細田クリニックのひとりごと

気分を変えて

最近のニュース、殺人、セクハラ、嫌な話ばかりです。
身近でも、浮き立つ話はなく、あ~そうなんだ・・・と考え込んでしまうことばかり。
年齢的にそうなのでしょうが、友人と話す時も、親の介護のことや身近な人が病気になった話・・。
仕事中は、笑えることも多いし、家族に不幸があったわけでもなく、平穏な毎日なんですが、こう毎回毎回、ニュースやワイドショーが暗いと、不安になってきます。

歩道を歩いていても、車が突進してきて死んでしまう。
公園を歩いていても、ピックで襲い掛かられる。
現実なんです。

細田クリニックでお産されたママさんとスーパーで出会い、少し立ち話。
まさか、自分の周りには起こらない事件と思っていても、いつ、自分の目の前に起こるかわからないよね・・と、走り回る子供を眺めながら、お話ししました。

母親教室でいつも、命の重さ、大切さ、というお話をします。
生まれてきて、大きくなってきたら、みんなで守ってあげなくてはいけない、大切な大切な命。
なのに、命を物のように扱う人が増えている、今の日本。
スーパーにも、コンビニにも売ってないし、1億円払っても、命は買えない。
命の重さ、とよく言うけれど、命の重さは、秤では測れません。重量でない重さ。
それを教えなくてはいけない、親の役目は責任重大です。
生まれたとき、(いつか、道で殺されるかも・・)とか、(歩道で無謀な車にはねられるだろう・・)、なんて、誰も考えていません。
まさか、人の命を殺傷する卑劣な人間になるだろう、自らの命を絶つ人になるだろう、とも、思ってないはず。
何が幸せかわからないけれど、みんな、与えられた家族で与えられた生き方を想像して、過ごしているのです。
なんだか、嫌ですね。

笑って過ごしたい。

そう思いながら、インターネットを触っていると、ある動画を見つけました。
内容は、暗いかも。明るく喜びとは全くかけ離れていますが、歌の流れと、命の生かされている奇跡を感じ、ウルっときました。
ほんの6分ほどですが、お時間あるときに・・・。

eri.hosoda