細田クリニックのひとりごと

1か月過ぎて

5月8日からほぼ1か月経ちました。
日常が、ほぼ戻ってきました。
外食店でも、パーテーションがほとんど外されています。
お店の方もマスクなしのところ、増えてきました。
お店入口でのほぼ検温もなくなりました。
ソーシャルディスタンス、、懐かしい言葉になりました。
テレビで顔なじみになってしまっていた、感染症専門医師の出演、減りました。
化粧品売り場、シートも外され、活気出ています。
学校行事、地域行事も、もとに戻りつつある段階。

まだまだ、マスクを使用されている方が多いですが、
一人でウォーキング、自転車、バイクで通勤、など、感染リスクのない時は
マスク着用のメリットはないわけですし、むしろ、外した方が健康に良いこともわかっています。
今はまだ、涼しい時間帯もあるので、新鮮な空気をたっぷり、体の中に取り入れてあげましょう。

 

小さい子たちの感染症が、諸々流行っています。
コロナで、感染症のとらえ方が敏感になっているのかもしれません。
以前から、インフルエンザや夏風邪、ありました。
ただ、罹りやすくなっているとのことです。
そりゃ、この2年間、ほとんど人と接さず、行事ごともなく、行くところ行くところでアルコール消毒、大きな声を出さない、幼稚園学校、マスクしなさいでした。
そりゃ抵抗力なくなっていて当然です。呼吸器弱くなって当然です。
これからは、マイナスだった成長期の大切なことを取り戻してほしいなあと思います。

余談
私も、口内炎。
マスクを外したら、すっかり良くなりました。

 

クリニックも明るくなりました。
超音波を見ながら診察室から聞こえる、パパの声が新鮮で、
待合室でパパとママが会話する姿、
病棟では、生まれた赤ちゃんにご対面するご家族、
産後の入院中、洗濯物を持ってくるおばあちゃんの笑顔、
やっぱり必要ですよね。
私たちもいろんな感情がよみがえってきました。
エレベーターの稼働率、この1か月、上がっています(笑)

 

でも、
感染症に関係なく、出生率、減っています。

でも、それでも、ひとりひとりの命が生まれることは、みんな、
家族、人、にとって、何よりも大切なことです。
そこに携わる、私たちの仕事。
命に向き合う、そしてスタートする、お手伝いしかできませんが、
ありがたいことと改めて思い、精一杯、頑張っていこう、と思います。

 

隔離生活、面会中止、、、マスク、消毒、、、
などなど。
そこから学べたこと、大切にしながら、
忘れてはいけない「普通」を思い出していきたいです。

 

eri.hosoda