細田クリニックのひとりごと

豪雨

すごい雨・・
ここ数年、ゲリラ豪雨という言葉ができたくらい、一瞬にしてとてつもない雨の攻撃を受ける。
昨日も、数メートル先が見えないくらい、空全部からバケツひっくり返したように豪雨が襲った。ここ数日、1日何回かこんな雨が降る。降るって感じではなく、襲ってくるような雨。
桂川は、散歩道も吸い込まれそうな濁流になっていた。
クリニックの横の天神川も、普段は、川というより溝のような雰囲気を持つ川だけれど、「うわ~。川やったんだ・・。」と思える濁流が土手の半ばにある草を投げ倒しながら流れていた。
天神川のそばに10年以上住んでいるスタッフが「こんなの初めて!」と驚いていた。
テレビでも、行方不明者や土砂災害、避難勧告のニュースばかりだ。
他の番組を見ていても、ピピ・・という音で、地域の警報発令の情報がテロップで流れる。
昔も、豪雨はあった。夏の夕方に、今まで晴れていたのに・・と思いきや、暗くなってきて、入道雲がドンドン大きくなって、夕立が来る、そして、数分大雨が降ったと思うと、カラっと晴れて、また蝉の声が聞こえてくる。
カミナリがなって、一瞬停電になり・・。(←古いけど、子どものころは、本当にしょっちゅう停電ありました。)
そういうカミナリや停電が怖かったけれど、昨今の豪雨は、そんな風情のある夕立とは、また別のもの。生活や命まで奪ってしまうほどの勢いだ。
こんなにいろんなことが発展して、便利になって来ている今の時代にでも、自然を侮れない。
豪雨は今の人間の力では、消すことはできない。何十年先、何百年先には、その豪雨を持つ雲を消すことが出来るのかもしれないけど・・。
しいて言えば、現代では、予測は発達しているから、その予測をしっかりキャッチして、用心することはできるはず。
ニュースの内容は他所の事、京都市内は大丈夫・・と思わず、常に用心だ・・。
eri.hosoda