細田クリニックのひとりごと

名所


turi-もう12月。早い早い・・。
外来に来られる妊娠おめでとうございます、とお伝えする方は、もう7月予定日の方。
寒い冬を越えて、春を越えて、夏本番がきて出産、という方が来ておられるのだ。
何度こんな風に時間の経過を目で見てきたことか・・。何度経験しても、早いしか感じない。
二人目さんや三人目さんを出産に来ていただく方が増えてきた中で、上のお子さんが、キッズコーナーで遊んでいたり、シールを喜んでくれたり、成長に驚くばかり。この子どもたち、この前おむつを替えてあげたよね・・や、ミルク上げたはず・・、と驚く。その分私たちも年を同じように重ねているはずなのに、年を取ると認めたくない・・という思いが、120%である。私だけでないはず。
外は、ここ数日晴天。
どこか、行きたい!!!!と思う気分。何も考えず、京都の名所やクリスマス一色の街に繰り出したい。そういう自由が欲しくて、イライラする一瞬もあるけれど、その分わずかな時間や些細なことに感動することも覚えた。
トップの写真。この紅葉は春の天神川の桜並木の秋バージョン。
真っ赤な紅葉がこんなにきれいなんだ・・と最近気付いた。
今日も、また眺めようと天神川をのぞいたら、この真っ赤な紅葉はすべて散っていた。ショックというか、残念というか、早いというか・・。
でも、三か月後のこの景色は、桜が満開になっているはず。
たった、三か月で様変わりする。桜並木を見るだけで、時間の早さを感じる。
koyou


そして、これはクリニック待合のクリスマスツリー。
夜のツリー。
真っ暗の待合に、キラキラ輝いている。
小さな小さなイルミネーション、夜は誰が見るわけでもないけれど、いい感じでクリスマスの雰囲気だ。
クリニックのあちこちに、秘かに小さなクリスマスがある。
街がきらびやかにクリスマスを演出しているけど、クリニックの中の隅々に小さなクリスマスを演出して、忙しさの中でほころんでいる。


                                 eri.hosoda