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最近の外来

最近、外来を見ていると、思うことがあります。

がん検診の受診の方がすごく、増えたこと。

テレビの健康番組で、納豆が体に良い、と言えば、翌日スーパーの納豆が売り切れる、、、
ウォーキングが良いとなれば、翌日、家族や職場で「ウォーキングしようね」と話す、、、
芸能人ががんの告知をすれば、みんな、がん検診を受けようとする、、、

テレビの影響はすごいものです。

でも、テレビの影響だけではなく、個人の意識が高まっているのかぁ、とも感じます。
産婦人科では、子宮がん検診(子宮頸がん検診のこと)がメインとなりますが、
市町村の割引や優待などを利用し、安く検診を受けることともいきわたってきていました。
友達同士で来られる方、姉妹で来られる方、ご近所の主婦友同士で来られる方、も増えています。
一人で来る勇気がなかったら、それでいいと思います。
中には、仕事帰りに独身の方一人で!という方も、どんどん増えてきています。
もちろん、妊婦健診の一番最初の検査に、子宮がん検診は含まれています。

がんは、早期発見が大切。
もし、異常な細胞が発見されても、早期に発見されれば、命を脅かすことはありません。
検診を受けていて、本当に良かった、とプラスに考えて、手術、治療に進めることができます。

そんな、がん検診の患者様が20代から年代問わず、60代、70代の方も多く来られるようになったのが最近感じる、嬉しいこと、すごいなあ、と思う第一です。

 

 

そして、次に感じること。

妊娠で来られる方も日々日常なのですが・・・

妊娠が分かった時の女性の表情は、本当に複雑です。
やったー!と、夫婦で満面の笑顔、
そんな、幸せを感じている方ばかりではありません。
今は産めない、産みたくない、産ませてもらえない、
産むのが怖い、もしかしたら何か異常があるかもしれない、
中には、誰の子かわからない、
どうしたらいいのかわからない、などなど。

妊娠だけではなく、
閉経を迎えた女性のキモチも様々です。

月経痛で苦しんできた方、ずっと妊娠を待ち望んでいた方、
それぞれ閉経を受け入れるキモチも、
やっと、月経から解放される、と喜ばれる方、、、
女性じゃなくなるの?と不安、中には恐怖に思われる方、、、
半端ないこのつらい更年期症状、どうにかしてほしい、、、
本当に一人ひとり、違います。

 

こういった女性も毎日受け止めています。

そして、なんといっても院長はオトコ。

でも、オンナなのか(いやいや、もちろんオトコですが)、と、傍から見ていて、不思議になる瞬間があります(笑)

それは、
「こういう時、きっとオトコはこう思っている。」
と、オトコ目線で診察していること。
日々女性に囲まれていても、オトコはオトコなんです。

オンナにはなれないのだから、それで、いいのだと思います。

患者様がクリニックに来られるとき、パートナーの男性、御主人が一緒であることは結構多いです。

妊娠。
不妊。
更年期。
セカンドオピニオン。
がん検診、そして、その結果。

患者様は、自分自身でもちろん自分のことを考えているのですが、
一方で、パートナーである男性が自分のことをどう考えてるかわからないと悩んでいるようにも見えます。口に出される方、もあれば、心に思っておられる方も。
 患者様が、それぞれが抱えているいろんな状況や問題をひとつひとつ聞いていくうちに、
「多分、御主人は今こう考えているのかもしれない。だから、御主人には、こう声をかけてみたらいいかもしれないね。次は、御主人と相談してみたら?」
など、会話の中から、男性立場の院長がいることに気付きます。

 妊娠、不妊治療、がん、は、女性にとって、最大のピンチかもしれませんが、
人間として、自分のみならず、パートナーや御主人にとっても、
大きく変化するきっかけになると信じています。
診察室で、話していくうちに、患者様は、何か、違う自分に気付かれる方もおられます。
女性である自分を、女性のキモチがわかる人に共感してもらい、アドバイスが欲しいと思う一方で、
パートナー、御主人の気持ちがわからず、不安に思い、男性の理解できない言動、つまり、男の気持ちを解説してほしいと思っていることに気づくこともあります。

 

つい先日、ある患者様が、
「がん検診、妊婦健診は、絶対、女医の先生が良いと思っていました。
京都市内で、女医のおられるところを探し、実際、行きました。
それは、内診が恥ずかしいだけでなく、私をわかってくれる、と思っていたからです。
でも、細田さんに来て、私のことをわかってほしいのは、どこの誰でもなく、夫であることにも、気付きました。」
と話してくださいました。

細田クリニックの院長は、細田修司、オトコです(笑)
でも、オトコから見た女性の気持ちで、毎日、診察しています。
それも、すごく、今の時代、大切なんかな・・と思います。

 

追記
もちろん、スタッフは、院長以外、全ーーー員オンナ!
いろんな?女性スタッフがいます。

入院中の患者様は、オンナ同士の思いも、どんどん話してくれています。
それも、楽しい~、と思う私です。

なんか、伝えたいこと、うまく文章にならず、、、
文章いじればいじるほどわかりづらくなるので、この辺で終えます・・・・・(笑)
eri.hosoda

偶然・・・

 

 最近、偶然、ってこと、たくさんあります。

月1~2回、当直してくれている、ベテラン助産師。
毎回、お産に係わるとは限りません。
たまたま、今月の当直の時、「一人目生んだ時(3年前)さんに取り上げてもらったのです、、今回のお産で、お顔見れて、嬉しかったです!!」と、一人の経産婦さんがお話してくださったそうです。
また別のママからは、今回4人目さんの出産、4人とも細田でお産されたママが、
「3番目の子、さんで、4番目もさんでした!!」と報告してくださいました。

別のママ。
昨日、退院した、経産婦さんも、助産師担当。

なんと、一人目の時も、助産師!!でしたと。

お産の数と、助産師の人数、その日の分娩係、生まれる日と時間などなど、全部考えると、
全く、同じ助産師にそのタイミングで、つまり、命の誕生のその瞬間にお会いできることは、何万分の一、何十万分の一、いや、計算ではできないほどの確率かもしれません。

先日、外来にいたときに、初診のがん検診の方が来られました。
カルテを見て、
ん?私、この方、知っている名前、聞いたことのあるお名前・・・。
診察の順番で、お呼びした時に、
ん?お顔、見覚えが・・・。
そしたら、患者さんの方から、私の顔を見て、〇〇さん!!!!!(私の旧姓)で呼んでくださいました。
その瞬間、その方の、お産、経過、すべて、思い出しました。
小さくて、確か、1500gほどの男の子をお産された経過があります。
そうですそうです。くっきり、その時の光景、経過が、思い浮かびました。
泣きそうでした。
その方と飛びつくように握手して、再会に感動でした。
20年ほどの前のことですけど、しっかり覚えているほどの出来事だったのです。
私も若かった・・・
その1500gで生まれた、男の子。名前も覚えています。
Kくん。
そして、そのKくんが、元気に育って、今は大学生って!!!
時の流れを感じ、うれしくてなつかしくて、この仕事ってこれがうれしいなあ!!と思いました。
すべての方のお産や経過が記憶にとどまっているというわけではありません。
でも、ふとしたきっかけで、
先に書いた、Y助産師、K助産師、他の助産師も、きっと、こんな瞬間がすごく嬉しく誇りに思うのです。
また、こんな偶然、あったら、すごく嬉しいし、あーよかったぁ!!・・・・と思えると思います。

そんな、嬉しかった今週でした。

eri.hosoda

8月

やっと、やっと、朝晩はしのぎやすい風になってきました。
昼間の暑さも、若干、秋の太陽になった気もします。
8月14日から16日はクリニックの外来もお休みでした。
出産も、お盆までに、8月予定日の方がほとんど出産されて、14日以降、のんび~りした、お盆休みとなりました。

どこの家庭も同じだと思いますが、
お盆休みは、夫の仕事もお休み、学校も夏休み、
家を出ている子供たちが実家に帰省。
よって、主婦は、日頃の2倍3倍の主婦業が待っています。
食べることの準備と後片付け、
買い物、洗濯、階段のほこり(?)、
すべて、多いこと!!!
でも、大変大変、と思いつつ、そう思えることが幸せで、
帰ってきてくれることを指折り待ち、
何泊でもいていいよ、と心の中で思う。
そんな数日間を過ごしたのであります(笑)
どこの親も気持ちは同じですよね。

 

さて、あっという間に8月も半ば過ぎ、
また、写真で、思いを語ります。

↓↓これ、何かわかりますか?
カルテ
先日、廃棄処分する書類が山のようにあり、機密文書廃棄処分の業者にお願いしました。
カルテや個人情報が書いてある書類は機密文書にあたるので、特別な業者にお願いしなくてはなりません。
その際、父の書いていたカルテも、古い倉庫に残してあったので、
一緒に、廃棄処分しました。
その中の一つです。
文字は、全く何が書いてあるかわからず、多分、父本人も読めてないかも、、、、
おなかの絵、らしきものが、全員のカルテに、ほぼ毎日、、、、、
笑っちゃいます。
昔の時代って感じですね。
それでも、父は、産婦人科医として、人として、立派でした。
50年前、近所の小さい少年が、道で死にかけていた(多分)スズメ?を手のひらに乗せて、
救いを求めて父の医院に駆け込んで来たそうです。
父は、何も怒ることなく、穏やかにその少年に話しながら、
息絶えそうなスズメに絆創膏を貼ってあげ、包帯を巻いてあげたそうです。
そんな父でした。
スズメの手当というより、その少年の心は癒されたと思います。

 

 

↓7月25日の19時15分、帰宅しようとクリニックを出た時、
見たことのない真っ赤な夕焼け。
周りが全部、朱色に見え、思わず、写真撮りました。
空

 

 

↓祇園祭のちまきとお守りです。
ここ占出山のご利益は、安産です。
しっかり手を合わせ、みなさんの安産をお祈りしてきました。
timaki

 

 

↓この二つのさるぼぼ。
岐阜の友達から、私と先生にどうぞ、、、と、プレゼント。
さるぼぼは安産のお人形。(金色は、金運らしいが・・・)
クリニックの妊婦さん、みんなが安産でありますように、と思いながら
大切に、飾っています。
sarubobo

 

 

↓おまけの写真・・・
見た目悪いですが、院長作、親子丼!
私の作る親子丼は、まあまあ、子供からは人気なのですが(自己満足かも、です(笑)・・)、
私も誰かに作ってほしいなあ・・と数年来、つぶやいておりました。
数日前、念願かなって、やっと、親子丼!作ってくれました!!!!
玉ねぎもトロトロ、味も薄味で、おいしっ!!!
親子丼

eri.hosoda

災害

6月は、あっという間に過ぎ、毎日バタバタとしており、
やること、考えること、悩むこと、嬉しいこと、盛沢山でした。
生きてる証拠です(笑)
ゆっくり、更新することができず、と思っていたら、
7月になってしまいました。

今回は、インスタ風に写真をメインにします。
アナベル
去年も差し入れしてくれたスタッフからのアナベル。今年も真っ白がきれいです。

 

 

父の日
娘たちから父の日のプレゼント。名前入りで、テンション上がる院長 。
まだ、父の日からあと、ビールを飲める日がなく、冷蔵庫の真ん中に鎮座してます(笑)

金魚
去年は、ペットボトルに泳がせてました。今年は、花器です。
注:本物ではありませんよ!

桂川 土嚢
左:これは今日です。桂川が荒れ狂っています。(業者さんがクリニックに来る前に撮って来てくれました)
右:警報が常に鳴る昨日今日。桂川の決壊やあふれることを危惧し、院長、地下の入り口に土嚢を並べています。昨日から、ずっと土嚢を並べる!とつぶやいてました。
京都市内、避難勧告、避難指示、ばかりですが、被害が少なく済みますように、と祈るばかりです。

eri.hosoda

ニュースより

今、テレビをつけると、日大アメフト部のの悪質タックルの問題ばかり。
昨日は、ニュース速報が流れたほどのできごと。

 

 

日本大学監督、コーチの記者会見。(今は、監督、コーチ)
20歳の日大生の会見。
被害側の関西学院大学の会見。
そして、それぞれのワイドショーやニュースの番組に出てくる、コメンテーターの意見。
どれも私たちには、真実かどうか、わかりません。
情報として入ってくるだけ。
それぞれの情報や意見を聞き、自分の考えを、スタッフや家族としゃべるだけ。
それでも、今までにない、事件だったので、衝撃的でした。

アメフトのことは、全くわかりませんが、 監督が王様で、そこには、逆らえない。
でも、強くなるには、それが普通。
昔からある、形ですよね。
私も、学生のころ、部活では、そうでした。
それでも、いい成績が納められたら、その努力、苦労は、自分のためだったんだ、と思いました。 努力、苦労、は、学生、子供のころは、ある程度は必要です。
でも、それが、何のための努力か、何のための試練か、何のための涙か、
その深い意味、そこが消えてしまっていたら、
すべて、目的を達成するためだけの、単なる洗脳でしかありません。

 

監督という立場だけでなく、
家族でも、職場でも、地域でも、学校でも、
自分の倫理観と違うことは、多かれ少なかれあるはず。
厳しさも、必要です。
でも、違法行為を指示すること、
人としての外れた道を示すこと、
勝ちたくて、試合に出たくても、違法なことをやってしまうことは、絶対いけません。
だから、何のために(勝つためだけでないこと)・・ということ、を当たり前に教えることは、
何を差し置いても前提です。

 

もし、うちの子が、違法行為を監督、コーチに指示されたら、
指示までされなくとも、そこまで追い込まれたら、 いったいどうしているでしょうか。
私なら、どうしたでしょうか。
その集団にいたら、究極の選択です。
違法行為をしなければ、試合に出してもらえない、
レギュラーでなければ、アメフトで入学しているのだから、すべてなくなりそう、
そうしたら、就職もこれからの大学生活も、大げさに人生も、影響するし、先はない、、、、
そう思い込むこともあるはず。
日本のトップクラスを狙う人、競う人は、誰もが思うことでしょう。
(つくづく、凡人でよかったと思いますけど)
やってしまった選手は、記者会見で話してました。
「追い詰められていたので、やらないという選択肢はなかった。」
「でも、少し考えれば自分がやったことが間違っていると前もって判断できたと思う。そうやって意識をもつころが大事だと思った。」 と。
やってしまった後でしたが、本来のスポーツ精神に気付けて、
人の道に戻れて、良かったと思います。
今、辛いでしょうけど、前に進める道があるなあ、と思いました。

 

昨日生まれたベビー、
一昨日生まれたベビー、
今日生まれようとしているベビー、
一番最初の、一番最小の、家族という集団に迎えられます。
その集団、家族は、ずっとずっと、最後まで、消えない・・・。
学校に行っても、
社会に出ても、
厳しいスポーツをしていても、
トップクラスの大学を狙っている時も、
家族は消えない・・・。
家族は大切な大切な、子供の「最初」の道しるべ集団。
学校へ、社会へ送り出すための、大切な大切な集団・・。

いい学校、一流の仕事、いい子、トップクラス、そこを求めるだけ、ではなく、
そこを求める意味(そこを目指すことは、悪いことではないので)を考え、
そこを求める過程を大切にする、自分の考えに偽りなく悪いことが判断できる、
当たり前だけど、人として、常識がわかる、すべて、人として・・・という成長をしてほしい、
そんな、大人に育ってほしいなあ、そう育てないといけないのが、まず、原点が家族かなあ、 と、思いました。

 

違法行為を指示したとされる日大前監督にも、育ててくれた、親、家族があったはずなのですが。

 

簡単なようで難しく、答えもなく、同じ考えもなく、結果論かもしれませんけれどね。
(注**あくまで、私の親論です。
「いやいや、一つのことでトップが一番、そのためには、他のことは捨ててもいい」
と思われる親、家族も、中にはいらっしゃるでしょうから。)

 

確実に言えること。
生まれたベビーの心は、真っ白です。

 

eri.hosoda