細田クリニックのひとりごと

雑感

1月もあっという間に後半。 
時間の経つのが早く感じるのはなぜでしょうか。1時間は60分、1日は24時間、全く変わってないのですけど・・・感じ方が変わるのは、年のせいでしょうかね?

 

さて、今日は、京都も初雪です。
昨夜、お産が終わり帰宅した院長は、夜中の0時。
その時は、寒さだけで、雪はまだ降ってませんでした。そのあとから、深々と降って、朝には真っ白になっていたのですね。
yuki
今日の朝8:30のクリニック前。歩道はべちゃべちゃになっていますが、空からはまだ、今も、静かに降り続いてます。早く止んでほしい~

 

いくつかの感じた事、記載しておきます。

 

先日、あるママとお話ししました。
妊娠中、私がそのママと何気ない会話の後に「話し、聞くよ」と声をかけたそうです。そのママの場合だけでなく、ママの言葉の端々や表情に、私の中で、何か感じ「ん?」「何か悩みありそう」「何か聞いてほしそう」があると、いきなりではなく、最後に、なんとなく私からそんな風に声をかけることがあります。その時も、そうだったのかな?と思います。
でも、そのママ、聞いてほしいことがあり、話ししようかな?と、一瞬思ったそうですが、なぜか「話し、聞くよ」の一言で、悩んでた不安に思ってた、その話を言葉で伝えなくても、気持ちが楽になったとのことでした。
その時の様子を数日経ってから教えてもらったのですが、「話し、聞くよ」とたった一言、声をかけるだけでも、気持ちが軽くなるなることもあるんだな・・と、逆にこちらが教わりました。

別のママのお話し。
陣痛で死にそうに痛かったとき、あるスタッフに「頑張れ!ママも頑張ってるから、赤ちゃんも頑張れ~」って言われたのだとか。その時、『「私、一人じゃない!」って、ドラマチックな言葉が私に浮かんで(笑)、、、だから、頑張れたんです、、、』と教えてくださいました。
何気に普通に発している私たちの言葉。
そんなにも、重く大切で人の気持ちを動かすこともあるのです。

この前のお正月の記事でも書きましたが、今年は、言葉やコミュニケーションについて、考える機会が多そうです。
言葉には、振り回されることはよくあります。
傷つくこともあります。誤解されることもあります。
でも、言葉で救われて、言葉に気付かされて、言葉で元気になることも、たくさんたくさんあること。
そんなことを二人のママから、学ばせてもらいました。
eri.hosoda