年別アーカイブ: 2010年

12月31日

今日で2010年も終わりです。
いろんな反省、多くの感謝、たくさんの驚き、すべて振り返り
あったかい大切な1年だったな・・と思いにふけりました。
お正月の買い出しは昨日までにちょこちょこ済ませてあったので(大した買い物はないですけど、紅白のかまぼことか、お正月のお箸とか・・)
雪が積もる今日31日は、家の片づけに精を出します。
午前中はクリニックに行き、お正月の花をアレンジして、しめ縄を飾り(両方手作りです)、今日の勤務してくれているスタッフにご挨拶をして帰ってきました。


1年の終わりですが、それは始まりです。
「終わりは始まり」私の大好きなボーカリストの信念がこれなのです。
(知ってる人にはそのボーカリストが誰かわかるでしょうけど)


私も常にそう思います。
自分にもそうですが、人にもそう伝えることが多いです。
お産のあとにも、「さあ、これから長い長い道のりが始まるよ」
と声かけます。そこでハッと気付かれるお母さんも多いわけで、
赤ちゃんを産むことはゴールではなく、スタートなのです。
そんな毎日の中で、わが子からプライスレスの幸せをたくさんもらいます。
そのためには、育てていくこと、食べさせること、しつけること、いっしょに笑い、いっしょに泣く、時には怒り、悲しむ・・。
いろんな人に出会います。いろんな人に助けてもらいます。
いろんな人に教えられ、諭されます。
今年も私にたくさんの話しをしてくれた、周りの家族やスタッフ、いろんな方々に感謝し、来年は、自分の考えの幅も広げいい1年を過ごしたいと思います。
このブログを読まれた方だけでなく、感謝の思いはたくさんの人に伝えたい気持ちです。ありがとうございました。
あと、今年は10時間ありますが、310人の命が生まれてきてくれたことの喜び、スタッフがすごく元気に頑張ってくれていること、家族がみんな元気であったことに喜びを感じられることに感謝です。


そうそう、今年1番大きな赤ちゃんは、12月に生まれた4000g少しの元気な赤ちゃん。お母さん、頑張られました。
クリニックはじまってから、3番目に大きな赤ちゃんでした。


来年もよろしくお願いします。


eri.hosoda

消防避難訓練

12月20日、14時クリニックで出火という想定で、消防避難訓練を行いました。
過去は、個々にイメージトレーニングは行っていたものの、実際に消防士の方を招いて訓練を行ったのは初めてです。
京都市内の開業医の方に数人お聞きしたものの、実際訓練を行っているところはほとんどなく、大阪の開業医の先生に細かく聞き、手順書やチェック表を参考にさせてもらいました。
でも、建物も従業員の数、また、大阪市と京都市では書類などの手順も全く違い、ゼロから開始です。
避難訓練リーダーチーム?を作り、何度か集まって想定やセリフを考えました。
空いてる時間に首から提げる名札を作成もしました。
セリフ入りの計画書をみんなに配り、数日前からみんな必死です。
消防士の方いわく、マニュアルどおりでもいいのでイメージを作っておくことが
大切・・とのこと。
本当はどんな火災が発生するのかわからないけれども、何か一つストーリーを決めて展開することは訓練にはなるのでどうぞやって下さい・・とのお言葉だけで背中を押された感じです。
実際、想定だけでなく、火災発見者や通報係、患者役などみんなに配役があります。
紙面上とは違って、それぞれにかかる時間配分などチグハグになってしまった場面もありましたが、大きな大きな自信につながったのではないかな・・と思います。
なんと言っても、みんなの真剣さ。
すごかった・・。
感動でした・・。(避難訓練で感動・・というのも変ですけど、みんなの真剣さや動きに感動したのです)
私も過去いろんな病院や学校で避難訓練をしていますが、正直、笑いながら・・しゃべりながら・・、若干タラタラ・・、やっていました。
今思うと、恥ずかしいことです。
スタッフは、動けない患者役のスタッフも、それを助けるスタッフもみんな、真剣そのもの。なりきってました。
始まる寸前まで、全員マニュアルを見て、いかにどう動いたらいいか確認。
なんだか、みんなカッコいい・・と思いました。
終わったあと、あるスタッフ「こんな真剣な訓練初めて。すごい。」と言われました。
そして、訓練中に消防士の方から厳しく指導されたことは、すぐに個々に反省。
火事は絶対起こしてはいけないし、今のクリニックの建物は、防火基準も100%守られているので大きな火事には絶対ならないと思います。
でも、訓練は必要です。
イメージを常に持つこと。そして、それに真剣に取り組むこと。
今のスタッフは完璧です。
時間あるときに、夜の場合、お産中の場合、外来真っ盛りの場合、などなどシュミレーションしていき、更に応用が効くようにしたいものです。
写真は、避難訓練後に消火訓練をしているところと講評してもらっているところ、消火器の実演を全員やってみたところ・・です。
来年は、こんな年末にするのではなく、もう少し気候のいい季節に計画しようと思います。ちなみに、20日は雨も降らず、気温も16度。院長一人半袖です。IMG_0557IMG_0561



 

5周年

今日、12月5日は開業して5年目。
5周年記念です。
毎年毎年区切りはありますが、5年という年月は節目です。
4日には、忘年会を兼ねて、5周年記念を行いました。
いろんなことがありました。
もちろん、お産だけをやっているわけにはいきません。
5年前、経営者としての知識は全くありませんでした。
経理・・人事・・、人と人の出会い、何もかも初めての試みでした。
院長と私だけで、ここまで来たわけではありません。
スタッフ一人一人の力があってこそ・・本当にそうです。
(今日は、患者さまや妊婦さん向けブログではなく、スタッフ向け、関係者の方向けのブログと思ってください。)
お互いの性格、思い、考え、みんな違います。
でも、今目の前にいてくれるスタッフには、それぞれの思いの感謝があります。
みんなのおかげで、毎日お産があり、外来の患者さまが来て下さるのです。
感謝、だけでは、伝わりません。
ありがとうだけでは、言い表せません。
でも、本当に本当にありがとう。
受付の、Oちゃん、T(m)ちゃん、Hちゃん、Mちゃん
笑顔の受付ありがとうね。私も見習います。
セクレタリーの、Mちゃん、Sさん、Iさん、Hさん
クリニックの環境管理、気付かないところまでいつもありがとう。
看護師の、Kさん、Mさん、Mちゃん、Mっちー、Nちゃん
昼も夜も忙しい中、笑顔でありがとう。
助産師の、Kさん、Sさん、Tちゃん、Jさん、Nさん
本当に毎日私も教わることばかりです。素敵です。ありがとう。
Nさん、Kさん、Yちゃん、S-さん、Oさん、Aさん、Sさん
忙しい中助けてもらってありがとう。
外来の、Iさん、Sさん、Fさん
80人超える忙しい外来ありがとう。私も着いていきますね。
厨房のNさん、Yさん
おいしいご飯ありがとう。
小児科の青木先生、お疲れなのに毎週クリニックに来て下さり、ありがとうございます。
哲也先生、弟と言うだけで甘え切ってすいません。ありがとう。
他、Mさん、Kさん、Nさん、ハード面で、頼り切ってすいません。わがままばっかり言う私ですいません。
Aさん、今日は遠方から会に来て下さり、すごくうれしかったです。私の中では、オープニングマネージャー、創設者です。ありがとうございます。
そのほか、たくさんの方々、ありがとうございます。
会でも言いましたが、今まで生きていて一番濃厚な5年間でした。
泣くこともありましたが、その分、幸せな恵まれた5年間でした。ありがとう。

追記**スタッフからサプライズで頂いたプレゼントです。お手紙も付いていて
感動して泣いてしまいました。
SBSH039311


 


 


 


 


 


 


次の節目は10年目です。
また、更に大きくみんなに感謝の気持ちを心の中で思い、今日から6年目を歩いていきたいと思います。
ありがとう。
(患者さまには、???のブログですいません)
eri.hosoda

うれしい・・緊張・・

外来が休みの日には、用事、気分転換に、いろんなところに出かけることが多いです。
もちろん、何かあればクリニックに戻れる距離限定ですけれど・・。
いろんなところに出没する私たち・・だから、いろんな方にお会いします。

二条にあるBivi、用事で近くに行き本屋さんへ立ち寄った数分・・妊婦さんのご主人に声かけられました。その近くでランチをしたら、向かいの席にはお産された方。
伊勢丹で買い物・・レジの方に「先生ですよね」と言われました。
子どもの用事で四条の寺町・・はぐれそうになるほどの人ごみの中、出産された方とぶつかりました。お互い「いや~こんなところで・・」と笑顔で一瞬の会話。
オープン早々のヨドバシカメラ・・よく覚えているご家族に遠くから会釈されました。そうそう、ヨドバシカメラだけで5人くらい患者さまを見かけました。
阪急電車に一駅乗っても、たまたま前に立たれた方が、最近お産された方。
バスに乗り遅れそうで、バス停に走っていく姿をお産された方に「お出かけですか?」と手を振って声かけられたり・・。
近くのユニクロ・・ご家族で買い物中に声をかけてくださり、抱っこさせてもらいました。


高島屋で・・大丸で・・、言うまでもなく、近くのライフ、マツモト、京ファミ、洛南ジャスコ・・。そうそう、ヤマダ電機では、必ずと言っていいくらい、お二人くらいはお会いします。・・ローカルな話ですいません。

もちろん、スタッフもよく患者さまをお見かけするようです。
同じマンションとか、たまたま入ったラーメン屋さんとか、京タンス、ハナ、学校、などなど。仕事中は髪の毛をくくって白衣、でも、街では髪形も変え、私服なのに、患者様のほうから声をかけてくださるので、驚いたこともあるようです。それは、すごくうれしいこと、ありがたいことです。

声かけてくださったり、遠くから会釈してくださり、抱っこされている赤ちゃんを指差して「この子この子・・」と笑顔でジェスチャーしてくださったり・・。
その都度、あの方のお産は真夜中だったなあ・・とか、あそこのご主人、すごく優しかった記憶・・とか、それぞれのお産のエピソード、断片的ですけど、記憶をたどることができます。
でも、お名前が出てこなかったり、何年前だったか、という記憶がなかったり、ということもしばしば。
そんなときは、お名前をお聞きすることもあるかと思います。そうすれば、消えない記憶として学習しますので、よろしかったら教えてください。
スタッフも同じだそうで「お顔はよく覚えているんですけど、お名前お聞きしていいですか・・」と聞くのだそうです。

地域に根ざしたクリニック。
5年経てば、お会いする方も増えてきます。
すごく、うれしいです。
疲れていても、タラタラ歩いてられませんよね。
汚い姿で、歩いてられませんよね。
常にほど良い緊張感を持ちながら、街に出ようと思います。
でも、もし、疲れた顔でボーと歩いていたら、渇を入れる意味で声をかけて下さい。うれしいです。
eri.hosoda

アベリア

アベリアクリニック正面花壇・・。
コルジリネ レッドスターもダメでした。
夏に植え替えをしていただき、今度こそ・・と期待をしたのですが、やはり、五条天神川の環境には耐えられなかったようです。
100%枯れてしまったわけではないのですが、何とか生きてますって状態だったレッドスター。見た目が、なんだか、品粗になっていました。
そんな状況の中、
またまた、院長の同級生の植木屋さんが、見かねて、自ら植え替えてくださったのです。(以前のコルネシア レッドスターの請求書、まだ、もらってないのです。催促はしているのですが、その植木屋さんも育たない植物に納得できないようで・・)
今回、知りあいの同業者の方にも、いろいろ聞き、調べてくださいました。この過酷な環境で育つ緑を。
その結果が、アベリアです。
まだ、低木で花もないですが、アベリアは土も選ばず、水も普通にあげていれば、お・そ・ら・く・育つでしょう・・とのこと。ネットで見たら、きれいなかわいい花です。
これがダメなら、もう無理!と印籠を渡され、
「それでも、緑を・・というなら、もう、他の業者に変えてや・・!」と苦笑いされました・・!
なので、これが最後だと思って、アベリアに期待します。
土も少なく、夏は灼熱、車の排気をもろに浴び、かつ、みんなの期待は大きく・・・。アベリアさんごめんなさい・・という思いだけど、それでも成長を期待します。
それから、私たちの知らない間に、こっそり来て下さり、作業をしてくださったHさん、ありがとうございます。職人姿に感動しています。今度こそ、大切に育てます。
eri.hosoda