数日前から、大阪で世界のトップアスリートが競っている。
暑い日本での競技はさすがの世界レベルの人たちでも、堪えているらしい。
観戦に行っている人々も大変だろう。
出場している選手の家族やチームメートはわかるが、全く関係のない人たちは、滅多にない世界のトップを目の前で見る、ということを味わいに行っているのだろう。
ルールやその競技の良し悪しは知らないが、世界一の100mの走りや、世界一の高飛び、目の前で見たらどんな感激なんだろうか。
テレビで見ているだけでも、足が細く、長く、その選手の一歩が私の三歩ほどありそうな外人さんを見ていたら、日本人と違うなあ~と思う。
スポーツに限らず、今まで、世界のトップレベル・・・というものを肉眼で見たことがあるだろうか・・。どれだけ思い起こしても、思い浮かばない。
世界のスポーツ選手・・・みたことない・・。
世界の首脳陣・・・テレビでしかない・・。
世界共通のミュージシャン・・・名前も知らない・・。
世界一の何かを見たら絶対自分の中の価値観が変わると思う。
私たちの生活では、日々出産という感動はあるが、それとは全然違うまた別の感動があるはずだ。
自分の好きなコンサートに行く、見たい映画を見る、それも、感動であろうが、全く知らない何かの世界一を見ることも体験してみたい。
もし、本当に、もしも・・、だが、クリニックに<世界>とまではいかなくても、<世間>で名の通った方が受診に来られたら、ずっと連絡が取り合えるお近づきになりたい。
むちゃくちゃ、ミーハー?!だ。でも、最初は、きっと、しゃべれなくて、スタッフに、「一緒に来てしゃべって~お願い!」と言いそうだ。
今、思い出した。
友人のご主人は、ノーベル賞をもらった島津製作所の田中耕一さんと同じ部署で机を並べて仕事をしていたらしく、それまでは、普通の同僚だったのに、職場にいる本人に直接ノーベル賞の受賞報告の電話がかかってきたらしい。(~本当に、その場にいたそうです~)、こんなに感動したことないくらい、まるで自分のことのように感動して家族に電話したそうだ。今まで普通に隣で話してた人が、その電話一本で世界の人になった瞬間、そんな体験、そう簡単にありえない。
eri.hosoda