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コーヒー

今日スタッフの一人が
「休憩室のコーヒーは濃い過ぎて、飲めないんです、これを薄めてさらにクリープ入れて・・・」
と言いながら、コーヒーメーカーのコーヒーを薄めながら話していた。それでも、食後にはコーヒーを飲みたくなるのであろう。
ほかのスタッフも、濃いと感じていないらしく毎日そのコーヒーを普通に、しかも、ブラックで飲んでいる。


私も、まったく休憩室のコーヒーを濃いと感じていない。私的にはもっと濃いコーヒーが好きだ。
我が家は、コーヒーは大好きである。朝の出勤前と、夕食の後、必ず、カリカリ豆を挽いて、お湯を沸かして、コーヒーを飲む。
元々私が大のコーヒー好きであり、もっぱらブラック。豆から挽いてお湯をトロトロ注いで深い香りを味わいながら飲むひと時、いつの間にか、主人のほうが気に入っている。子供たちも、砂糖なしで挽きたてコーヒーにミルクを入れて飲むのを覚えた。一人前に「今日のは、薄いなあ~」などと、味にも関与してくる。入れ方も主人や私の入れるの見ているせいか、うまく粉を膨らませて、私たち夫婦の好みどうりに入れられる。
豆も、いろんなお店でいろんな味を買っている。
どれも、好きだ。

やっと、コーヒーの味に気が向くようになった。
やっと、コーヒーを入れる光景が思い出せる時間ができた。
クリニックでも、自宅でも。
まだまだ、「ゆとり」までは出ないが、コーヒーの飲む時間くらいは大切にし、ほっこりしたいものだ。
忙しさに突入する前の朝のコーヒー、お昼、みんなで話しながら飲むクリニックでのコーヒー、夜、二人でソファーに座りながらのコーヒー、味もその時間も大好きだ。  
                  eri.hosoda                                      






待合室?

クリニックに来られた方は感じられていることだが、クリニックの建物は、病院色ではなく、どちらかといえば、スターバックス系統のつくりと色合いだ。
だからであろうか。患者様だけでなく、一緒に付いてこ来られる方が多い。妊婦様には、上のお子様を連れてこられるご主人やおばあちゃん。婦人科の方でも、普通にご主人が一緒に来られている。それから、患者様のお友達という方も多い。だから、時間帯によって、待合室を見てみると、産婦人科と感じない時もある。
今日、クリニックに来られた建設関係の方が
「いつも、患者さまのご主人が何人かおられますよね。」
と言われた。
また、里帰り分娩を希望される患者様が今日クリニックの見学に来られた。
その方も
「今通っているクリニックは男の人が入れない雰囲気ですよ。ここは、普通にご主人も来られるんですね。」
と言っておられた。
院長やスタッフは意識して「ご主人と来てください」なんて言った事ない。
ましてや、お友達と一緒に・・・なんて考えもしていなかった。
うれしいことである。入りにくい雰囲気を作ってはいけない、という思いは伝わっているのであろうか。
設計をお願いした先生に
「病院ではなく、おしゃれな喫茶店か、ブッティックみたいなデザインを。でも、だれでも入りやすく、敷居は高くなく、そんな産婦人科を・・・」と希望し叶えてもらった。
だから、ご主人やお友達が一緒に来られることは、すごくうれしい。
もちろん、お一人で来られる方が多いが、雑誌を読みながら、美容院で待ってる雰囲気がある。
妊娠・出産はご主人と共通の喜び。
婦人科の病気は来院することだけでも、勇気のいること、ご主人やお友達がいてくれたら安心できる。
また、診察の内容によっては、誰かにいててほしい、と思うときもある。
だから、今の雰囲気が継続してほしいなあ・・・と思う。
スターバックスのように、コーヒーこそ出ないが、春の日差しが感じられるようになれば、診察の待ち時間にウトウト・・・も出来そうだ。
                                eri.hosoda

待ち時間

どこの病院やクリニックでも、よほど運がよいときでなければ「待ち時間」がある。
今まで知っている病院は、病院の駐車場に入るのに何分かかかり
受付を済ませ自分の名前が呼ばれるまでに、1時間。は、ざらで、2時間3時間に及ぶときもあった。さらに、そこから検査に回り、会計、薬局で30分以上の待ち時間。1日仕事である。
細田クリニックをオープンして、約2ヵ月半。
大きな総合病院から当クリニックに来ていただいていただいた患者様は
「1時間くらい前の病院に比べたら待ってる内に入りませんよ~」
と言ってくださるが・・・。
やはり待ち時間は短い方がいい。
大病院のように、検査に回ったり、会計待ちやお薬待ち、なんてことはないが、それでも、最近1時間ほど待っていただいている日もある。
今のところ、外来時間中にお産や緊急手術に当たったことがないが
これから先外来診察時間中に「~お産です~」と呼ばれることもあるだろう。
そしたら、いやおうなしに待ち時間が長く出来てしまう。
今の内に解決策を・・・・。
最近、携帯電話で今の待ち時間を知らせたり、携帯電話で予約が取れたり・・・
というシステムがあるようだ。女性にとって、買い物や子供のことを考えると
1時間でも待ち時間として座っていることはもったいない。うちのクリニックも携帯電話でのシステムを考えみたが、お産が入ったり初診の方がたくさん来られたら、5分先のことはどうなるかはわからない。
待ち合いにテレビを置こうか・・・。しかし、見たい番組も人によって異なり、テレビをうるさいと感じられたらそれは苦痛になる。
雑誌・・・。現在数冊置いてある。子供用の絵本も置いてある。
それくらいであろうか。
キッズコーナーは大人気で、帰りたくないという子供たち続出!!

結論!
①これから先、出来るだけ待ち時間をなくすように、院長が予約を取る際に最大限工夫すること!院長自身、車の渋滞や並んで買い物をするというのが大嫌いで、待てない性格なんです。だから、「待つ」ということを最大限避けたいと考えていますから。
②もし、待っていただいたら、申し訳ないですということをお伝えすること!
③お願いです。①②を肝に銘じていますが、お産があれば少々お待ち下さい。初診の方が来られたら予約の方の間に入っていただくのでお許し下さい。

先日、待っていただいた方に「お待たせしました」と声かけると
「ここで座って待つの、心地いいんですよ」と患者様に言われて、ハッと思ったことである。
ある男性の方から「ここで座っているのバーみたいや」とも言われたこともある。
あの空間で、いろんな発想して待っていただければ幸いなんですが・・・。
                          eri.hosoda


ホームページ!

お待たせ致しました。ご迷惑おかけいたしました。そしてやっとできました!リニューアルホームページです。昨年12月5日に産声をあげたクリニックは、皆様に支えられ育てていただきまして2ヶ月が経ちました。本当に多くの関係者の皆様のご尽力には頭が下がります。それに答えクリニックも成長して行こうと各部門のスタッフが、それぞれ専門の知識から知恵を出し合い、細田クリニックオリジナルをいろいろと作りだしております。患者様への”安心・安全”そして”やすらぎ”を支えるさまざまなシステムが出来上がってきております。しかしそのシステムは目には見えません。sそしてそれはこれからもスタッフ全員の力で洗練され続けていきます。その努力の過程が患者様の”信頼”へとつながって行くと考えております。そして熱いスタッフに支えられ、勇気付けられ日々感謝しつつ、私自身少しづつでも成長して行けるようにガンバロウと思っております。


~”初心”を忘れないよう、赤ちゃん時代の写真の無垢なまなざしに見つめられつつ毎日診察しています~   Shu.Hosoda

写真

クリニックの診察室に1枚の写真を何倍かに引き伸ばし、かわいい装飾をつけて飾ってある。
診察に来られた方はよほど緊張して入ってこられない限り目に付くであろう。
それは、院長がまだ、生後10ヶ月ころの写真。
元々は名刺サイズで、白黒で、写真のまわりに白い縁取りがあり・・・・・。
それを聞いただけで、昭和の雰囲気がある。
しかも、生後10ヶ月の院長の髪型は、お母さんが苦労してバリカンで刈っていたらしくキチッとそろっている。
かわいい手で何かおせんべいらしきものを、握り締めている。
「修ちゃん、こっち向いて~」と言われたのか、きょとんと不思議そうな顔でカメラを見ている。
40ン年経って、こんなおじさんになるとは、だれも想像しなかったであろう。


なぜ、この写真をクリニックに飾ったのか・・・。私の発想であるが、何かで表したかった。


院長はクリニックを開院するにあたり、スタッフとは同等に横並び、というのが基本であった。来ていただく患者様に対しても、見てあげる、というより、自分の持っている知識と経験を提供させていただく、というのが、モットーである。
その象徴として、
入院患者様が、「先生ありがとうございます」といわれるたびに、心の中で、「スタッフのみんながいてくれるから」と思うらしい。そして、「僕は何も偉くないのに。生まれたときはあの写真のようにみんないっしょなのになあ・・」という。その表しに、あの写真を引き伸ばした。
それから、初心忘れず、ということ。
初心は、研修医になったときより、医学部に入ったときより、もっとさかのぼり
人としてのスタート地点。初心もない「無」の状態。まぎれもなく、純粋そのものの時代である。
みんな、絶対与えられていた、「無」の状態、純粋な時があったはず。
そんな初心を忘れてはならない。

外来での妊婦さんや婦人科で来られた方の目に少しでも触れ、院長のこの気持ちを思い出してくだされば、飾った甲斐があったかな、と思う。
                                    eri.hosoda