年別アーカイブ: 2016年

日々学び

こんなテーマを挙げると、どんなたいそうな内容であるのか?、芸能人が書いているブログみたいなの?、とか想像してしましますよね。

いえいえ、そんな大袈裟ではなく、事あるごとの感想って感じです。
単なるそこから知ること、教えられることが多いので、書き記すだけです。

今年の夏は、オリンピック、盛り上がりました。
いつも、興味のない競技もメダルを取り、頑張りの姿が見られて本当によかったです。
金の涙、銀の涙、銅の涙、それぞれが違う涙も垣間見えました。
メダリスト当事者だけでなく、家族の涙、監督コーチの歓喜、テレビの前の私たちの感動。それも、オリンピックならではの感情だと思います。
だって、体操選手に会ったこともなければ、カヌーの選手で日本人がいたことも知らない、競歩のルールも知らない。それでも、なぜか応援し、嬉しかったですよね、メダルの獲得!我が家では、家族間でハイタッチしてましたもん(笑)

 

たまたま、日本はお盆休みで、家族団らんの一コマがオリンピックの観戦だったおうちもあったことでしょう。
平和な国です。

その反面、いろんな事件もありました。
その事件があるたびに、スタッフと語ります。
高畑淳子と息子の関係、その事件。
それぞれの家族、それぞれの置かれている立場や環境、誰一人同じ人はいません。
悪いことですが、みんな、自分の子どもにだぶらせたり、自分の子育てを振り返り、そして、時には、自信を無くしたり不安に思ったり。
でも、大丈夫という自信ももらったり。
いやいや、先のことはわからんよ~と思ってみたり。
毎日顔を合わす仲間と、そんな会話をすることは、絶対プラスになっていると思います。

そして、台風3つが日本列島に向かっているころ、クリニックも台風の余波受けているか?ようなお産ラッシュでした。
スタッフも台風のように働いてくれて、お産のママもすごく頑張ってくれて、素敵なお産ばかりに立ち会えました。ありがとう、本当にありがとうです。
初産婦さんが立て続けに、分娩時間2~3時間!!
まさに、入院→即分娩室直行!という方多かったです。
翌日、お産早かったね・・おめでとう・・二人目さんのお産の時気を付けないといけないね・・そんな会話が続きました。
分娩室、手術室でのパパの涙も、感動。
命がけのママの姿、命がけで生まれてきてくれたベビーちゃん、すべてすべて奇跡。
筋書きのない奇跡の現場で、金メダルなんて比べ物にならないほどの頑張りと奇跡の現場で、そこにいるパパは感動して当たり前です。涙あふれて自然です。

暑い暑い夏でしたが、たくさんの多くの出会いがあり、多くの感動と感情をもらい、
ママとベビーとパパと、スタッフに
ありがとう、ありがとう、ありがとう、です。

eri.hosoda

夏休み

先週あたりから、外来の様子がヒートアップしています。

 

その理由!

 

幼稚園、小学校が夏休みだからです。
何かわからないけど、ママに着いてくるお兄ちゃんお姉ちゃん。
いっしょに、おなかの中の赤ちゃんを見に来るお兄ちゃんお姉ちゃん。
不妊治療の注射を打つママを心配そうに見ているお兄ちゃんお姉ちゃん。
細田で、生まれたお兄ちゃんお姉ちゃん。
先生に、カルテに張られている数年前の超音波写真を見せられて、これ、〇〇ちゃんだよ!と自分のことを言われて、意味わからん!!って顔のお兄ちゃんお姉ちゃん。
先生の触っている超音波をジーとみているお兄ちゃんお姉ちゃん。
ひたすら診察室のおもちゃで遊ぶお兄ちゃんお姉ちゃん。
キッズコーナーで遊ぶ!が目的のお兄ちゃんお姉ちゃん。
初めてやってきて、自分の診察か?と泣きべそのお兄ちゃんお姉ちゃん。
その正反対で、どんどん診察室の奥まで入ってくる興味津々のお兄ちゃんお姉ちゃん。

 

どんな子もかわいい!!!


みんな、しぐさも、表情も、行動も違うけど、かわいい!!!


今日なんて、お母さんが困り果てるほど、動き回ってしまう1才8カ月の僕ちゃん。

一瞬にして、ママの見えないところに行ってしまうほど。
ママに、先生のお話に集中してもらうため、その僕ちゃんを抱っこしました。
抱き上げた瞬間、泣くかな?とか、下におろして~と言われるか、という予測とは逆に、自分の腕を私の肩に回し、顔をうずめ、ギューーーーと私に、しがみついてくるじゃないですか。
この感触、胸にくっつき、下から見上げてる視線、癒されました。

それから、どこのお子さんも喜ぶのはシール。
いろんな種類のシールを用意し、ママといっしょにやって来た子供たちにプレゼントしているシール。
すごく喜ぶ笑顔はたまりません。
小学生の子たちも、はにかみながらも、Get感、伝わります。

なぜ、子どもって、シール好きなんでしょうね。
初めて、何かを集めることを覚えるからかな?
2~3才くらいの子どもでも、自分で何かする、できる、達成感なのかな?
おうちに帰って、ここだけに貼ってもいいよ!と言われ、ママやパパの言うことを守れること、逆に違うところに貼って、反抗するを覚える喜びなのかな?
理由は聞いても、返ってこない答えです。
キラキラひかるシール、大好きなキャラクター、嬉しいんだろうな~


袋から、今日はどんなシールか、小さな手で、必死で取り出す姿、今しか見れない姿です。

子どもたちもうれしいんだろうけど、それを見る私たちも、すごくうれしいです。

こんな純な子ども心。
忘れていくのは、いつからなんでしょうか。
忘れたくないけど、忘れないと大人になれないし。
子どもらしさがあってこそ、大人らしさ、を覚えていくのかも、ですね。

シール1枚でで喜んでもらえ、子どもたちの無邪気な笑顔見られるなら、私たちもホッとします。
たかがシール1枚、されどシール1枚!ですね。
あと1カ月もすれば、子どもたちの数は激減します。
夏休みならではの光景です。

eri.hosoda

 

夏場

暑くなりました。ムシムシ、じとじと・・・・。
テレビのニュースからも、最高気温が35℃を超えました、なんて聞こえてきます。

新生児室をはじめクリニックの中は空調温度で一定にできるよう心がけていますが、
どうしても、外来やテラスのある階は、出入りがあるため、気温が一定しません。
お許し下さい。

外の緑の木々も、濃い緑になり、生き生きしてきました。
こんな車の量が多い空気のよくない五条通りに面してるにもかかわらず、
2本のヤマボウシもドンドン茂っていき、立派なシンボルツリーになりました。
開業して1年目、葉っぱもまばらで、2年目、ほとんど緑も花もなく、
枯らしてしまったと診断され、伐採をする予定にしていた3年目くらいに、緑も花もたわわに茂ってきました。4年目くらいには、ふさふさ。
伐採中止です。

診察室には、1つの緑が置いてあります。
院長の外来診察する机のパソコン横か、スタッフの手洗い場(患者さまには目の届かないところ)に、どちらかが定位置。
近くのホームセンターに行ったとき、院長が500円ほどで買った
「ガジュマル」です。
器は、女性の手のこぶしより小さい10センチにも満たないものだし、木の高さも買ったときは7~8センチほど。
でも、そのガジュマルの成長が、早いこと!!
1か月半もたたないうちに、葉っぱの数が9枚から17枚に!!!
葉が茂った分、高さも10センチ近くになりました。
何の手も加えていません。
水も上げ過ぎはダメのようで、院長が日曜日に、と決めて、水やり。
あとは、外来スタッフが毎日毎日眺めて、感動して、時には、話しかけたり、褒めたり、、、、くらいの育て方。
驚くのは、朝いちばんに、葉っぱの新芽発見。
新芽独特の2~3ミリでくるっと丸まってまだ開いておらず、薄いきみどりで、今、出てきました!生まれました!って感じだったですが、その日の夕方、夜診が始まったころに、8ミリほどに成長し、他の葉っぱと同じ形で開いていたのです。
感動!!すごい!!生命!!
植物の意外な成長の発見と、何とも言えない癒しです。
人もこんなにはっきり短期間で成長を感じれれば、いいのにね!とか、
何もあれこれ手をかけなくても、成長するね、
人も案外見守るだけで成長するのかもしれないね、と発見したり。
小さい頃の成長は感じるけれど、大人、特に私たちの年齢になれば成長を感じることは自他ともにほとんどありませんもんね。
これから先、このガジュマル、どこまで成長するのかすごく楽しみでもあり、この小さい器で枯らせてしまったらどうしよーと不安もあったり。
たった500円で、こんなにいろんな思いを愛情のように注げるなんて、楽しみ増えた~と思うと同時に、そんなスタッフといっしょに働いている楽しさも感じる毎日です。

少し角度違うけれど、距離は、ほぼ同じ。
葉っぱの密度の違い一目瞭然。
成長の勢いが器の幅を超えてます(笑)
左 6月3日              右 7月1日

1  → 2

 

NHKの番組より

 

 

5月30日の夜、10時25分から、プロフェッショナルという番組、見られましたか?
コウノドリのモデル医師であった、荻田先生の仕事に対する考えやお産の怖さを語っておられました。

恐らく、医療関係者、特に、産婦人科に携わる者は、おおよその方見ておられたことでしょう。
クリニックのスタッフも、見た人録画した人で、番組の内容を少々語りました。
妊娠中の方も、見られた方、多いと思います。
(余談ですが、スタッフの一人が、若い頃の荻田先生といっしょに働いたことがある、と話してくれました。)

ここで少しだけ、番組の内容をまとめてみると、、、、

   最悪に備えて、最善を尽くす。
   突き放して、見守りながら、若手医師を育てる。

大まかにはこの2つでした。

それらのことを、いろんな症例を混ぜながら、語っておられました。

一見、普通の出産も、いつ、だれが、急変して命の危機になるかわかりません。
大多数の出産が、元気に無事に生まれてきてくれるのですが、
でも、命の危機はみんな背負いながら、出産しているのです。
だから、出産を成し遂げるママは、すごい。
もっと広く言えば、そのパワーがある女性はすごい。と、常日頃思っています。
だから、そのすごいママを支えるために、急変した時、できるならその予兆を逃さずキャッチし、対応する仕事が、私たちの仕事です。
荻田先生も話しておられました。
そんなママを守るのは、一人ではできない、チームワークだと。
責任をもって、診断する医師、そして、独りの目でなく、助産師看護師のいろんな目でいろんな気付き、診断が合わさって、ママの様子がわわかる、と思っています。
私たち開業医から、大病院に搬送し、そこで、命を救っていただくこともチームワークです。
もちろん、そこには、小児科の先生やスタッフ、場合によっては、他の科の先生やスタッフも加わってくださいます。
西京極の小さなクリニックでも、大きなつながり、守り、があってこそ、成り立っているということを認識させてもらいました。


でも、絶対、絶対、お産の主人公はママ!命がけのお産と戦っているのは、ママ本人!

そして、死ぬ時よりしんどいだろう思いをして、がんばってがんばって、必死で生まれてきてくれる赤ちゃん!
分娩室・手術室で見る光景は、何度見ても、どんな出産も、ママと赤ちゃんが主人公です。
そして、主人公を一番助けるパパがいて、それから、スタッフがいて、、、です。
(またまた、エキストラのような私(笑)も、、、)

コウノドリ(2015年10月放送)もそうですが、月曜日の荻田先生のプロフェッショナルのようすな番組がもっと増え、みんなの目に留まり、何か感じてもらえ、お産はだれもが命がけであることをわかってもらえる、そして、お産の主人公は産婦人科医でもなく、助産師でもなく、それを成し遂げる、ママと赤ちゃんであることを再認識してほしい、と思います。

追記::荻田先生の書かれた『ダンナのための妊娠出産読本』、パパだけでなく他の人も読んでみてください。話口調で理解しやすいです。ただし、どこの産婦人科医も100%同感ではないと思うので、1つの考えてとしては、すごく参考になるのでは?と思います。
eri.hosoda

 

心の中に

先日、ある方(以下Mさん)から、うれしいうれしい、涙の出る、メールをいただきました。

そのある方、Mさんとの出会いを綴ります。

Mさんは、双子ちゃんの妊娠で、総合病院でかかられていました。
もう、20年近く前のこと。
Mさんと私の出会いは、その病院の分娩室からです。
双子というリスクはありましたが、それ以外は順調だったこと、おひとり出産されているし、経腟での分娩経過中。
その日の私は、Mさんの担当でした。 陣痛の合間も笑顔で、もう少しかかりそうですね!と、お話しし、私は一旦分娩室を退室しました。
そして、その数分後、分娩室からナースコール。 「破水したかも。しんどい。」と。 すぐ分娩室に戻り、破水を確認。 「ここから早いかも」と会話している真っ最中、Mさんの呼吸も苦しそうになり、二人の赤ちゃんの心音はあっという間に50~60回/分台に下降しました。
普通健康な胎児は120~180回/分、一瞬にして半分以下になり、復活してくれる気配なく、かなりしんどい赤ちゃんのサインです。
あの時の心音の波形は、今でも覚えています。 産科で働く者の言葉では、地を這うような心音・・・ 破水してから、1分ほどの出来事です。

 

自分の目の前で、怒っている現実。本当に怖く、心臓が動悸をうち、足も手も震えていた私です。 でも、おびえてる時間はない、待てません。私の目の前で、3人の命が危機にある、一刻も早く、早く!そんな状況です。順序立てて考える、教科書を思い浮かべる、そんな時間はない!
二人の赤ちゃんが、、、。 3人とも助けなくては、、、、。 ママがんばれ、、、、。
私の、頭で考えること体が動くこと口で指示だすこと、すべて、一瞬だったと思います。
Mさんには、微笑みながらも、スタッフ間では鬼の形相だったかもしれません。 即刻、スタッフ数名で、ストレッチャー乗せたMさんを手術室まで運びました。 落ちそうになるMさんを両端で支え、特急並みに走り抜けました。それでも、もっと急ぎたかった。
たまたま、廊下ですれ違った小児科の先生に、単語だけで状況説明(私、吠えていたと思います)し、一緒に手術室に走りました。 手術室のスタッフへ連絡はしてあったものの、普通じゃない雰囲気の私たちだったのでしょうね。阿吽の呼吸で入室させてくれました。
午前の手術を終えた産婦人科医師(それが今の院長です)が目の前に待機。そのまま、Mさんの帝王切開開始です。
手術室へ送ったあと、私たちスタッフは手術室の出入り口で、ヘナヘナとしゃがみ込んでしまい、立てませんでした。全力が抜けていきました。 それに、気付けば私たち、分娩室からシューズを履く余裕もなく、はだしのまま、廊下を走り抜けていました。 その姿に、ちょっと、スタッフ同士で、にこっと笑い、、、、 自分のこわばる顔にもやっと気付き、そこで現実に戻ったのだと思います。

しばらくし、生まれた赤ちゃんは、二人ともアプガースコア1点。
(問題ない赤ちゃんは、ほどんどは、8点から10点です)
どうか、どうか、生きて!!!がんばれ!!!!生きて!!!!私たちの祈りでした。
そして、Mさんは・・・・
出血が止まりません。
体中に酸素が回っていません。
何かがMさんに起こっている!!
Mさんも瀕死の状態でした。経験のない、想像もできない状態です。
ママも助かって!!!!
いろんな状況との闘い、あらゆる検査と診断の結果は
「肺への羊水塞栓症」
診断は難しく、何の合併症もなく予兆もなく、突然起こり、発生頻度は2~3万分娩に1例くらいですが、発症後1時間以内で死亡してしまう方が80%ともいわれています。即死の妊婦さんもいます。
でも、Mさんは、命は取り留めました。
あふれ出る出血、止まらぬ出血の中、止む終えず子宮を取りましたが、命を救うためです。
だから、生きて手術室を出てきてくれました。命は救われました。
そのあと、1か月CCU(循環器の集中治療室)に入り、私たち産科からも毎日訪室し、お話ししました。もちろん、人工呼吸器をつけておられたので、こちらからの語りかけだったかもしれません。人工呼吸器が外れたら、産科病棟に戻ってきてくれました。
男の子女の子の双子ちゃんも、がんばってがんばって、何カ月もかけて復活してくれました。
その間、長男くんも3才か4才ぐらいだったかな?お兄ちゃんなりに、頑張っていました。
面会の間、いっしょに詰所で遊んだり、退屈になったら、病院内をいっしょに散歩したり。

これが、私とMさんとの出会いです。
現在、Mさん、時々クリニックに検診に来てくださいます。
今では、家族のこと、主婦話、子供の事、をお話しするお付き合いになりました。

そして、数日前、久しぶりにメールでの近況報告、、、
1部そのまま紹介します。

********************************

前略
長男は、無事に社会人になりました。 K(双子の女の子)は看護学部の2回生、T(双子の男の子)は1浪の末、この春国立の医学部に入学しました。二人は、厳しい道を自分でそれぞれ選択しましたが、楽しそうに過ごしています。

中略

あの日の出来事は、長男にも、KにもTにも何度なく話してきました。 Kは4歳にHUSになりましたが、その際も主治医にいのちを助けてもらったこと、Tは10歳にIgA腎症と診断され入退院を繰り返しましたが、二人は病気に負けたくない気持ちと、助けて頂いた経験を返したいという思いでそれぞれの道を選んだのだと思います。 二人が勉強していくうちに、羊水塞栓症の内容を理解して、助けてもらったことがいかにすごいことだったかを知ってくれたら震えると思います。

後略

******************************************** 注*HUS→溶血性尿毒症症候群

双子ちゃんのふたりが、自分たちを救ってもらった経験を看護師、医師として返したい思い。
そして、それをずっと思い続け、やり通してくれている信念。
本当にすばらしい!!!!うれしい、感動!!!!しかありません。
メールを見ながら涙が出ました。こんな思いの看護師や医師が一人でも増えれば日本の医療は絶対大丈夫と思います。本当の、真の志だと思います。
ずっとずっと、頑張ってほしい。
ずっとずっと、応援したいと思います。

産婦人科医、助産師、産科看護師は、占い師でもないし、予言師でもありません。
目の前の妊婦さんに何が起こるか、わかりません。もちろん、少しでもわかるように、何かきっかけの手がかりを見つけるために、妊婦健診や採血や会話をしているわけです。
それでも、わからないことばかりが起こるのが出産。
だから、目の前の出来事に、やるべきことを瞬時にやる!ママと赤ちゃんの命を救うために、動く!考える! そんな仕事です。
だから、本心は何度も辞めたい、逃げたい、と思うこと、何度もありました。
でも、こんな私たちを育ててくれるのは、患者さんや妊婦さんです。
今まで関わった方に育ててもらって今があることを決して、絶対、忘れてはいけません。

Mさんのような患者さんに出会っていなければ、産婦人科を続けていなかったことでしょう。

Mさん、長男くん、Kちゃん、Tくんの思い出の中に良い思い出として私たちが残れたこと、本当にあの時、ママとKちゃんとTくんが頑張ってくれたことに感謝です。
胸がキューンとなり、目頭を覆いながら読んだメール。 ここに記録として残しておきます。
Mさん、ありがとう。 eri.hosoda