細田クリニックのひとりごと

2008年もお願いします

あと2時間半で2007年を終えて、2008年を迎える。
今、ほっと一息つき、紅白をチラッと聞きながら、年越しそばの準備ができることがこの上ない幸せを感じる。
大きな問題もなく、200人以上の赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたこと、その赤ちゃんのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにお会いできたことは、きっと、目に見えないけれど、私の生きていく上での糧になっているはず。感謝、感謝である。逆に、どれだけ周りの方に還元できているかは、自信がないが・・。
今年の日本は、家族であっても殺し合い、見知らぬ人が突然銃を発射したり・・・など、思いもよらない事件が多くあった。
私の身近では幸いこのような事故、事件はないが、決して他人事ではない距離まで来ているような気がする。
怖い、という思いは強くなりつつある。
かといって、不安ばかり持って生きていくわけにはいかない。
人間は生きていくには、絶対一人では無理。それなら、人に感謝して、人を信じて生きていく方が不安は少なくなるはず。今の私は、まだまだ、感謝は足らないのかもしれない。
この1年、来ていただいた患者さま、妊婦さまはもちろんのこと、私たちを一番理解してくれて、いっしょに乗り越えてくれたスタッフ、そして、いつも励ましてくれた昔からの友達、感謝しているし、ありがたくて・・、大好きだ。もちろん、夕飯や朝ごはんが作れない日があっても、文句も言わずに、過ごしてくれた主人、子ども達にはもちろん、常々、ありがとう、と思っている。(あんまり口には出さないが・・)
来年も、今年以上に忙しくなりそうだ。
ハラハラするお産もあることであろう。2晩3晩家に帰れない日もあるだろう。
体が3つ欲しい、と思うこともあるだろう。
でも、元気に退院されていくお母さんと赤ちゃんの笑顔を見ることが仕事。
へこたれず、月並みな言葉だが、がんばっていこうと思う。
もちろん、二人四脚で・・・。


2008年もどうかよろしくお願いします。 
                          eri.hosoda