外来には「妊娠しました」という方が次々来られる。
今日も、何気なく、「さて、この方の予定日は・・」と見てみると、なんともう、10月が予定日。
10月なんてまだまだ先、と思ってたのに・・。
この前まで、もう、ゴールデンウイークの予定日の妊婦さんが増えてきたね、という会話をしたはずだ。
春が来て、天神川の桜が満開になるのを見て、暑い暑いうだるような夏が来て、
半袖から長袖になり過ごしやすくなる秋を迎える頃に、分娩を迎える方々が今、初診で来られているのだ。
もちろん、4月生まれの私はさらにもうひとつ年をとっているし、ゴールデンウイークにはお休みが取れるかな~なんて、まだまだ先のことと、考えていたのに。
でも、よく考えたら、開院して1年2ヶ月。
去年の今頃生まれた赤ちゃんがもう、歩いている。
そして、クリニックで生まれた赤ちゃんがもうすぐ、お兄ちゃんになるファミリーもある。
月日は確実に進んでいるんだな、と思う。
そして、知らないうちに、ここで生まれた赤ちゃんが立派な大人になって、
「赤ちゃん生みにきました。」っていう事もあるのだろうか・・。
その頃、ヨボヨボ爺さん先生になっていないよう、フラフラ婆さん助産師にならないよう、毎日毎日いきいき、若くいようと思う。
eri.hosoda