細田クリニックのひとりごと

9月

気付いたら、9月でした。

台風も、来るとか来ないとか、惑わされてばかりでしたが、
結論、この付近は被害が出ず、良かったです。
台風通過の九州の方々や、線状降水帯で被害にあわれた方々、心より、お見舞い申し上げます。

さて、クリニックは、7月8月と、連日出産出産で、忙しいモードでした。
外来も、子宮頸がんワクチン接種に関して、キャッチアップ接種や学生の無料接種も、9月いっぱい以内に受けないと無料対象から外されてしまうので、駆け込み予約の方が殺到。
子宮頸がんで、辛い思いをしないように、良い傾向なんですけれどね、、、、

 

この忙しい毎日の中、うれしい一言、感動する一言で、自分がホッとできす瞬間を感じました。
私も、病棟や外来、ちょこっとお手伝い。
数週間前の1か月検診で、あるママが
「お世話になった病院を今日で最後かと思うと、卒業式みたいです。
もう、来ないのだなあ、、とさみしい反面、ここでお産させてもらって、良かったです。
ありがとうございました。」
とおっしゃってくださいました。
本当に、こちらが、涙出そうなくらい、ありがたい言葉です。

 

でも、

常に思ってるし、母親教室でもお話させていただいています。
産婦人科は、赤ちゃんが生まれてくる場所の提供と、産婦人科医も助産師、他のスタッフも、ママをあくまで支える役目。
(もちろん、院長はスタッフも支えないといけませんが(笑)・・・)
どんな場面でも、ママが自分で産むしかないのです。
経腟分娩であっても、帝王切開であっても、時間がかかるお産でも、入院して数分であっという間のお産でも、ママの体から生まれてきてくれる、それだけは、変えられません。
だから、細田クリニックのお陰というより、
「ママが1番頑張った、だから、これから先、何かあっても、絶対自信をもって育てて行けるよ!」と思います。
ありがとうございます、、、とママからの言葉は、うれしいけれど、
ママ自身にそして、赤ちゃんに、そして、それを支えてくれるご家族に、ありがとうございます、、だと思います。
自分を褒めてあげてください。

 

そんなママの笑顔で、私たちは、充分頑張れるのかもしれません。

今日も、一人の赤ちゃんが、ついさっき、生まれてきてくれました。
入院して、3時間で出産の初産婦さん。
パパの立会いの場面で、生まれてすぐに、しっかり泣いてくれました!!!!!

 

ありがとう
本当にありがとう
eri.hosoda