックには、絶対来られないだろうけどね・・。」
と、会話していた、翌日。
「妊娠しました。また、京都に帰ってきたんです~。」
と、細田クリニックに来られたのです。
本当に偶然。
今まで出産された、たくさんのママさんの中から、何のきっかけもなく、△☐さんの名前と顔が浮かび、言葉に出したわけで、まさか、翌日に、お顔を見ることがあることは、会話したスタッフ3人とも想像していませんでした。
うれしい偶然。

笑顔に話せる偶然。
もっともっとたくさんあって欲しいな・・と思う、平和なクリニックです。
eri.hosoda

10月

・・9月なのに暑いね・・
先週まで、こういう会話でした。
今週は、
・・朝晩、寒いね・・
に、突然変わってしまいました。
あんなに、猛暑を嫌っていたはずなのに、少し気温が下るだけで
・・急にこんなに寒くならなくても・・
と、思ってしまう勝手な私たち。
気温の変化を感じながら、10月を迎えました。

なんだか、バタバタしてしまった9月。
書きかけのブログも3つありましたが、削除。

祝日があった為か、外来患者さんが、100人近い日が連日・・。
待ち時間が発生してしまい、申し訳なく思います。
中・高生の癌ワクチンや、京都市の子宮癌検診が、かなり広がってきていることも、外来が多い理由の一つでしょう。

プライベートでも、バタバタと・・。
親のこと、子供のこと、家のこと、体調のこと・・。

何を差し置いても、仕事は最優先で、後回しにできないので、
どうしても、親のこと、子供のこと、家のこと、体調のこと、は、2の次3の次になりがち。

昨日、あるスタッフが、
「冬は忙しくなる気配あるから、落ち着いている日は、ゆっくりしておこう!」
と、言ってくれました。
ホッとする一言です。
病棟が落ち着いているときは、みんなで、今しかできない仕事を黙々とやってくれて、
お産お産・・とラッシュのときは、「忙しい・・」と言いながらも、患者さまのところでは、絶対笑顔。
それだけで、救われる気分です。

忙しい中、携帯が壊れてしまいました。
修理にしようか、ついにiPhoneにしようか、若いスタッフに聞きまくり、
今から携帯ショップに向かいます。
24時間、体から半径2m内にある携帯。
今の時代、必須不可欠です・・。
私が就職した頃(ン十年前です)、真夜中(夜中の0時交代です)、夜勤看護師が出勤してこなかったら(殆ど寝坊です)、
「まず、家の電話鳴らしなさい。出なかったら電報を打ちなさい!」
と婦長さんに言われた記憶があります。
時代感じます・・。
eri.hosoda

木・音色・一生懸命

クリニックのキッズコーナーには、木のおもちゃがいくつか置いてあります。
ママといっしょにやってくる子供たちには、レゴのブロックも人気がありますが、
やはり、木のおもちゃは、飽きがこないようです。
そして、ちびっ子たちだけでなく、実は、パパにも木のおもちゃは大人気。
診察室まで、木のおもちゃのカラカラコロコロという軽やかな音が聞こえます。
誰か、お子さん連れのママが診察待ちかな?と思いきや、実は、一緒に来られているパパが、木のおもちゃを触っておられるのです。
待合のソファーからも手に届くところにあるというのも一つの理由ですが、
何となく触ってみたくなるおもちゃであり、何となく癒される音。
クリニックの待合にいたら、例えお子さん連れじゃなくても、1回や2回はこの音を耳にされたことあると思います。

どんなに何度も遊んでも、うるさくないんですよね・・。
飽きないんですよね・・。

木のおもちゃは、出産祝いなどにも人気があるのがよくわかります。

そこで、いつも私に新鮮な考えを与えてくださる方に、ある映像を紹介していただきました。
おもちゃではありませんが、感動しました。
3月10日にウェブにその映像はアップされたらしいですが、翌日、東日本大震災が起こり、ある意味「お蔵入り」の秘蔵映像だそうです。
ドコモのコマーシャル用に作成された物・・。

1度ゆっくり見てください。




そして、それをメイキングする光景も見てください。
何かに一生懸命没頭する光景・・。
別の感動を感じました。
自分もその中に入っているように思い、一生懸命になることをしてみたくなりました。
それがこれです。



eri.hosoda

ハードな日

あっという間に 8月が終わろうとしています。
気付いたらもう、あと4日で9月になります。
本当に、早い・・。
現在、外来で分娩の予約をお受けしている方の予定日は、4月。
4月は、私の誕生日。また、年を取ってしまう・・と同年代のスタッフと嘆いている最近です。


昨日、朝からお昼すぎの間に、4人の赤ちゃんが生まれました。
病棟のスタッフが、段取り良くお産に携わり、外来スタッフも病棟に助っ人で駆けつけてくれて・・、セクレタリーも先々動きやすくしてくれて・・、受付さんも、病棟で点滴台を持って走ってくれていました。阿吽の呼吸で流れて行きました。
私も久しぶりに、病棟でフルに動きました。
赤ちゃんの沐浴をして、ママさんとお話して、おっぱいを見て、生まれて間もない赤ちゃんの検温などして・・。
忙しくて、スタッフもお昼ごはんを駆け込むだけの休憩でした。
本当に、かっこいいスタッフでした。ノンストップなのに、ずっと笑顔。
勤務終了の時間には、すべて完了。
惚れ惚れします。
お産されたママはみんな超スピード。
元気です。
院長は、朝から、外来と分娩室の往復。
スタッフが「先生、ヘロヘロじゃない?大丈夫?」とねぎらってくれていましたが、院長自ら「倒れるまでするしかないでしょ。」と笑ってました。
そうですよね。自分で選んだ道ですし・・。
よく、院長と話すことがあります。
この真夏の炎天下、外で仕事をされている方を見かけます。
暑いのが大、大、の苦手の院長は、いつも言います。
「どんなに忙しくても、建物の中の仕事でよかった。絶対に外の仕事、無理!本当に外の仕事の人、尊敬するわ。僕、半日持たない。」
「サラリーマンの人、尊敬する。こんなに暑いのにネクタイしてスーツ着て・・。僕、無理。ネクタイは冠婚葬祭のときだけしか無理。ネクタイしたら気絶する。」と。
だから、今、スタッフが頑張ってくれている姿を見て、元気に生まれて喜んでいるママやパパの顔を見られる、産婦人科医をやって行けるのでしょう。
今日、久しぶりに土曜日の午後、ゆっくりできそうでした。
院長に「何がしたい?」の質問に、即答「散髪!」
・・で、短くカットしました。
eri.hosoda