年別アーカイブ: 2017年

12月

あっという間に、この前の投稿から1か月経っていました。

本当に、早い!

この1か月もたくさんの出来事がありました。
うれしいこと、びっくりのこと、楽しいこと、悲しいこと。
それぞれ、3つ4つくらいずつあり(ありすぎ~)、時間の流れに飲み込まれていました。
ダメですね。
日々大切にしないと・・・とは思っているのですが、
若いころのように、いろんな計画立てて、行動的!という、生活パターンからは
遠ざかってしまいました。
みなさんは、どうですかね。

最近、すごく癒される光景。
それは、些細なことなんですが、、、、

皆さんご存知のように、外来では、ママといっしょに来てくれた、小さなお子さんに
シールをプレゼントしています。

いつのころから、渡し始めたシールのプレゼント。
子供たちは、自分の受診ではないので、シールをもらいに来るのが楽しみだったり、
ここは、シールをもらいに来るところと、思いこんでいたり。
そのシールをもらって超喜んでいる子供たちの顔を見るのが、逆に私たちの喜び、楽しみになってきたり、で、ずーと続いています。

シールって不思議ですよね。

私たちの子供のころも、シール、ありました。
親に貼る場所決められていて、、、、
今のように、シールの手帳みたいなのは、なかったですから。
私の家では、小物入れの引き出し表、2段目だけ。
そこがいっぱいになると、3段目に進出したような、、、。
その後どうしてたのでしょうか?
記憶は途切れています(笑)
(余談・・森永のチョコボールのおまけにシールありましたよね。
私の唯一のシールだったような記憶)

外来で、シールを渡すとき、本当に素敵な笑顔をしてくれます。
それまで、緊張して、ママの横にチンと座っていたのに、シール上げたら
満面の笑顔。本当にうれしい感120%の喜び方。
その様子を見ていると、本当に癒されます。
この子たちの記憶に、シールもらってうれしかったこと、残るかな?
と、想像したり。

シールだったら、なんでもいい、という子もいれば、
絶対プリキュアがいい!とか、
最初から、自ら、プリンセス下さい!という子とか、
渡した時だけでなく、診察終わって、待合室へ戻り、会計済ませても、
ノリノリで、飛び上がって、握りしめていたり。

笑顔。
ずっとずっと続いてほしい。
本当は、ギューッてハグしてあげたいなあ。

だって、子どもの笑顔になんの警戒心もないし、ためらうこともなく、
お愛想でもなく、純粋だから。

だから、シールのプレゼントは、ずーと続けたい・・
最高の笑顔で喜んでくれる子どもたちが大好きだから。

eri.hosoda

 

追記・・・クリスマス、例年通り、気持ち
プチプレゼントある、かも!です。
もちろん、ちびっこだけですけど、、、ね!

 

eri.hosoda

 

12年

この建物が建ち、12年。
五条通りの排気ガスと騒音と、真夏の灼熱した太陽を浴び、
入院患者さん、外来患者さん、スタッフ、総勢何十人が入っているだろうと思われる
瞬間を支えているし、小さい建物なのに、強靭で、立派で、かっこよくて、
改めて、すごいなあ、と思います。

先日、この建物の設計、建築、すべてプロデュースしてくださった
松山将勝先生、片腕の加藤友佳子さんに、来ていただきました。
1年目点検以来の来京です。
待ち合わせの時間に、来ていただき、顔を合わせた瞬間、
握手とハグ。
その一瞬で、12年前の思い出がよみがえり、いえ、12年前にタイムスリップ。
毎日、設計や産婦人科ならではの特徴など、夜中まで話し合い、
松山先生のアピール、産婦人科医としての最低限必要なこだわり、
それらをすり合わせること、数か月。
それに伴う、体力と精神力。尋常じゃなかったな(笑)
私たちも、松山先生も、若かったのでしょう(笑)


クリニックを隈なく見て回り、笑ったり、思い出したり、今を語ったり。

京都は、他府県に比べて、どこよりも建築条件が厳しく、
でも、産婦人科として、最低限必要なことをそこに、込み入れなくてはいけません。
無理をかなり、聞いてもらいました。
松山先生に、かなり、行政や建築会社とセッションしてもらいました。
開業するには、医療(中身)が1番であること、何より大切でそれは、今も第一優先です。
でも、みなさんがお産をされるに値する、建物(外身)でなければなりません。
生まれたところが、ガタガタじゃ、思い出半減。
第一、細田で生もうと思ってもらえません。
先にも書いたように、自然や天災に、弱いようじゃダメ。
いろんなこと、考えに考え抜かれた建物です。

ここで第一声をあげる赤ちゃんに、お産をしていただくママに、外来に来ていただくいろんな女性の方に、
失礼のない建物にしたかった院長の思いと松山先生の合作です。

数時間、たくさんお話しました。
この日、松山先生に、ほめてもらうことしかなかったので、
すごくこれからも頑張ろう!と鋭気をもらえました。
「どこより、きれいに大切に使ってもらってる」と絶賛してもらったこと。
よそのどこより、清潔感あって、それによって、建物の寿命もまだまだいける!
すごく大切に使ってる!しかも、クリニックの中、どこも全部!
古くても、年季が入っていても、大切に使っていれば、それが悪い意味ではなくなる!
他施設では10年目に大改装しなくてはいけないほど、使えないところも結構ある!
そんな松山先生の言葉。
ずーと、見るところ見るところで、語ってくださいました。

そして、
「働くスタッフが素敵だと」と言ってもらったこと。
何より何より、嬉しかったです。

スタッフとは、この日、2~3人顔を合わせてくれました。
ニコっとご挨拶。
それ以外、私の口から出るスタッフの姿、こんなことあった、あんなことあった、という12年間を聞き、
「どこより、スタッフがいいよ~~」
「他施設では、スタッフとの難題しか聞かないところもあるよ!」
「細田クリニックのスタッフ、いいよね~!うん、いいよ!」と、九州弁+笑顔で語ってくださる松山先生の言葉を今いるスタッフにも聞かせて上げたかったです。

この待合でいろんな思い出があふれ出し、
30分くらいここで語りました。
IMG_6064

外から眺める建物の外観。
まっすぐに並ぶルーバーも、角度や幅に意味がありました。
設計の知識ゼロの私たちには、目からうろこ状態の12年前でした。

IMG_6061

建物の裏。
世界の建築を手掛けていらっしゃる松山先生が、ベスト3に入る難題だった設計。
この斜めの壁のライン、でこぼこ、窓の位置、
全部そうせざるを得ず、意味があって、ミリ単位の建物です。
IMG_6058

松山先生、加藤さん、本当に来てくださり、ありがとうございました。
この建物があってこそ、今まで走り続けてこれた気がします。
産婦人科は過酷です。そこで働くスタッフも、過酷です。
24時間365日動いています。
それは、自然に流れるお産の大変さや命がけ、元気に生まれることは奇跡であるからです。
なかなか、世間のみなさんにわかってもらえません。
そんな思いをママだけでなく、パパや周りの人にわかってもらえるよう
日々この建物と一緒にアピールしていこうと感じました。
この前の道を通って、
「ここで生まれたんだよ」と家族で語ってもらえるありがたさ、
そんな嬉しい言葉が一人でも多くありますよう、
これからも頑張っていきます。
ありがとうございました。
eri.hosoda

お誕生日

 

 

先週土曜日、クリニックの中で、院長の誕生日会を開いていただきました。
心のこもったお誕生日会。
毎年、スタッフが内容を考えて、会をしてくださいます。
院長、あいさつで言ってました。
「先日、同級生で集まった時、毎年、僕の誕生日を職場のスタッフが祝ってくれる、
という話をしたら、
だれもが羨ましがって、、、
僕だけだと思うと、本当にうれしくてうれしくて、、、」と。
本当に、その通り。

家に帰って、みんなからのメッセージを読み返し、
いただいたプレゼントを眺め、
ふと誕生日だな・・と思う瞬間は、
思わず、熱くなります。
普段仕事中、お産や患者さまの方ばかり、見ているので、
スタッフとは、
医師と、看護師、助産師、事務、セクレタリーとしての関わり。
そんなみんなが細田修司に、熱いメッセージを書いてくれたり、
お祝いの言葉をかけてくれたり、こんな会を開いてくれて
みんなが素直に祝福してくれている!
本当に、素敵な、楽しい、大好きなスタッフ(by院長)
そんなことが、私のことではない私までもが、
単純に感動でき、何度も心の中で「ありがとう」「うれしいな」
と思ったほど。

さてさて、毎年、アップさせていただいている、プレゼント。
今年は、院長の大好きな車のミニチュア。
なかなか、思う車種がなく、幹事さん苦労してくれた様子。
スタッフのご主人から、追加にプレゼントもあり・・・。
院長、少年にもどった瞬間です!!!

車 プレゼント2

そして、もう一つ!
それは、革の手袋。
数年前、買った手袋が、ボロボロで(笑)
毎年、冬が始まる前に、私が繕っていたのです。
夜中に呼ばれること多い仕事がら、手袋は必需品。
で、縫い縫いして使っている手袋の代わりに、プレゼントしてくださったのですが、
まだ、発売されてなくて、
11月中旬に、発送されるとか。
ユニークに、その写真の実物大のコピーと目録
(その写真撮ろうと思ったけど、院長、どこかに厳重に片づけて、見えるところにない)
を作ってくれて・・・(笑)

あっちゃん2

楽しい、大爆笑の、プレゼント贈呈でした。

そして、すごくみんなで楽しみにしていたケータリングの食事を堪能し、
最後に、大きなケーキにろうそくを立て、
子供のように、おじさんが「ふーーーー」!!
その時全員で歌ってくれた、ハッピーバースデーの歌。
すごくすごく、院長、感動してたんです。
確かに、息ピッタリで、すごく部屋の中でエコーがかかっていて。
本当-----に、
楽しい楽しい会でした。
本当-----に、
ありがとう!!!

 

みんなと2  ごはん2

ケーキ2
注*ろうそくの数と年齢は関係ありません(^^♪

eri.hosoda

 

地域の中で

クリニックの住所は、右京区西京極南大入町。
学区は、葛野学区。
自宅の住所も、葛野学区。
今年は、院長、町内の副会長をさせていただいているため、
たくさんの行事の役が回ってきます。
普段、仕事ばかりなので、役に当たっている時こそ地域の方々と

いっしょに、、、と、時間を融通し、可能な限り、
参加させていただいています。

8月19日土曜、地蔵盆。
1週間前には、会場の草引きをし、土慣らしをしました。
私の内心、何も考えず、無心にむしり取る草引き、結構、楽しかったです。

当日は、朝から、テント張りやお地蔵さんへのお唱えなどがありましたが、
私も院長も外来だったため、午前は参加できず。
午前の外来を終え、その足で、まず地蔵盆会場へ。
お昼ご飯も食べていませんでしたが、それを忘れてしまうほどの30度を超える暑い日でした。
小学生や幼児は、ゲームや紙芝居やおやつタイムがあります。
何人かは、細田で生まれた子供たち。
大きくなったなあと思うのはもちろん、地域でこんな行事が残っていて、
きっと、うれしい思い出だろうな・・と眺めていました。
地蔵盆1
そのまま夜に突入。
夜は、地域の大人がお供えをもって、集合です。
ご近所さんの新しく来られた知らない方々や
普段は挨拶だけの方々とも、お話し、
楽しい、老若男女交えた、井戸端会議みたいでした。
地蔵盆2
すべて終了で、役員は、テントを解体し、片づけて、掃除して、、、、
真夜中の解散でした。
激疲れ(笑)

 


先月は、クリニックに、葛野小学校の2年生が、見学に。
たった1時間ですが、毎年、
葛野学区内で興味のある会社や仕事の中に入り込んで、質問や見学をする授業の一環です。
小学2年生で、なんだか、高度な授業だな‥と思いつつ、毎年、お受けしています。
質問や知りたいことを事前に決めてきていて、すごくユニーク。
「病院の中には、何がありますか?」
「体のどこをみますか?」
ん・・・・(笑)
答えにすごく、悩みました(笑)
見学に来た子どもたちの中には、
ここで生まれました!
妹や弟がここで生まれました!
と言ってくれて、すごく嬉しく、すごく年月を感じました。
「おむつ変えたんだよ・・」と言うと、すごく照れ笑いしてくれたり。
お礼の手紙が、またまた、感動しました。
(血圧測定の部屋に貼ってあります。もちろん、学校の先生に許可もらってます)
IMG_5885

もう一つ。
葛野学区の運動会。
地域の運動会は、どこにでもありますが、普段、自分の町内の団結を感じませんが、この日は、必死で応援です。
「こんなに、大きくなりました」と、院長の姿を見つけて、真反対側のテントから、顔を見せてくれたり、
「今、走ってる子、先生に取り上げてもらった子ですよ」と驚かせてくれたり。
数えられないほどのママやパパ、大きくなった子どもたちともお会いしました。
もちろん、普段、外に出ることない院長も、日焼けしながら、参加。
綱引きをする院長(左)
地域の応援合戦、子供たちの姿を見守る院長(右)
Inkedtunahiki_LI    Inked応援_LI
矢印の先、小さくわかりにくいですが、院長です(^_-)-☆

地域への関わり、濃い、深い、楽しい、嬉しい、そして、ぐったりな、
そんな夏でした。
eri.hosoda

一気に秋めいてきました。
あんなに暑くて、秋を待っていたはずなのに、
ほんの少し秋を感じ始めたら、

日が暮れるの早いなあ・・帰るとき真っ暗・・とか、
あっという間に、冬が来るのかな・・嫌だな・・とか、

なんと勝手な自分(笑)

 

京都市内の街路樹は、春に息吹を感じ、夏のカンカン照りには木陰ができたり、
秋には紅葉を楽しめます。
が、街路樹は道路の一部なので、京都市の管理下にあります。
昨日街中では、落ち葉の公害(←というそうです)になる前に、
まだ、緑が生い茂り、紅葉を楽しむ前早々の街路樹を、丸坊主にする作業が始まっていました。
毎年ながら、風情ないなあ、と思いますが、沿道にお住まいの方は、
落葉が始まると葉っぱの公害といわれているそうなので仕方ありません。

 

クリニックのヤマボウシ2本も、10年前枯れかけてしまいましたが、
無事復活し、今では、ボーボーに茂っています。
夏はきれいな真っ白な花を見せてくれます。
その勢い良い成長に伴い、クリニック建物の側面にある
「HOSODA CLINIC」のロゴが隠れてしまいました。
ちょうど、木の姿勢も整える意味もあり、今日、専門家の方に手入れをしていただきました。
写真撮りに外に出たら、すでに、終わりかけ、
(↓写真)周りのそうじをして下さっていました。

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(↓写真)クリニックの待合室から見たヤマボウシ。空がきれいに見えるようになりました。

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(↓写真)アベリアはいつもスタッフが手入れしてくれていますが、今回、専門家に散髪を(笑)
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五条通りの排気ガス、騒音、夏のカンカン照り、冬の寒気、
文句も言えず、全てに耐え抜いているヤマボウシとアベリア。
本当は、「暑いよ!!水くれ~!!」「寒いよ!!もう無理~!!」
「排気ガス、たまらんわ!!」
と言ってるかもしれません。
今日の剪定は、ヤマボウシとアベリアへのご褒美です(^_-)-☆
eri.hosoda