年別アーカイブ: 2020年

今年の年末

いつもは、内輪の出来事は、書かないのですが・・・
今回は、残しておきます。

 

コロナで、想像していなかった年末を迎えています。
元々、産婦人科としての仕事の内容は、
年末年始でも、365日、全く、やることすること起こること、
変わりなく過ぎているので、お店や商売のように年末は忙しいとか、
ないのです。
でも、
1年の締め、1年間のスタッフへの感謝、の意味を込めて、
忘年会をするのは毎年の恒例でした。
が、、、、、
今年は、当然、実施できません。
今年の春夏のころは、まさか、忘年会ができないなんて、想定外でした。
春夏、我慢すれば、年末の頃は日常が戻り、忘年会は普通にできると思っていました。

それが、こんな世の中に・・・

悲しすぎて、何をこれ以上、どうコロナに対応すればいいのか、
多くあるコロナに対する考え、どれが正しいのか、
わからない現状です。

 

でもでも、こんな時こそ、
同士であるだけでなく、経営者(一応(笑)・・)であるので、

スタッフへ、みんなへ、感謝を込めて、何かしたい!
感謝を伝えるのは、忘年会だけではない!
と思い、考え付いたのが、

んーーーーーーーー!!

みんなであみだくじをして、景品プレゼントしよう!!と提案。
みんな大賛成。

大きなあみだくじを作り、
数日間で、出勤した者から、全員、名前と横線を入れ、完成!
それがこれです↓↓

あみだ1

なんとも でかいあみだくじ(笑)
全員引き終わり、用意したプレゼントの番号をお渡ししました。

ほんの1部の受け取り風景、それがこれ↓↓

きのぽんsinn  新 sinn

みんな、ニコニコ、大喜びで受け取ってくれました。

忘年会ができなくても、みんなの喜ぶ笑顔が見られて
私的にうれしくて、ほんわかした、年末を迎えられそうです。

 

コロナ、そして、元々の少子化によるお産の減少、
それでも、お一人お一人のお産は、そのママにとっては10分の10です。
それに向き合ってくれている、スタッフは、一生懸命。
コロナが収束すれば、以前の賑やかなクリニックに戻る、
それを信じて、
それまでは、感染予防、必要最低限の面会、短時間の立ち合いで頑張っていきます!!!!!

eri.hosoda

 

 

birthday

 

毎年毎年、スタッフみんなから、院長のバースデイ、お祝いしていただきます。
毎年は、食事会を行っていますが、今年は、コロナで自粛。

午前の外来が終わったあと、スタッフが集合してくれました。

 

うれしい瞬間。
そして、
感謝の瞬間。
幸せな瞬間。

 

今年も、かわいいケーキと高級なお肉を頂きました。
       ケーキ      
せっかくかわいいケーキを頂いたのに、自転車で揺らせて帰ってきた院長!!!!
ぐちゃぐちゃになってない??と不安に思いながら、開けさせていただきました。

それでも、1つ、イチゴがポロリと箱の中にころがっているくらいで、無事(笑)
イチゴ、落ちてても、それでもかわいい!!!!

おいしく、即、胃の中に、とけこんでいきました。
(私の胃にもしっかりと・・・・)

 

誕生日は、段々と年を取ることを実感します。
「もう、おめでとう、じゃない年だよね」
「また、年を取るよ・・・やだ・・・」
こんなネガティブなことを言ってしまいます。
体は、老化を自覚すること多々・・・
白髪、増えてよね・・・
染み、しわ、増えたよね・・・
記憶力落ちたよね・・・
視力、やばいよね・・・
体力落ちたよね・・・
全部、ネガティブ。

 

でも、1年、そしてまた1年、生きてこれたことは、奇跡なんですよね。

 

 

年を取れることは本当は素晴らしいことだなあ、と、
若い頃は、全く感じなかったことを
生きていることの素晴らしさとともに感じるようにもなりました。
だからこそ、
健康でいたい、
無事に過ごしたい、
みんなの幸せを喜びたい、
だから長く生きたい、
といくつになっても、幸せを求めてしまいます。
何才から、感じるようになったのかなあ。
いくつになっても、
幸せを求められる環境も
すごくありがたいこと。

 

そんな誕生日。
みんな、ありがとう。
心から、ありがとう。

すべて、院長の代弁です。


おまけ
BD
eri.hosoda

 

届け出

普通、あまり知られていませんが、京都市の条例で、
「屋外広告物等条例」
というのがあります。
数年に1回、屋外の看板などの写真を添付し、許可申請書と、手数料を支払う義務。
ここだけの話、本当のところ、あんまり意味はないのかなあ、と思いますが、
決まりなので、写真を撮って、用紙を記入して、提出しています。
色とか、場所とか、危険度とか、劣化度とか、大きさとか、他諸々。

細田クリニックの看板は、以下の二つ。
左が西側、右が東側です。

看板②    看板1

普通に、HOSODA CLINIC と書いてあるだけです(笑)
それでも、許可申請が必要な、看板(笑)

 

なんでも、法律、規制、で固められているのは、開業当初の建築中、知りました。
それが、今も、何年か毎の点検や書類の提出、としてやり続いています。
手数料なんかも徴取されます・・・

他、

消防用設備等点検
外壁落下物、建物内のひび割れ点検
非常時点検
エレベーター点検
空調点検
高圧電力点検
もちろん、毎月の電気経路点検ガス点検
建物だけでも、まだまだ、あります。

他、診療に係わる事務的な書類の提出、山盛り!
人事的な書類の提出、山盛り!
お金のこと、経理、税金に係わる書類、山盛り!

私の机の周り、
ドラマで見かける、なだれ込みそうな書類に囲まれるデスク光景、
まさにその状況!

こんな医療とは違う面での作業、数えきれないくらいありますが、
どれも、必要なことです。

 

ハンコの制度がなくなるかも、と政府が動き出していますが、
そんなこと、なんの書類の提出削減にはならず、むしろ、ハンコの代わりに、
違う取り決めが出てきそうで、めんどくさそう(涙)
この山のような書類が、ハンコがなしだけでなく、
オンライン、ペーパーレスになれば、楽な面もありますが、
新たに作業が増え、ハンコの代わりに、、という何かが増えることが、
億劫になるかもなあ、と懸念しています。

政府のお偉い方!
ハンコなくす方向!の制度、悪くないですが、
作業は減りません。
それに伴って、新たな取り決め、方法を作られることも考えられるし。
覚えられないし、着いていけなさそう~
と、ここで、叫んでおきます(^_-)-☆
eri.hosoda

 

秋と言えば、、、、
食欲の秋。
スポーツの秋。
行楽シーズン。
芸術の秋。

どれも、ピンとあてはまらないかな、今年の秋。
食欲は、1年中だし、体育祭も行楽も、全くなし、とまでいかなくても、
みんなで和気あいあい、みんなで楽しむ行事ごと、は、控えめです。

仕事中は、ほとんどマスク姿。
目しか見えない環境も慣れたくないけど、慣れてきて。
唯一、1か月検診や、その後の検診で、生まれてきてくれたお子様を抱っこ、拝見することで、
私たちの心を助けてもらっている気がします。
バキバキの老体(笑)、コロナや諸々のストレスを感じている私たちですが、
そうとは知らず、笑ってくれる赤ちゃんがどんなに救われることか。
子供たちに、こんな私たちの今を体験させたくない!と強く思います。

リモートで、仕事や授業をされることもよく聞きますが、
ある大学の先生が、こんなことを話してくれました。
コロナでリモート授業は、ベストな方法だけど、
リモートで授業していると、生徒の個々、個性がわからない、
画面(パソコン)の違いで、顔色もわからない、声のトーンもわからない、
体型もわからない、電波状況も違うので、コミュニケーションしている感覚が薄い、
などなど感じたそうです。
9月になり、対面授業が始まったら、
この学生さん、こんなに背が高かったんだーとか、
おしゃれだね、とか、
こんなに、お話が上手なんだ、とか、笑顔で話せたことが何よりの収穫だわ、、と
感じたようです。

行政の新生児訪問をしている方々からも、こんな話を聞きました。
お産そのものは、変わっていないのだけど、
世の中、面会中止やパパの立ち合い中止、実家の親のヘルプがコロナでの移動自粛により受けられない、ママたちの地域や行政の集まりや行事もすべて中止、
など、大きく大きく影響しているよ、と。
ママは、生まれてきてくれたことはありがとう、と思ったけど、すごく孤独を感じた、今も感じている、という話がほぼみんな、訪問するたびに聞かされた、ということ。
泣きながら話してくれる人もいるそうです。
訪問も、希望者のみになっているので、本当はもっと孤独を感じている人、戸惑いを持っている人はいると思う、と。
想定外の環境に、突然放り出されてしまうママたち。
出産だけでも、環境は変化するのに、コロナでそれ以上の変化。
戸惑いや、孤独を感じて当然だと思います。

小児科で勤務する人からも。
とりあえず、すべて定期健診も中止、延期。それが今、しわ寄せになっているけど、
絶対必要だから受けてほしい、と。
そして、学校へ行きたくない症候群の子どもがいつもより、断然多いそう。
そりゃそうです。
長期お休みでも自由がなかったし、コロナは怖いもの、という感覚を覚えさせられているのです。
コロナがそうさせたのかもしれませんが、環境は、周りの大人の都合も入っています。
この子たちを救ってあげたい、話をしていて、そう思いました。

今は、何もできません。
コロナによって、大きく、多方面に、影響を受けたことを事実として受け止めて、
物の援助、だけでなく、心のフォローも必要になってくるでしょう。

 
先日の4連休、こんなこと考えながら、ふと雨あがりの外を眺めたら、
こんな虹が!!!!!
クリニックの目の前の交差点からくっきり見えました。

1枚目の写真には写っていませんが、よく見ると、(2枚目の写真)二重の虹。
虹

 
虹2
どうか、どうか、幸せの虹でありますように。
eri.hosoda

 

 

9月

カレンダーだけが次々進み、外の空気は、35度越え。
子供のころは、9月は長袖着ていたのになあ・・と古めかしい、昭和を思い出します。

今日は、コロナの話はしません。
気分を変えて、雑談です。

 

 

2020年8月。
どこへも行けず、誰とも会わず、お盆も土日もホームステイ。
やればできるやん!と思おうとするも、その分、ストレスは半端ない感じ。
マスクの上の目だけで、診察や看護をする、スタッフとも、マスク越しの会話。
会話は楽しいけど、今までと違います。
慣れたけど、本当は、嫌。
ご主人も、上のお子様も、スタッフもお顔を見て、
お話する時代が、戻るのか、戻ってほしい!!!と思う
そんな1カ月でした。

 

さて、
観葉植物がどんどん成長し、友達やスタッフに、数えられないくらい、
お裾分け?嫁入り?しました。
その中のひとつ。
子宝草。
1枚の葉っぱの先につぶつぶの子株ができ、自然に落ちて、それがどんどん増えて大きくなる、
不思議な植物です。
ひと夏で、一枚の葉から、何十個の子どもができます。だから、何百個の子どもが成長します。
不思議なくらい。(だから、いろんな人におすそ分けしています、育てるのにほとんど失敗しません)
つぶつぶ、ポチポチと、生まれる生まれる!!
そんな中、凄い奇跡。
我が家の子宝草のこども、まだ、親の葉から、落ちずに、独立してないのに、もう子供ができていました。
Inked子宝草_LI
少しぼやけてますが、わかりますか?
縁起のいい植物。クリニックのみんな、患者様の子孫繁栄、運アップ、お祈りしました。

さて、自然とは真逆、院長の手料理です。
久しく、アップしていませんでしたね。

院長、夏のある日、大量の餃子を作ってくれました。
子供が小さい頃は、みんなで、いろんな形や大きさをワーワー言いながら作ったものです。
でも、私たち夫婦だけでも、どうしても、手作り餃子が食べたくて(笑)
山のようにできた餃子。
あまりにも、盛り付けへたくそで、食べる直前の餃子を写真にしました。
見た目、焦げてるし、写真もきれいではありませんが、30個ほど、2人で平らげました。
にんにく、しょうが、入ってる感満載で、おいしかったなあ・・・
一緒に写っているおくらも院長作。
と言っても、湯がいて鰹節をかけてポン酢で食べる、ので、料理というほどではありませんけど。
餃子

 

 

こんな、夏の一コマ。
こんなのんびりゆっくりの夏もあっていいのかあ、と思おうとするけれど、
やっぱり、今までの賑やかな夏がいい!!!!!!
eri.hosoda