細田クリニックのひとりごと

夏場

暑くなりました。ムシムシ、じとじと・・・・。
テレビのニュースからも、最高気温が35℃を超えました、なんて聞こえてきます。

新生児室をはじめクリニックの中は空調温度で一定にできるよう心がけていますが、
どうしても、外来やテラスのある階は、出入りがあるため、気温が一定しません。
お許し下さい。

外の緑の木々も、濃い緑になり、生き生きしてきました。
こんな車の量が多い空気のよくない五条通りに面してるにもかかわらず、
2本のヤマボウシもドンドン茂っていき、立派なシンボルツリーになりました。
開業して1年目、葉っぱもまばらで、2年目、ほとんど緑も花もなく、
枯らしてしまったと診断され、伐採をする予定にしていた3年目くらいに、緑も花もたわわに茂ってきました。4年目くらいには、ふさふさ。
伐採中止です。

診察室には、1つの緑が置いてあります。
院長の外来診察する机のパソコン横か、スタッフの手洗い場(患者さまには目の届かないところ)に、どちらかが定位置。
近くのホームセンターに行ったとき、院長が500円ほどで買った
「ガジュマル」です。
器は、女性の手のこぶしより小さい10センチにも満たないものだし、木の高さも買ったときは7~8センチほど。
でも、そのガジュマルの成長が、早いこと!!
1か月半もたたないうちに、葉っぱの数が9枚から17枚に!!!
葉が茂った分、高さも10センチ近くになりました。
何の手も加えていません。
水も上げ過ぎはダメのようで、院長が日曜日に、と決めて、水やり。
あとは、外来スタッフが毎日毎日眺めて、感動して、時には、話しかけたり、褒めたり、、、、くらいの育て方。
驚くのは、朝いちばんに、葉っぱの新芽発見。
新芽独特の2~3ミリでくるっと丸まってまだ開いておらず、薄いきみどりで、今、出てきました!生まれました!って感じだったですが、その日の夕方、夜診が始まったころに、8ミリほどに成長し、他の葉っぱと同じ形で開いていたのです。
感動!!すごい!!生命!!
植物の意外な成長の発見と、何とも言えない癒しです。
人もこんなにはっきり短期間で成長を感じれれば、いいのにね!とか、
何もあれこれ手をかけなくても、成長するね、
人も案外見守るだけで成長するのかもしれないね、と発見したり。
小さい頃の成長は感じるけれど、大人、特に私たちの年齢になれば成長を感じることは自他ともにほとんどありませんもんね。
これから先、このガジュマル、どこまで成長するのかすごく楽しみでもあり、この小さい器で枯らせてしまったらどうしよーと不安もあったり。
たった500円で、こんなにいろんな思いを愛情のように注げるなんて、楽しみ増えた~と思うと同時に、そんなスタッフといっしょに働いている楽しさも感じる毎日です。

少し角度違うけれど、距離は、ほぼ同じ。
葉っぱの密度の違い一目瞭然。
成長の勢いが器の幅を超えてます(笑)
左 6月3日              右 7月1日

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