細田クリニックのひとりごと

人と人

私のいきつけの美容室。
4~5年前から行きだし、今でもその美容室しか行っていない。
そこは、不思議な美容室なのだ。
いわゆる、散髪屋ではなく美容室なのに、男性客が他の美容室より多いこと。
それに、孫が高校生ってくらいのおばあさんも多い。かといって、普通のギャルもいる。茶髪にカラーリングしている大学生らしき人、縮毛矯正している主婦・・・・。
街のあちこちの美容室を覗いてみても、こんなに、いろんな人が来ている美容室は見たことがない。
別に超おしゃれな最新のお店ではない。(店長さん、ごめんなさい)
なのに、なぜ、いろんな人が集まってくるのか・・。
それは、人柄なのであろう。
店長さん(私はマスターと呼んでるが)は、本当にいろんな人と話ができる。
男の人とは、車の話し、サッカーの話し。
おばあさんには、どこどこのお店の何がおいしい、って話。
主婦の人には、どこの学校はどんな特色があるか、って話し。
今話題になってるニュースや話題など、本当にドラえもんのように湧き出てくる。
だから、人が集まるのだろう。
美容室や散髪屋なんて、一角曲がれば、絶対と言っていいくらい1軒はある。
なのに、その美容室に遠くからでも来られる理由、いろんな人が自然に来られる理由、それは、人と人なんであろう。
マスターとお客さんの関係が、切る人と切られる人だけではないような気がする。
マスターがそうであるから、スタッフのお姉さんもそうだ。
だから、私は、この美容室が大好きだ。
産婦人科のクリニックは、どんな人でも来てください・・・というわけにはいかない。
でも、その美容室の大好きなところはお手本にしたい。
そんな中、院長自ら学んできたこと。それは、クリニック待合にも男性向き雑誌を並べてみよう、ということ。
そして、その雑誌だけは、なぜか、院長自ら本屋へ行き、買出しをしている。
                        eri.hosoda