月別アーカイブ: 2007年11月

ラブレター

少し前に、院長はラブレターをもらった。
お相手は、通っておられる患者様と一緒に来ているちびっ子から。
今回が、初めてではない。
いろんな子供たちから、「先生に・・」と手紙や絵をもらっている。
女の子に限らず、男の子からも・・。
3才から小学生低学年の子供まで。
「先生の顔」といって、グルグル丸を描いてある絵。
家にあるシールを貼り並べて、先生に・・とくれる女の子。
「無事赤ちゃんを出産を終えたので、クリニックに行くことがない、と、上の子に説明したら、先生に手紙書くというので書きました・・」と、幼稚園のお兄ちゃんから『せんせい、いつもシールありがとう』という内容の手紙が送られてきたり。
子供ってすごい。
診察室には、子供たちが入ってきて、退屈しないように、院長がいくつかのオモチャを用意してある。
座っている椅子からは、小さな子供たちには、見えないはずの高さの棚においてあるのに、あそこにあるオモチャをとって欲しいとせがむ。
しかも、赤い車と・・青い車と・・ショベルカーと・・バスも・・、と前回に来たときに出してもらったおもちゃを覚えている子もいる。
診察の机の上においてあるカンカンには、何が入っているカンカンなのか、よく知っている(すでに、知られていると思うが、たくさんのシールが入っているのだ)
こちらから、「シール1つ選んでいいよ」と言うこともあるが、診察室に入るや否や「ね~シール~」とカンカンを指差している子たちもいる。
業務でバタバタして、「シールあげるね」と言えなかったら、帰り際になぜか駄々をこねるちびっ子もいる。よく聞いてみると、シールをもらっていないのに、先生にバイバイと言われたから・・。

お産は、ご主人の立会い、上のお子さんの立会いも希望があれば行っている。
でも、決して、お産の場にいることだけが立会いである、と形だけが先走りするのではなく、そこまでの過程も大切にして、お産の場にいることが自然な形であることが望ましいと思う。お産だけを見る、というのではなく、みんなでお産をする、というシチュエーションが立会いであろう。
だから、お母さんが赤ちゃんを産むために通っているところの先生が、いっしょについてくる子供たちにとって、シールをくれるおじさん?だったり、お手紙書きたい、と言ってもらえる対象であることはすごくうれしいことだ。
まだ、一緒についてこられるご主人からはラブレターはない。ない、とは思うが、あったら、1番にこの場で報告しなければ・・・・(笑)
                                 eri.hosoda