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避難訓練

 

先週、雪が舞う中、避難誘導の訓練を行いました。

右京区の担当消防士の方にご協力を頂き、評価を受けながらの訓練です。

その日、直前にお産の方がいらっしゃって、若干時間送らそうか・・という状況でしたが、

定刻(と言うのも変ですが)出火!で行うことができました。

待合室では、まだママが出産されて1時間ほどのパパ、無意識にお手伝いしてくださいました。

 

例年の通り、スタッフ間で役割を決め、シナリオを作り、当日実行です。

過去来ていただいた指導消防士さんは、

訓練でシナリオ作って日ごろからイメージを作っておくことが大切!とおっしゃっていましたが、

今回は、シナリオなくして、すべて架空の実演でやることが良い!

というアドバイスをいただきました。

そりゃそうですよね。火災はどのような状況で起こるか、想定できませんものね。

次回の課題!役割だけ決めて、みんなの本能的な避難誘導行動を訓練してみようと思います。

 

すべて、終了した後、消火器を使って、消火訓練も行いました。

毎回、訓練のあと、実演をやっているにもかかわらず、

かつ、仕事中に何度も消火器を目にしているのに、

恥ずかしながら、自信なく忘れているものです。

説明を受けて、「お~そうやった。」と思い出したみんなです。

無事、すべて終え、新たな疑問も出てくる有意義な訓練だったと思います。

火事、震災、ないに越したことはないですが、滅多にないからこそ、その場の行動が問われます。

命の優先を考えて、どんな状況でも動けるよう、日頃から、イメージトレーニング大切です。

1
↑訓練を終え、評価を受けています。みんな真剣!!

3
↑全員消火器の実演。唯一の男、院長は火元に接近!

4
↑最後に楽しくわかりやすくお話ししてくださった指導消防士の方に感謝です。

eri.hosoda

 

 

遅くなりました

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
すでに年があけて、10日・・・遅くなっちゃいました。
15日まで松の内なので、今頃のご挨拶、お許しください。

みなさまは、どのように、年末年始をお過ごしになられましたか?

紅白、見ておられましたか?
初詣にお出かけでしたか?
お仕事でしたか?
お出かけでしたか?

いろんな年越しがあったことと思います。

12月31日と1月1日の違いなんて、何にもないのですが、

昨年を思いながら、新しい年を静かに迎えられること、

それ自体すごく幸せなことです。

新年を迎えるというだけで、何か感じたり、思ったり、振り返ったり、反省したり。

私も、ちっぽけなことですけど、それらを感じ、

ついつい、忘れてしまいがちな当たり前のことが幸せだと感じつつ、新年を迎えました。

それから、

おせち、お雑煮、年賀状、お年玉、初詣・・・・

ちょっとめんどくさいと思う、日本のしきたりですが、

家族や友人、仲間を改めて想える良い機会だと思います。

私も、年賀状を見ながら、それぞれの近況を知りながら、みんながんばっているんだな~と

頑張る力をもらいました。

年賀状だけのお付き合いになっている友人もいますが、それはそれでつながっている嬉しさがあります。

帰省して来た子どもたちとの新年のあいさつは、うれしいさがあります。

今年は小言は少なくしようと思いつつ、1日として持ちませんでしたが(笑)

おせち料理は、たくさんは作りませんが、超簡単なものを少々。

そうすることで一応(笑)主婦である自覚を高めています。自己満足?

こんな新年を迎え、お産もラッシュ!

満床です。

改めてここにブログを記載しながら思いました。

やはり、スタッフの温かさ、笑顔が、私の潤滑油、です。

そして、がんばったママの笑顔、やりきった感、すべてに、ありがとう、です。

今年も潤滑油をいただきながら、ママの笑顔を浴びながら、頑張っていこうと思います。

よろしくお願いします。

eri.hosoda

 

 

 

 

 

 

街中で・・・

先日、用事で、左京区に向かっていた時のことです。

天気も良く、寒さも和らいでいた、日曜の午後。

主人が運転、私が助手席。これが、いつもの位置です。

助手席から、何気に私は外を見ていました。

私の視野に、数分、並走している車があって、一人の男性が運転しておられるのです。同乗者はありませんでした。

何気に目が合う?・・・

でも、じっと見ては失礼かも・・・

チラ見をする・・・

ん・・やはり、知ってる人・・・

向こうも私のこと、知ってそうな雰囲気かも・・・

すごくよく知っているような、でも、名前が出てこないから

お産された人のご主人?それにしては、年齢いかれてるし・・・

どこかのお店のシェフっぽい?そんな顔覚えるようないきつけのお店ないし・・・

どこかで一緒に働いたドクター?それなら、名前出てくると思うし・・・

ん・・・わからないまま。

誰だろう?誰だろう?でも、絶対知ってる人なのに。

えーと、えーと・・とグルグルいろんな事考えました。

偶然にも、信号が赤になって、並走したまま、こちらもあちらも車を停止。

チラ見頻回の私。車の窓ガラスはあるものの、すごく近い。

やはり、絶対知ってる人だ。

でも、名前わからない。

無視も失礼だし、一応、目を伏せる程度に会釈してみたものの、あちらは、気付いておられない様子。

なおさら、誰?だれ?どなた?と知りたくなる。

右にいる主人に、

「マジマジ見ないでいいから、左の車の運転手のおっちゃん、見て。知ってる人やと思うねん。誰やったけ?患者さんのご主人?それか、どこかのドクターかな?」

と聞きました。

主人もチラ見して即答!

「山中教授や」と。

「あーーーーーーー!!!!ほんと!!!まさに、そう!!!!」

となりの車に聞こえてしまうんじゃない?というほどの大声で絶叫しました。

知ってる人とは、知り合いではなく、テレビの中で見かけた人だったのです。

iPS細胞で、ノーベル賞を受賞された、京都大学の、山中伸弥教授。

すぐさま、スマホで「山中教授」と検索し、写真をみて、ぶったまげました。

スマホの中の山中教授のお顔、世界の山中教授が1mほど隣におられる!!!

どこかで見た人、いやいや、私の心の中では、

「知ってるひと、このおっちゃん」のレベルで

本当に申し訳ない思いでした。

目が合ったなんて、思い上がり。

iPS細胞が、産科の臨床で、結びつくことは少なそうですが、

「あ~あ、声かけて、お産の異常が起こる前に検知できる何か、開発してください・・って言えばよかった」

と、つぶやいてしまいました(笑)

私たち産科と、iPS細胞を研究されている山中教授と関係はなさそうですが、

ドラえもんがいたら、こんなお願いするのに・・というような、

そんなテンション上がった発想、でした。今思えば笑えてきます。

何年か前に、友人のご主人が、田中耕一さん【島津製作所】(現役サラリーマンのノーベル賞受賞者)とデスクを隣に並べていた!という、話を聞いたことがあります。

その話を思い出し、立派な方でも、すごく普通に生活が垣間見えるところにおられることを再認識。
ノーベル賞を受賞される方は、遠い存在で、同じ空気を感じるところにはおられない、という勝手な想像。それは、根拠のない思い込みなのかもしれません。

でも、なんとなく、ハッとする、目を引くオーラ(私も、どこかで見た!と言うオーラを感じたには間違いないし)があることには間違いないです。

産科の分野でも、大きな発見、発明がなされることを日々願っています。

それが、すごく身近の方であるかも、と思うと、違う意味でもっと嬉しい。

なんだか、胸が高まる赤信号の一瞬でした。

eri.hosoda

 

クリスマス・・・

 

 

世の中の雰囲気と景色が季節を表していますが、年々早くなっているのをみんなが感じています。

ハロインが終わると、一気にクリスマス。

並行して、ひそやかにおせちの広告が広がり、クリスマスが終わるころ、

バレンタインのチラシ。

ついていくのに必死であり、気ぜわしくも感じることも。

クリニックも、11月中にクリスマスツリーを出しました。

同時に、小さなクリスマス小物もお目見えさせ、一気に12月モード。

毎年、ツリーのきらびやかさには、小さな子どもたちに人気はありますが、

中待合のソファーの壁側にある絵も人気です。

絵の中にある小さなLEDのライトの色がほんのり変わり、それによって、

絵の雰囲気も違って見えます。

高かったでしょ?

とか、

何十万してそう・・・

など言ってもらってますが、

実は、お小遣いで買えそうな値段なんです。

(ご想像にお任せします(笑)!!)

もちろんスタッフも、ふと立ち止まり、目をそこに映す・・・。

小さなくらい絵ですが、なごみます。

それから、11月の半ばから、一つの花を飾りました。

外来の3か所。

「クリスマスブッシュ」です。

あまり、日本の花屋さんでは見かけたことがなかったので、

ふと立ち寄った花屋さんで見かけたときには

悩まず、買いました。

クリスマスブッシュ。

本来は、オーストラリアの夏のクリスマスを告げる花なのです。

だから、寒い雪がちらつく日本のクリスマスには、向きません。

つまり、クリスマスと名がつく夏の花なんです。

(正確には、赤く花に見えるのはガクだそうです)

すごく、綺麗で、ほの暗い中待合の片隅とエレベーターの前と内診室の正面。

3か所に置きました。

ほとんど、枯れてしまいましたが、まだ、中待合にひっそりと。

もう、ドライフラワーみたいで、タイムリミット・・という感じですが(笑)

何年か前から探していた、クリスマスブッシュを買った!!という満足が

私はうれしかったのですが、もっとうれしかったのは・・・・

スタッフが、すごく、このクリスマスブッシュに興味を持ってくれたことです。

一人二人ではなく、何人ものスタッフが

立ち止まって、時には、しゃがみこんで

「これ、きれい!!」

「これ何て言うの?」

「見たことな~い」

と、眺めてくれたこと。

片隅に置いてある、クリスマスっぽい、この見たことのない花。

そこに気付いて、興味を注いで、聞いてきてくれたこと。

スタッフひとりひとりの女性らしさ、気配り、やさしさを感じました。

一つの花をみて素朴に何か感じること、思うこと、その感性は

すごく人として大切だと思うからです。

そんなスタッフが細田クリニックにいてくれることは、すごく自慢です。

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数日前、3才くらいの女の子がこの花の脇に

しゃがんでいました。

ママが「触ったらだめよ」

と言うと、その女の子

「見てるだけ」と。

その女の子、この花をみて、何を思っていたのでしょうね。

eri.hosoda

 

 

サザエさん

先日の日曜日、ふと、サザエさんが見たくなりました。

あるママと話していて、

「うちの子、わかめちゃんににてるでしょ?」って言われ、

「そう?似てる?」「みんな赤ちゃんは似てるかも(笑)」

という会話をしたので、急にサザエさんを見ようかな!と思ったのかもしれません。

子どもたちが小さいころは、あたりまえに日曜日の6時半はサザエさんでした。

もちろん、私が子どもだった頃も。

(あのテーマ曲を聞くと明日から学校だーーーと、若干現実に引き戻される、切なさもありましたけど。)

でも、いつの日にかサザエさんを見なくなっていたんですよね。

で、何年かぶりに見るサザエさん。

何も変わってませんでした。

着物を着ている波平さんフネさん。

ご飯を食べる時は家族全員、しかも正座。

わかめちゃんカット。

たらちゃんの2頭身。

ダイヤル式の黒電話。

その下にある電話帳。

勝手口から入る三河谷さん。

廊下を走る子どもたち。

そして、エンディングの曲とともに、家族が並んでおうちに入り、小さいおうちがビヨーンビヨーンと伸びる。

昔のまんま。

昭和そのものがそのまま残っています。

変わったところは、昔は東芝だけのコマーシャルでしたが、今は、他社も加わっている、てところ。

それから、一番変わったのは、私たちの子どものころは、一番最後の最後に、サザエさんが食べ物を投げて口でキャッチして飲み込む「ンガ、ン、ン」という声でした。

今は、サザエさんと視聴者とのじゃんけんです。

(食べ物を投げて食べると窒息する恐れがある、行儀が悪い、とのことで、

じゃんけんになったと聞いたことがあります。)

 

すべて、サザエさん、いいなあ、と思います。

今のちびっこたち、この昭和の時代を知らないから、このサザエさんがどう映っているのでしょう。何を思うでしょう。

見てないのでしょうかね。

でも、見せてあげてほしいなあ・・・・。

何年かぶりにサザエさんを見て、昔の家族ってこんなんだよな・・と思いました

良いも悪いも、ほのぼのします。

私たち人は、

夢を追うのも、人を好きになるのも、

子どものころ、全部「自分のため」でした。

それが、成長とともに、というか、大人になる中で、

「人のため」になってきます。

サザエさんの家族で、大人と子どもの違い、役割、昔は見えなかった深いものが見えた気がします。

自分のために生きる子どもたち・・・から、人のために生きる大人たち・・・

家族の中で作り上げられていたんですね。

サザエさんを見て、大人の視線で見入ってしまいました。

なんだか、今の時代に置き換えるには難しいですけれど。

 

私は、まだまだ、人のため・・・になれない大人だだなあ。

早く(遅いか?!)、私も、人のためになれる、大人にならねば(笑)

eri.hosoda