今日より受付カウンターに、フィギアをひとつ置いてみた。
それは、院長のフィギア!
スタッフの評価は、「雰囲気似てる~でも、どこか違う」と・・・。
そうだ。似てるけど院長そっくりではない。
どこが違うのか・・・。
まず口。フィギアはしっかり白い歯が見えている。
実物院長は、歯は見えない。笑っても見えない。
口が小さいのか、歯が奥にあるのか、レントゲンを撮ったわけではないからわからないが、生の院長は歯が見えない。
だから、真っ白な歯が印象的なフィギアとは、似てるけどそっくりではない、という印象をあたえてしまう。
そしてネクタイ。フィギアはネクタイをしている。
院長は内覧会の日以外はネクタイをしていない。暑がりの院長にとってネクタイは苦痛そのもの。いつも道行くネクタイ姿のサラリーマンをみて尊敬しているぐらい嫌らしい。
実はオープンして間もない頃、フィギアは出来上がってきた。
それを見たうちの子が
「お医者さんの格好した人形があるんだ」
だけの反応。
「これ誰かわかる?」
と聞いたら
「誰って、誰かに似てる人形なん?」
という反応だった。
申し訳ないが、フィギアの製作会社に作り直してもらった。
わが子にも認めてもらえなかったのでは、患者様にはきっとわからない。そしたら意味がない。
受付に置く理由は、
待ち時間があってもすいません、中で一生懸命診察してます、という笑顔。
もし、分娩などがあって外来待ち時間が少々延びた場合、フィギアに「只今分娩中」の札を持たせようか、と思う。
このように、いろんなアイテムを考え中。診察室でもいくつか子ども受けするものが増えてきている。買い物へ行くたびに見つけてくる。子どもたちがそれを喜ぶのがうれしいのだ。
ひそやかな院長の楽しみだ。
eri.hosoda