細田クリニックのひとりごと

こんな時こそ

一向に収まらないコロナウイルス。
2019年には、インフルエンザによる死亡者人数が3000人を超えています。
この3000人は、医師がインフルエンザと認めた人のみであり、
インフルエンザで肺炎を併発したり、持病が悪化し亡くなった場合は含まれていないのです。
インフルエンザで死亡する人も、こんなにいるのがあまり知られていない現状。
それなのに、今回のコロナウイルスは、
速報で患者発生数を発表したり、政府が動いたり、オリンピックまで延期になる事態。
インフルエンザとコロナウイルスと違うところは、
罹患者の人数や、死亡者、重篤者の数よりも、
薬や予防接種が現段階でない!ということなのでしょう。

布マスクを世帯2枚ずつ配布??、国家予算、つまり税金から200億円かかるそうです。
それよりも、
その莫大なコストを医療面に充てていただきたい、
一刻も早く予防接種、薬の開発ができるように費やしてほしい、
医療崩壊寸前の病院に援助してほしい、
もっと現実味のある援助をしていただきたい、
そう、1主婦、1医療者、1納税者として思います。

さて、そんなこと考えても、私は首相でもないので、何の解決策にならないので・・・

こんなにコロナというウイルスの自然の脅威を感じる中、
自然のありがたさも感じます。

天神川の桜。

ほとんど不要不急以外の外出をしない今年の春。
でも、天神川の桜、今年も何もない顔して咲いていたのです。
買い物帰りの道。風もなく、日差しも暖かく、雲もない青空。
保育園児も元気に散策中で、
本当は日本は平和なんだよな・・と思い、
ほんの一瞬、コロナを忘れる景色でした。

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eri.hosoda