細田クリニックのひとりごと

1才になりました

12月5日。
今日で細田クリニックはちょうど1才になりました。
去年の外来初日は、15人の患者さまだったのにアタフタしてすごく大変だった記憶があります。今は毎日4~50人以上の患者さまが来られていますが、大きなトラブルもなく、月曜日から土曜日まで終えることが出来ています。
何より院長が、月曜日から土曜日まで一人で午前診と夜診、そして、365日夜の対応やお産も一人でこなせる気力と体力のパワーがあったことが救いです。私は何度気力と体力でダウンしたことか・・。
この1年、私は、すごく早く感じます。
もう、1年経ったのか・・という思いが強いです。
この1年の充実度は、私自身は、5年分、10年分くらいの濃くて深い内容であったと思います。
この年になって、学生時代の受験勉強より、たくさんのことを知る必要があり学びました。たとえば、お金の動きや、いろんな税金のこと、法律や労働基準法など今まで全く無知だったことをたくさん知りました。恥ずかしながら、世の中の仕組みまで改めて知りました。
そして、学生から社会人になったときの戸惑いと同じくらい、人と人の大切さを痛感しました。
たとえば、各業者さんとのやり取りの中で物品の選定や値段の交渉を進めていくことの難しさ、また、スタッフとの関わり方、本当にたくさんのことを学ばせてもらい教えていただきました。その中で、いつも励ましてくれたスタッフや全国にいる友人に心底感謝しています。
それから、婦人科の患者さまやお産をしていただいた方に、出会えたことのうれしさと喜びも感じます。中でも、開院して最初の何ヶ月は月に2~3人の出産でしたが、この1年で約90人の赤ちゃんが誕生しました。そのいろんなご家族やご夫婦に出会えたこと、そして、いろんな事を考えさせてくれたことにも感謝です。
そして、この1年でお産をされた方が再びおめでたで妊婦健診に来ていただいているということはさらにうれしいことです。
これから先の生きていく中で一生忘れない、そして、一生大切にしていかなくてはならないこの1年。
さらに、1年後、どんな思いでいることでしょうか。
どんな、クリニックになっていることでしょうか。
今よりもっともっと笑っていられる日々が増えていることを想像しながら、そして、助けてもらっている人々に感謝することを忘れることなく、明日を迎えたいと思います。
この1年、院長の妻として、経営者として、助産師として、主婦として、母として、嫁として、100点満点中、まだまだ赤点であることは間違いなし。
来年は、合格点取れるようさらに、もっともっと頭を回転させて、体を犠牲にしてがんばることが目標です。
               eri.hosoda