細田クリニックのひとりごと

ゴールデンウイーク

今日のニュースは、トップに、高速道路の渋滞や出国ラッシュ・帰国ラッシュの成田空港や関西空港が出てきていた。
私は、なんで、こんなに渋滞の中、移動するのかな?とか、一番旅行代金が高い連休に海外旅行いくのかな?とテレビに向かって投げかけている。
私たちは、遠出しようとは全く考えもしていない。せっかくのリフレッシュなのに渋滞もいやだ。それに、お産は365日あるわけだし、救急の患者様も来られる。すぐクリニックに向かえる範囲の行動になる。
でも、有効に使いたかった。
そこで、以前友人から聞いていたのだが、桂川に沿って、自転車歩道があることを思い出し、行ってみることにした。
自転車なら、クリニックから呼び出しがあっても、渋滞を気にすることなく数分で駆けつけることができる。
目標、渡月橋。20分でたどり着いた。
行く道中、河原では若者や家族連れがバーベキューをしている。いい匂いを横に二人で「来年バーベキューしようか」
ちょっとした広場では、バトミントンやテニスをするファミリー。「今度テニスしようか」
カップルや熟年夫婦がシートをひいてお弁当を広げている。「秋にこようか」
桂川沿いの住宅街は大きな立派なおしゃれな家がたくさんある。「こんなお家いいなあ」さすがに、「今度こんなお家建てようか」とは口に出来なかった。
そんな、たわいもない話をしながら、渡月橋に着いた。
そこは、さすがに観光地の極めつけ。人、人、人、人・・・・・・・・。
渡月橋が重さで落ちるのではないか?と思うくらいすごい人。
観光気分に浸れてうれしかった。何年かぶりに、大の大人がソフトクリームを食べて帰ってきた。
子供たちは、クラブだの、友達と遊ぶだの、自分たちの世界が広がってきていて、連休だからと言って、親についてくる年ではなくなってきた。
でも、クリニックでは家族が増える喜びがあり、二人の生活から三人へ、三人から四人へ、膨らんでいく。
でも、自分もそうであったように、子供はいつか今の家族以外の世界を大切にしていく。それは、うれしいことだし、当たり前であろう。
だから、思った。
子供は親離れしていく。でも、妻は夫離れは出来ない。だから、ずっと二人で仲良く?出かけられるよう今からはもっと楽しく過ごそう。
ん?誤解されないように・・・・。今も充分楽しく過ごしている。
                     eri.hosoda