細田クリニックのひとりごと

2020年

日曜日の朝は2020年のTOKYOオリンピック開催の決定で盛り上がりました。
少し前まで、あまり興味もなく、福島の汚染水問題が世界中で大きく取りあげられているから、無理だろう・・と思っていました。
でも、プレゼンを見る限り、日本人らしくない世界に訴えかけるアピールを前面に出して、東京が勝利。
素人から見ても、すてきなプレゼンで、まったく畑違いの産婦人科であっても、学ぶことは山のようにあったと思います。
たまたま、朝の5時台に、出産があったので、院長も私も発表直前には目が覚めていたので、リアルにその瞬間を見ることができました。

訴えかける・・ということの基本を学びました。
一つのことをみんなでゴールとするチームワーク・・を学びました。
人としての明るさ・・を学びました。
必死さ・・を学びました。
人に訴えるための言葉の選択・・を学びました。
そして、実際、アスリートではないので、オリンピックの中身に期待することより、7年後の自分、7年後の家族、7年後の細田クリニック、などなどを想像してしまうばかり。
今、生まれたベビーちゃんは、小学生です。
おむつを替えてあげたベビーちゃんが、そこまで成長するのです。
もちろん、院長もスタッフも私も、みんな、7才年をとっているのです。
いろんなことが、変化しているはずです。想像もできない出来事も体験しているはずです。
好いこともたくさんあるだろうし、もちろん、つらいこと、悲しいこともあるだろう7年間でしょう。
試合そのものは、国内なので、もちろん時差がなく、仕事中であり、リアルタイムで観戦できないのがやや残念ですが、いろんなことをひっくるめて、この7年間の体験を楽しみにしたいものです。

このプレゼンで猪瀬東京都知事ががんばっておられました。
報道もされていますが、東京開催決定の9月7日は、猪瀬知事の亡くなられた奥様の四十九日だったようです。
奥様が亡くなられて四十九日しか経っていない中、日本にオリンピックを誘致するために全力を注ぐパワー。
その底知れぬ力と笑顔に感動しました。
知事という立場や政治のことはよくわかりませんが、自分自身を厳しく激しく奮い立たせたであろう行動に敬意を感じました。
自分の職務を全うする姿、マネこそできないでしょうが、社会人として一人の責任ある大人として理想であると思います。

たくさんの刺激があった2020年オリンピック開催決定。
先に書いたように、いろんなことがある7年間に期待します。
今日も、3月に出産した元スタッフ二人が顔を見せてくれました。細田クリニックで出産してくれているので、生まれた時から知っています。もう、歯も生えていました。重くなっていました。散髪もしたって(笑)。二人ともパパそっくりで。目が合うとニコッと笑ってくれます。二人を交合に抱っこ。
こんな時間が、大きな疲れを癒してくれます。
こうして、これから先も7年過ぎていくのかなあ・・と思いました。
eri.hosoda