細田クリニックのひとりごと

もうすぐ・・・

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もう、11月の20日を過ぎた。
あと、2週間で1周年だ。
学校や会社なら「創立記念日」と称して、休日にするのであろうが、そういうわけにもいかない。外来の診察時間が1日でもなくなれば他の日が込み合うことになる。それではいけない。
今日も、院内カンファレンスで「どうしたら、待ち時間を短くできるか」という問題について話し合った。結局は、大きな解決法はない。とすれば、他でカバーするしかない。
満足して帰ってもらうこと。
対応を最大限考えること。
待ってもらってすいません、あと何時間待ちです、と明示すること。
などなど・・・。
1年でこんな悩みや問題点があることは、ありがたい。
ある患者様が診察に入ってこられて、
「待ち時間は確かに嫌だけど、いつ行っても、誰も患者さんがいなくて、いつ行っても見てもらえる、というのも問題でしょう?込み合っているというのは人気のバロメーターですよ。込んでるということは、いいクリニックということですし。」
と言ってくださった。ありがたい救いのお言葉であった。
あと2週間。1年目・・という言葉に甘えてられるのもあと少し。
そこで、このブログが1冊の本になった。
文芸社から、お声をかけていただき、悩んだ結果、出版に踏み切った。
1年を振り返るよい機会を与えていただき感謝している。
また、機会があったら読んでいただきたい。
この、パソコンの画面で読むのと、本として連続で読むのでは感じ方が違うらしい。あとがきもつけて1冊になった本、題名「二人四脚」。
宣伝するわけではないが、12月5日偶然にも1周年記念日に全国の書店で発売される。
    eri.hosoda