細田クリニックのひとりごと

20年

12月5日!
開業して、丸々20年が経とうとしています。

早かったのか、長かったのか、わかりません。
あっという間だった気もするし、、、、
その間の変化をみればいろいろあって長かった気もするし、、、、
うれしいこと山のようにたくさん。
でも、時には、経営者、医療者として、
辛いこと悲しいこと悔しいこと歯がゆいことも。
それが、現実です。
当たり前ですよね。
それらが、20年経って「経験」として、培われていることは確かです。

開業してからのスタッフがたくさん残ってくれています。
10年以上勤めてくれているスタッフがほとんど。
これは、何よりうれしいことです。
(スタッフの平均年齢どんどん上がっていきそう。)
スタッフは、
家族同然で、親御さんのこと、夫、子どもたちのこと、いろんなことを話してくれて、もちろん、
私のこともたくさん聞いてもらったり。
親が年老いていく(もちろん自分たちも~)、
赤ちゃんだった子どもたちが、大きくなり、、、
大学進学やら、結婚やら、
たくさんの家族が、細田クリニックの家族です。
そう感じられる経営者って、幸せです。

 

患者様も開業当時から、ずっと来られている方、診察中、院長、スタッフ、時には私も加わり座談会、世間話のようになったりすることも(笑)
細田で生まれた子たちが、子宮頸がんワクチン接種に来てくれ、
受験の報告、部活の報告してくれたりします(笑)
開業当初にお産された方、今、更年期真っ最中で、漢方やホルモン療法で来てくださっています。
もちろん、がん検診、不正出血なども。

お産数は、世間の流れと同じく、減少傾向。
細田クリニックももちろん予約数は減少しているのが正直なところです。
大きなクリニックでは、無痛分娩や美容関係に踏み入れておられるところも増えつつある中、
細田クリニックは昔のいい面を残しつつ現状維持!
お産は、ファッションではない、
命の大切さ、そして、元気に生まれて決して当たり前ではないこと、を常に思いながら、
院長もスタッフも、日々働いています。
当たり前のことなんですけれどね。

院長も私も24時間信頼する助産師が、24時間責任もってお産を見させていただき、
分娩後は個々の授乳スタイル、育児の考え方や家族背景に沿って、
(ママそれぞれの考えや環境は違って当然!)
助産師看護師でケアさせていただいています。

 

敷居の低いクリニックであって欲しくて開業しました。
答えは、どうなんでしょうかね。
私たちでなく、患者さま、妊婦さま、が思ってくださることなので、
もし、答えをお持ちの方、外来診察のときでも、お声かけしてください(笑)

あさって12月5日、院内の建具や壁、細かい修理箇所を総点検、修理していただく日です。
たまたま5日の開業記念日。
建具だけでなく、私たち人間も、臆することなく点検、修繕しなくては、ですね。
身も心も態度も・・・・・・
そして、私たちの仕事が少しでも皆様のお役に立てればいいなあ、と思います。

eri.hosoda