細田クリニックのひとりごと

3才

今日12月5日はクリニックの誕生日。
今日で3回目の誕生日を迎えたわけなので、3才。
長いように思うこともあるが、改めて考えてみると、あっという間の3年間というのが本音。
たくさんの赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたこと。
恵まれたスタッフで3才を迎えられたこと。
たくさんのことを教えてもらい、たくさん勉強したこと。
細田クリニックという名前が、少しずつ地域に根付いてきてくれたこと。
どれも、無事、3才を迎えられたことに感謝しなくてはいけない。
5才の誕生日、10才の誕生日、クリニックが存在する以上は、無事に迎えられることを祈りつつ、日々過ごしていくことを誓う。

産科医療はこの先、どうなるか、わからない。
世間の動きだけでなく、いいお産を援助する院長、スタッフの思いも。
もちろん産科を辞めることなど、考えていないが、もし、院長が辞めなくてはいけない状態(たとえば、病気や動けない状態)ともなれば、有無も言わず閉院。
患者様、妊婦様が誰も来られなくなるほど、やばい産科(笑)になれば、閉院。(←そんなことならないようにスタッフみんな自信はあるが、これだけは、患者さんや妊婦さんが決められることだし(笑)・・)
そんなことがない限り、お産をやり続けるであろう。やる以上、あらゆるパワーと自信、判断力、体力、など、どれもパワフル状態でいなくてはいけない。その一つでも欠けたら、産科をやれない。というか、やるべきではない。
「細田クリニックがいいよ」と言われ、やすらぎ・安心・安全・信頼を感じて来ていただける、ポリシーを守り続けていこうと思う。
その信念が続く限り産科医であり続けると思うが、ほんの少しでも、何かが欠けたら、細田クリニックの終りだ。それは、院長の考え。
気力があっても、体力がなければ絶対無理。一晩二晩徹夜できなければ、もう、無理。それに伴って、判断力が落ちれば、命を預かる者として、失格。
逆に、体力はあっても、油断や隙が心にできれば、患者さんは来てくださらない。
院長自身は、いつかは訪れる加齢を考えると、フェードアウトしなくては、と常々思っている。
それはまだまだ先であるが、(ん?ある意味すぐそこかも・・)その時期が来るまで、今の思いで居続けられるまで
細田クリニックをやり続けるでしょう。
そして、5才のクリニックでは、さらにたくさんの赤ちゃんを無事に迎えることができ、今まで以上に立ち寄りやすい、気楽な産科でありたい。
           eri.hosoda