細田クリニックのひとりごと

202

このブログ、202回目のエントリー。
最初の頃は、一週間に1回は書き込んでいましたが、だんだんと2週間に1回くらいのペースになってしまいました。
書く内容は、山のようにあります。
でも、公共のスペースなので、許可のない個人的なことは制限されてしまうし、
私の偏った個人的意見も控えないといけないし・・・。
で、こんなペースになりました。
でも、回数にすると202回目。
それなりに、私の変化も、クリニックの変化も、言葉で表現しなくても、その奥に感じます。
最近は、めっきり臨床から離れています。
年齢的にも、体調的にも、昼も夜も・・というわけにはいきません。
開業して数年間は、夜は徹夜して、昼はそのまま外来して、お昼からは経理や書類などを整理して銀行や郵便局へ走って、ハローワークや公的役所に走って、業者と会って・・、また夜も起きて・・。
1週間に20時間しか寝てないときもありました。
今だから言えますが、48時間お風呂も入らず、その白衣のまま、ってこともありました。ごめんなさい、の暴露です。
それでも、やってこれたのは、すごくスタッフのみんなが助けてくれていたこと。家族を犠牲にできたから。
そして、私自身、今よりは若かったこと。
極端な考えとしては、パソコンや携帯がなかったら、家族はバラバラだったかもしれません。
家に帰れなくとも、息子に「今日、帰れへん。何か食べといて・・」というメールや電話だけは必ずしました。
昼間連絡できない業者にも、夜中にメールをすることで救われました。

こうして過ぎてきました。

最近は、臨床に私の出番はあまりありません。
でも、忙しい時や緊急事態に、ヘルプする立場は時間がある限り、やろうと思います。
数日前に起こった話。真夜中のヘルプです。「えりこさん、来て下さい。」その一言だけの電話。2分後には‘パジャマ‘でかつ家の‘つっかけ‘で駆けつけた私。
そのとき、お産の立会いでいらっしゃったお父さんに(何度か細田で、お産されていて、お父さんとも顔見知りになっていたため)「〇〇さん、こんな格好でごめんなさいね!」とお詫びしました。その時のお父さん、「いやぁ、真夜中なのに忙しいんですね」と笑って、フォローしてくださいましたけど・・。
スタッフいわく「えりこさん!あれは人前に出たら、いけないくらいの格好でしたよ。緊急事態だから、いいですけど・・」と、後でお腹を抱えるくらい大爆笑でした。
あとは・・。
5年経つと、全体に事務的なことや経理が増えましたが、時間に余裕を持ってできること。←今でも、どんくさいですけど。
スタッフのみんなとしゃべる時間があること。←前からうるさいくらいしゃべりかけてましたけどね。
イライラしなくなりました(笑)←100%ではないですけど、かなり穏やかになったのではないかな・・と自己分析・・。
家でご飯作って食べることが断然増えました←過去、私が時間ない分(しない分)、家族はめいめいに過ごしていました。だから、院長は、私より家事一般がスムーズです。子供は、人間として、最低ラインの生きていく術を自然に学んでくれたと思います。やらざるをいけない状況だったのですけど。

この202回目のブログ。
これからも、地道に記録し、また、どこかで振り返って、クリニックの変化、自分の変化、スタッフのやさしさ、家族の成長を感じてみたいです。
(本当は、200回目で振り返ろう、と思ってましたが、通り過ぎてました。間抜け・・)
eri.hosoda