梅雨が明けたのか、まだなのか・・
年々暑さが堪えるようになってきた。
ある日の買い物のできごと。
コロッケを買う列の後ろで、聞いていた話。
Aさん:すごく上品などこかの奥様~という感じの方。
店員さん:今風の若い女の子。
Aさん「あの、このコロッケを3個ほどいただけますか?」
店員さん「3個でいいですか?」
Aさん「はい、それくらいでいいです。すいません。少なくて。ほんの3~4個でいいんです。」
店員さん「4つですか?3つですか?」
Aさん「4つでもかまいません。申し訳ありません。」
店員さん「では、4つ入れておきますね。」
Aさん「よろしくお願いします。本当に少なくてすいません。」
こんな会話。短く書いたが数分続いた。
奥様も全く悪気はない。コロッケなんか数個買うのは普通であるが、きっと買いなれてないのか、3個や4個買うのは申し訳ないなあ、という思いであったのでしょう。
店員さんも、1個であってもはっきり1個と言ってもらえれば、そんなにイライラされなかったと思うけれど、コロッケの数に「3つほど・・」というあいまいな表現に戸惑ったのだろう。
スタッフと妊婦さん、スタッフとスタッフ、院長と患者さん、院長とスタッフ、私とスタッフ、そして院長と私も・・・
たくさんの人間関係が絡み合ってクリニックが成り立つ。
ことば。そして、表情。電話では、声の表情。
たくさんの表現すべてことばだと思う。日々私も振り返り反省の日々。
コロッケを買う現場だけでも、言葉の掛け違いがあるわけだから、私たちのまわり日常茶飯事にあることなのかもしれないけれど、命を見合う産婦人科では、掛け違いのないようことばを大切にしなくてはいけない。
余談:徳永英明の「ことば」朝日生命のCMで流れていたのをご存じでしょうか?
(もう、今はやってないかな?)
♪♪言葉って 本当は
仲良くなるためにあるはずなのにね・・・♪♪
そうですよね。決してことばだけでいがみ合いたくないもの・・。
歌が気になる方、ネットで検索してみてください。
eri.hosoda